好きがことひらく町「琴平」を経て
皆様こんにちは!メタクリエイターことすむてみです!
今回は、2025年下半期から関係を持ち始めた香川県琴平で行われた #琴平博覧会 について、私視点で話を進めていきたいと思います。

この記事を執筆している数日前に、琴平で展示されていた竹あかりを撤去で現地へ赴き一連の琴平博覧会が閉幕したところです。
私がこの取り組みに関わったきっかけから、そもそもどうしてこういったことが行われたのか、外の人間が内側に関わって分かる視点で執筆していきたいと思います。

琴平が抱える「課題」
香川県琴平では、金比羅山という海の神様を祭る観光資源があります。
★金毘羅山(こんぴらさん)とは、香川県琴平町にある象頭山(ぞうずさん)の通称で、海上安全や商売繁盛の神として信仰されてきた金刀比羅宮(ことひらぐう)の鎮座地です。江戸時代から庶民の参拝地として親しまれ、石段参道でも知られています。

この金毘羅山のおかげで、この地には年間200万人の観光客が訪れるというパワースポットとなっています。
それだけでも既にすごいことなのですが、この多くの観光客の方々に地域としてある課題に直面しています。それは・・
「日中に訪れ日帰りすること」
金毘羅山への参拝は、徒歩で1~3時間ほどでお参りすることができます。さらに、香川県は日本で最も面積が小さい都道府県であり、車などの交通手段で行き来しやすいという地域性があります。それゆえに日帰りで町を訪れる人が非常に多く、夜に来る人は非常に少ないという現状があります。
これ自体はいい面も、もちろんありますが琴平の方々としては「夜にも賑わいを創出したい」「地元に泊って観光してほしい」といった想いがありました。

実際に現地へ赴き、一連の琴平博覧会に関わっていく中で町に感じたこととして「平日なのに多くの観光客の方々の往来があること」そして「夜間に人通りと賑わいが少ない」ことは実際に感じました。これだけこの地を訪れる人が多いのであれば、日帰りで来るだけでなく丸1日以上楽しんで帰ってほしいという想いがあることが伝わりました。
「竹あかり」が作る新たな世界
そこで観光客の方々に夜に賑わいを与える施策として「竹あかり」がはじまりました。
◇琴平で竹あかりをプロデュースしてくれた「ちかけん」さんHP⇩
★竹あかりとは、竹に穴や模様を彫り、中に灯りを入れて幻想的な光の演出を楽しむアート・演出手法です。竹林整備で生じる竹を活用するため、環境配慮や地域資源の再活用としても注目されています。夜の空間をやさしく照らし、祭りや観光イベント、まちづくりの演出として各地で親しまれています。

この竹あかりというコンテンツは、全国に存在しこの琴平に限ったものではありません。他の地域ではこの幻想的で美しい竹あかりを見に来ることで観光地として成功している地域もあります。さらに地域の竹林を節度に伐採し管理するという面にも社会問題解決へ動いています。
竹あかりをこの金毘羅山道へ設置し、夜にもこの町に賑わいを創出しようという取り組みが始まりました。

「集められたノマドワーカー」と「地域通貨」
実際に竹あかりを創ろうという施策が始まり、取り組みが少し進み始めたころ、私 すむてみ に声がかかりました。私に声を掛けたのは バーチャルユーチューバーで活躍する ゆうぎりさん です。
私が呼ばれた時は、竹あかりをつくる工程において、切り出した竹を加工するといった段階でした。

私はここ数年VRSNSを舞台にメタクリエイターという肩書の元、様々コンテンツを作ってきていますが、もともとは建築を専門とするモノづくりをしている人です。竹あかりをつくるのもの使い慣れた工具を用いて作るもので、モノづくりからこのコンテンツの魅力までとても共感できるものでした。
そして、この時に集められた人たちは通称「ノマドワーカー」と呼ばれる人たち(又はそれに近い状態の人)が集められました。
★ノマドワーカーとは、特定のオフィスを持たず、パソコンやインターネットを活用して場所に縛られずに働く人のことです。自宅やカフェ、コワーキングスペース、旅先など様々な場所で仕事を行います。IT・デザイン・ライター・動画編集などの職種が多く、柔軟な働き方として注目されています。

琴平で進められている施策の一つに「地域通貨」そして「デジタル町民」というものがあります。これは、琴平に住んでいない人にも琴平をもっと身近にそして琴平に関わってくれた人にここでしかない価値をお礼として渡したいという考えの元進められていることです。
琴平の関係人口を増やそうという取り組みでもあります。
★関係人口とは、ある地域に住んではいないものの、観光以上に継続的・多様な形で関わる人々のことです。移住者でも定住者でもなく、仕事・イベント参加・地域活動・応援や情報発信などを通じて地域と関係を持ち、地域活性化の新たな担い手として注目されています。

