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今日のごはんのCO₂①「今日のごはんのCO₂」を考える理由

SuMPOマーケティング事業室 note編集部

第1回 今日のごはんのCO₂ 
ー 食からはじまるカーボンニュートラル ―


皆さん、今日のランチのCO₂排出量は、どれくらいでしょうか。

ハンバーグ定食なのか、カレーライスなのか。
それとも野菜中心のメニューなのか。

実は、料理によってCO₂排出量は大きく変わります。

私たちは毎日、「今日のごはん」を選んでいます。
その一食が、実は地球環境ともつながっているとしたらどうでしょうか。

朝食、昼食、夕食。
外食やコンビニ、社員食堂や学食など、食事の場面はさまざまですが、その選択は日々繰り返されています。

一方で、近年「カーボンニュートラル」という言葉を耳にする機会が増えました。
企業の脱炭素経営、再生可能エネルギー、EVなど、社会全体でCO₂排出量を減らしていく取り組みが進められています。

しかし、こうした議論の多くは、企業や産業の側から語られることが多く、生活者の行動と直接結びついた形では語られていないことも少なくありません。

本当に社会を変えていくためには、企業だけでなく、生活の中の選択も少しずつ変わっていく必要があります。
その一つが「食」です。

実は、私たちが食べている料理には、それぞれCO₂排出量があります。
食材の生産、輸送、加工、調理などの過程で、温室効果ガスが排出されているからです。
ところが、日々の食事の中でそれを意識する機会はほとんどありません。


カロリーは見えても、CO₂は見えない。

これが、食と環境の距離を遠くしている一因でもあります。

そこでSuMPOでは、生活の中でCO₂を実感できる仕組みとして、生活者行動変容支援サービスの開発を進めています。
その中核となる取り組みが、食品関連データを活用し、料理や食事のCO₂排出量を算定・可視化する仕組みです。

この仕組みでは、食材の生産や加工などのライフサイクルにおける環境負荷データをもとに、料理やメニュー単位でCO₂排出量を算定することができます。
さらに、食材の選び方やメニュー構成を変えることで、どの程度CO₂削減につながるのかも示すことが可能です。

人間の健康の指標として「カロリー」があるように、
地球の健康の指標として「CO₂」を身近に感じてもらう。

SuMPOでは、こうした考え方を
「炭素版カロリー」というコンセプトで提案しています。

炭素版カロリーという指標

たとえば、同じ料理でも、食材の組み合わせによってCO₂排出量は大きく変わります。
こうした違いが見えるようになると、食の選択にも新しい視点が生まれます。
この取り組みは、単なる情報提供にとどまりません。
社員食堂、大学の学食、イベント、アプリなど、さまざまな場面で社会実証が始まっています。

このコラム「今日のごはんのCO₂」では、

・なぜ食のCO₂を見える化するのか
・その算定の仕組み
・社員食堂や大学などでの実践事例

などを紹介しながら、食からはじまるカーボンニュートラルの可能性を探っていきます。

まずは、「今日のごはん」から。

食を通じて、地球の健康を考える新しい視点をお届けしていきます。

※本コラムでは、温室効果ガス排出量(CO₂換算)を、便宜上「CO₂」と表記しています。


📖 連載:今日のごはんのCO₂

食事の選択が、環境と社会をどう変えるのか。
社員食堂・大学・企業の事例を通じて、「食×カーボンニュートラル」の可能性を探るシリーズです。

※本マガジンは、SuMPOマーケティング事業室 note編集部が企画・編集しています。

【問い合わせ先】
一般社団法人サステナブル経営推進機構
経営企画本部 マーケティング事業部 マーケティング事業室
pr@sumpo.or.jp