がんと宣告された日に読んでほしかった。 / 外科医が患者には絶対に言えなかったこと。
― 1万人以上の生死を見届けた医師が 今だからこそ書けること ―
「先生、まだ治りますか」
診察室の椅子に座る患者に、私は何度この問いを向けられただろう。 その度に私は、カルテを見ながら「標準治療」という名の答えを返し続けていました。
某大学病院の消化器外科には15年勤めた。
メスを握り、放射線の照射を指示し、
抗がん剤のオーダーを出し続けた日々。
「切る・焼く・打つ」。
それが私の、そして医師としての
「正義」でした。
だが1万人を超える患者の告知と、
その最期に立ち会い続けるうちに、
私はある違和感を無視できなくなっていった。
治療に従順な患者ほど、逝くのが早い。
治療を「ほどほどに」流す患者ほど、
案外長く生きている。
これは単なる印象論ではありません。
私が長年、目の前の現実から学び続けたことを皆さんに発信しています。
この内容は
がんと診断された方
のみへのお話ではありません。
むしろ
・将来の健康が不安な方
・健康意識の高い方
・医療との付き合い方を考えたい方
にこそ知っておいてほしい話です。
少し強い口調で書いている部分もあります。
それは、不安を煽りたいからではありません。
実際の現場で
「もっと早く知っていれば
違ったかもしれない」
そう感じる場面を、
何度も見てきたからです。
「病気になってから知る人」が
あまりに多いこと。
その前に知っておいて欲しいことを、
できるだけ整理しました。
※現代の医療に鋭いメスを入れる内容です。
大学病院の「構造的矛盾」
「国立病院なら安心や。
賢い先生ばっかりやからね!」
診察室でそう言って椅子に腰掛ける高齢の
患者、私は何人見てきたかわからない。
信頼してもらえることは、
医師として嬉しい。 だが同時に、
その分厚くて重い信頼の重さたちが
私を苦しめた。
セカンドオピニオンをせず、
主治医に「お任せします」の状態で治療を続けた患者の6割が、
5年以内にがんが要因で亡くなっている。
これが私の記憶にある、現実の数字です。
ではなぜそうなるのか。
構造から見ていこう。
国立大学病院が法人化されて24年。
国からの運営費交付金は年々削減され、
国立大学病院の約8割が赤字経営に陥っている
(TBSNewsDig )
ここで一つ、単純な問いを立てよう。
赤字の病院は、
どうやって経営を成り立たせるの?
答えは一つ。「治療で稼ぐ」しか道はない。
2024年、外来の診察時間は、平均3分。
(※厚生労働省調べ)
平均3分で、一人の人間と向き合って
「生存戦略」を組み立てることなど、
不可能に近いです。
そのためにガイドラインがあります。
でもそのガイドラインに沿った治療が
あなたにとっても最適なのか?
人
の数だけ、治療の手段もあるべきと私良いのだが。それは難しいのが現状だった。
現実は「ガイドラインに沿った治療」
を淡々と患者さんに提示、治療を進めてきた。
第1章「切る・焼く・打つ」が治癒ではない事実
誤解してほしくないが、
私は標準治療を否定するわけではない。
手術が必要なケース、
放射線が有効なケース、
抗がん剤で症状が和らぐケース
それぞれ確かに存在する。
問題なのは
「それだけで治る」という思考停止です。
整理しましょう。
▍ 切る(外科手術)
腫瘍を物理的に取り除くことはできる。
だがそれはあくまで「結果」の除去です。
「がんが生まれやすい体の状態(がん体質)」
という身体は、手術では書き換えられない。
再発率が示すのはそこの隙間をどう埋めるかにかかっている。
▍ 焼く(放射線療法)
局所への効果は期待できる。
しかし、放射線はがん細胞だけを選ばない。
がんと闘うはずの免疫システムにもダメージを与える。防衛システムが崩壊した状態では、
局所を叩く意味が薄れてしまう。
▍ (抗がん剤)
※ここが最も慎重に考えてほしい部分。
乳がん・卵巣がん・骨髄腫への抗がん剤は
「病気の進行を遅らせる」効果が期待できる
という意味での「効果あり」であり、
治癒をもたらすケースは極めて限られる。
患者数が多い胃がん・大腸がん・
肺がんに、至っては、有効率は低く
「一部の患者で症状が和らぐ」
水準のままなのは確か。
病気の進行を遅らせる=
人間本来の体の仕組みも弱らせてしまいます。
人間の髪が簡単に無くなってしまう、
そんな人間のあらゆる細胞を逆撫でするような
「劇薬」 が果たしてあなたにとって
良いものなのでしょうか。
ここまでにしておきます。
がん患者一人あたりの医療費は、
(ここでは消化器がんを例)
発症から死亡までの平均5年間では
約2,000万円とされる。
大手製薬会社T製薬のがん領域の売上が
年間1,400億円超という数字も存在する。
世界のがん治療市場は、
今や15兆円を超える巨大市場化している。
某T製薬をはじめとするメガファーマ
(巨大製薬企業)にとって、
がんは「治すべき病気」である以上に、
「拡大し続ける成長市場」でしかない。
あなたはそんな「ドル箱ビジネス」の渦中に
何も知らずに放り出されたいですか?
利権の話をしたいのではありません。
ただ、「治療の選択」が純粋に
医学的判断だけで行われているわけではない、という構造は知っておく必要がある。
ということです。
僕が本当にやりたかったこと。
大学病院の医師として、やり残したこと。
病院の外で、あなたと
もっとゆっくり話すこと。
長年、診察室出ていく患者の背中を
見るたびに、そう思い続けてきた。
あなたに同じような目に遭ってほしくない。
この記事は、その「50分の対話」を
できる限り文字にしたものです。
最後に言います。
私の経験・技術・知見は、
大学病院 消化器外科専門医として
1万人以上の患者の告知と最期に立ち会い、
生き延びた人と逝った人の違いを
見続けてきた経験から導き出したものです。
・健康だけど今から予防したい方へ。
・標準治療を最大化させたい方。
・情報が多すぎて、何が本当か分からない方。
全ての方に見てもらいたいです。
この記事は決して高くない。
むしろあなたの人生で
最も強力な身体への
自己投資のひとつだと、
私は確信しています。
✦ この先に書いたこと
この先では、医師としての15年の臨床経験と
退職後の独自研究・事例収集から辿り着いた「がんと賢く生きるための具体的な生存戦略」
をまとめています。
標準治療を
「やめろ」と言いません。
むしろ、
標準治療と「何を組み合わせるか」が
以後生活の質と時間の流れを大きく変える。
そう確信しています。
あなたの命の主導権は、
あなたが持つべきです。
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