この「竹あかりをつくる」という取り組みに協力することで、琴平の関係人口を増やしつつ、地域通貨によって価値交換を行うという取り組みも同時に実施しています。
具体的には、竹あかりをつくるという体験とお手伝い をすることで、宿泊費や交通費等の一部に地域通貨を使用できるというものです。

でもこの地域通貨には一つ重要な要素があります。それは、この地域で余っている資源つまり「空席」を使用するということです。
年間200万人が訪れるというこの町でも、平日には宿泊所や交通において「空席」が存在ます。この使われずに残ってしまった空席を地域通貨の価値として使用しようという取り組みということです。
でも、平日に琴平に訪れることができる人たちなんているのでしょうか?
そこで目を付けたのが「ノマドワーカー」ということです。
ノマドワーカーであれば日付や場所にこだわらず生活や仕事ができ、この竹あかりに呼び込める予知が多いにあるということです。実際に集まった人たちは皆様、様々な能力を活かし活躍している人たちでした。

このプロジェクトに大きく関わってくださっている「コトリ コワーキング&ホステル琴平」さんでは、宿泊所はもちろん、パソコン等を扱えるスペースもあり、十分に仕事をこなせる環境があります。
こういったノマドワーカーや地域通貨を上手く価値に変える施策がつながり、私がこのプロジェクトに関わるきっかけとなりました。
特技を新たな価値へ「バーチャル竹あかり」
この現地で実際に取り組みを進めてわかった「竹あかり」というコンテンツを、私が住むVRSNSでも広めようそして現地に行かなくても竹あかりづくりを体験させようという取り組みとして「バーチャル竹あかり」が始まりました。
私が最初に行ったのは、竹あかりの作り方を動画や資料にまとめ情報を整理することです。
実際に現地で行った資料や事前に貰っていた動画素材を元に竹あかりの作り方動画を作成しました。

次にこの工程を元にどのような体験をVRSNSを用いて実施するか考え実際に企画から開発まで通して製作しました。
バーチャル竹あかりコンテンツはVRSNSプラットフォームResonite(レゾナイト)を用い、製作には私ひとりだけでなく、Resoniteの仲間にも手伝ってもらいました。
◇VRSNSプラットフォーム「Resonite」とは⇩

そうしてできたのが、VR内で実際に工具を手に取って竹に穴を開けることができる「竹穴を開けるシステム」です。これを用い、YouTube配信にてリアルのユーザーとバーチャルの映像でzoomトークも行いました。
◇そのときの記事⇩
トークでは作られた竹あかりの世界やシステムについて話合い、バーチャルというものが新しい分野にひとつ踏み込んだと思いました。
私が関わっている【バーチャル竹あかり】は 53:25~1:07:36 にて紹介しています!
この琴平の取組を広げよ「ローカリンク」

様々プロジェクトが進んでいく中で「ローカリンク」というイベントが「コトリコワーキング&ホステル琴平」2025年10月4日に行われました。
このイベントについての詳細は記事を以前に書いているのでより詳細についてはそちらからご覧ください。
このローカリンクというイベントは、現地参加型のイベントとメタバース上、YouTube配信も含めオンラインからの参加もできるというイベントです。
内容は、この空席を使った地域通貨についてバーチャルユーチューバーのゆうぎりさんを筆頭にバス業界・航空業界の方、国の観光やデジタルに関わる方などをお呼びし、トークセッションを配信しました。

現地では、このトーク配信とは別に私も現地スタッフとしてVR体験とバーチャル竹あかりワークショップを展開し子供達にVRの面白さや竹あかりというコンテンツに関わるブースを出していました。

「ちょっぱや!バーチャル竹あかり!」
そしてその約1か月後ついに、琴平ではない、全く違う世界「メタバース」の中で初めて琴平博覧会のイベント「ちょっぱや!バーチャル竹あかり!」が開催されます。
より具体的なイベント詳細については過去に記事を書いているのでそちらをご覧ください。
この「ちょっぱや!バーチャル竹あかり!」では、主に2つのコンテンツが同時に展開されました。
一つ目は「ちょっぱや」です!
★ちょっぱやとは、VRSNSプラットフォームResoniteで行わるイベントで短時間(2~5時間くらい)でメタバースワールドを複数人で同時に作って、ワールドを公開しようという遊びです。

前項で紹介した「竹穴を開けるシステム」を用い、Resoniteに集まってもらったVRユーザーのみんなに竹あかりをつくってもらいつつ、竹藪の中に神社があるワールドを作っていくイベントです。
実際に私のフレンドのみんなや関わっている方々が参加し、VR内でも竹あかりをつくる光景が広がりました。

