毎年BBQで失敗する人が、知らないこと。
夏になるとBBQで必ず見る光景がある。
炭に火がつかなくて、
みんなで団扇で仰ぎ続けている。
30分経っても火がつかない。
お腹は減っている。
誰かがしびれを切らして、
着火剤を大量に投入する。
なぜそうなるのか。
火の基本を知らないからだ。
焼き鳥屋は毎日炭火と向き合っている。
その現場で培った、
正しい火の起こし方を伝授する。
よくある間違い
BBQでよく見る光景がある。
卓上コンロや着火剤で火をつけた炭を下に置いて、
その上に新しい炭を積み上げている。
これが間違いだ。
熱は下から上に向かって上がっていく。
料理でコンロの火が下にあるのと同じ感覚で、
熱源を下に置けば上の炭が温まると思いがちだ。
でも炭の場合は違う。
コンロと違い、炭の熱源は小さい。
周囲を冷たい炭に囲まれると、
熱は上に届く前に吸われて消えてしまう。
小さな熱源で着火させるには、
熱を無駄にしないことが大切だ。
熱源を下に置くと、
せっかくの熱が上の炭に届く前に周囲に逃げていく。
上の炭を温めるどころか、
熱を他の炭に吸収されて消えていく。
だから順番を逆にする。
正しい火の起こし方
火がついていない炭を下に。
火がついている炭を上に置く。
熱源は上から下にも伝わっていくので、
下の炭に自然と火が回る。
そして放置する。
絶対に触らないこと。
触れば触るほど熱源の接点がずれる。
積んだら、待つ。
これだけだ。
梅雨時期は炭が着きにくい
焼き鳥屋でも年に数回、
炭が全然つかない日がある。
梅雨の時期に多い。
炭が湿気を吸ってしまっているからだ。
おそらく輸送時に雨が降っていたのだろう。
同じ箱の炭が全部着きにくくなっている。
BBQでも同じことが起きる。
炭は湿気に弱い。
保管は必ず乾燥した場所に。
使う直前まで袋を開けないことも大切だ。
それでもつかない時の最終手段
正しく積んでも、
なかなかつかない時がある。
その時は扇風機やサーキュレーターがあれば当て続ける。
なければ一定のリズムで団扇であおぎ続ける。
空気が流れることで、
くすぶっている炭が息を吹き返すし熱源が拡張し接点が増える。
大体これで炭はつく。
火の起こし方を知っているだけで、
BBQで腹ペコのまま待ち続ける、あの時間は減る。
炭火は難しくない。
順番を知っているかどうか、それだけだ。
今年のBBQが楽しみだね。
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