二つ目は「琴平オンライントーク」です!
このイベントはちょっぱやと同時に「竹あかり」や「琴平」について関わっているリアルの人たちのオンライントークがYouTube配信にて行われました。
配信では実際にこの竹あかりをつくることをプロデュースしている「ちかけん」の方々やバーチャルユーチューバーのゆうぎりさん、そして琴平に実際に住んでいる方々が出演しオンライントークを行いました。

トークの内容はイベントと同時進行だったので細かくは聞けていませんがこの記事に書かれているような内容について話していたと思います。
琴平の夜に賑わいを「竹あかり」
そしてついに、竹あかりが様々な人たちと関わって琴平の夜の街に展示されました。
私は現地への設置作業と点灯式には行けませんでしたが、数か月展示された竹あかりの撤去に加わりました。

撮影したものは展示最終日の竹あかり様子です。
せっかく関わったので見に行こうと思っていたら最終日になってしまいました。
実施された結果、夜の賑わいの創出につながったかどうかは現地に長く滞在したわけではないのでわかりませんでしたが、このプロジェクトを進めた琴平の方々、そして現地で商売を営む皆様、オンラインで関わったユーザーとお話しすると一定の成果が得られたのではないかと思います。

まとめ
2025年の下半期、約6ヶ月の間に琴平を3度訪れ、2回のオンラインイベントに携わりました。地元島根での生活や東京での多忙な日々を経て、今ではこの琴平に「第三の故郷」のような郷土愛を抱いています。
地元でも「郷土愛」をテーマにした事業に関わることがありますが、生まれ育った場所以外でこうした感情が芽生えるのは、その土地が持つ地域性や、人々の温かい関わりがあってこそだと改めて実感しました。
これからも微力ながら自身の強みを活かし、琴平、そしてメタバースというそれぞれの地域・世界をより面白くしていきたいと思います!

リンクいろいろ
すむてみさん、ありがとうございました🥰琴平にVRという概念を連れてきてくれて、ワクワクしています✨
— 琴平デジタル町民 (@kotohiradigital) December 26, 2025
またの帰省をお待ちしてます♪ https://t.co/OilWT71LMN
琴平山博覧会 閉幕のご挨拶
— 琴平山博覧会@12/25閉幕ありがとうございました! (@kotohiraart) December 26, 2025
2025年秋、約150年前の明治6年に開催された #琴平山博覧会 の精神を現代のアートで再起動させた本プロジェクトは、おかげさまで全会期を終了し、無事に幕を閉じることができました。
👉ご挨拶全文は公式WEBサイトでご覧いただけますと幸いです。https://t.co/bOVEFtYjte pic.twitter.com/5AmptoGuOZ
香川県琴平町
— ゆうぎり@スキマ時間で稼げる姫💓育成専門家 (@oiran_yugiri) December 25, 2025
100万人DAOでお手伝いした
竹あかりプロジェクト
無事撤収まで完了し、展示終了しました!!✨️
バーチャル、リアルの垣根を越えて
共に地域の今を照らした思い出は宝物
関わった全ての人に感謝✨️#琴平山博覧会 pic.twitter.com/D2ngN0VxvQ
🎋子どもたちの「好き」が、町を灯す✨
— 琴平山博覧会@12/25閉幕ありがとうございました! (@kotohiraart) December 19, 2025
琴平・榎井・象郷小の全校児童とつくった竹あかり作品を展示します。
📍JR琴平駅 12/19〜23
📍金陵の郷 12/24 点灯展示🎄
未来へつながる希望のあかりを、見に来てください🎵#琴平山博覧会 #琴平まんのう竹あかり #chikaken pic.twitter.com/UP5Vu8wLso
その他リンク
製作物ギャラリー【3DKOBO HP】
Gallery | 3Dkobo

このディスコードサーバーでは主に私の活動に対する告知やイベント開催時の通知、そしてそれから始まるコミュニティ運営を行います!
【プロフィール】
オンライン活動名 すむてみ ( Sumutemi )
リアルネーム 畑岡 聡 ( hataoka satoru )
販売ショップ名 3DKOBO
肩書 メタクリエイター
性別 男

VRChat・ResoniteなどVRSNSを舞台に、3Dモデリングやイベント主催を行うメタバースのものづくりや文化を作るメタクリエイター。
3Dプリンターを活用し、コスプレ製作、オリジナルフィギュア、サバイバルゲーム用パーツの制作など、リアルとバーチャルをつなぐクリエイティブ活動に取り組んでいます。
