炭の終わらせ方、火を扱うものとしての心得
火を扱う者の仕事は、火をつけることだけじゃない。
火を終わらせることも、仕事のうちだ。
炭を窒息鎮火させる
営業が終わったら、まず炭を火消し壺に入れ蓋をして密閉する。
水をかけて消すのではない。**窒息鎮火させる。
**空気を遮断して、炭を静かに眠らせる。
こうすることで炭が再利用できる。
水をかけた炭は使えない。
炭だけではない。
焼き台の底に溜まった灰も全て窒息鎮火させて、丁寧に集める。
この灰は、捨てない。
いつか、何かになる。今は秘密。
焼き台を洗う
炭と灰を処理したら、焼き台を洗う。
外側だけではない。
内側も丁寧に洗う。
最後に霧吹きで内側に水を軽くかけて終了だ。
残った熱を完全に冷ます。
乾燥による劣化を防ぐ。
焼き台を長く使うための、毎日の習慣だ。
絶対に火災を起こさない
飲食店の火災のほとんどは、不注意から始まる。
炭が完全に消えていない。
灰の中に残り火がある。
そのまま放置して帰る。
それだけで火災になる。
だから細心の注意を払う。
確認して、また確認する。
そして最後にLINEで写真を撮って、
確認をスタッフで共有して終わる。
「終わりました」の一言ではなく、写真で残す。
それが証拠になり、習慣になり、文化になる。
火を扱う者の心得
火は、始め方より終わり方が大切だ。
どれだけ美味い焼き鳥を焼いても、
終わり方が雑なら、それはプロじゃない。
炭を大切に扱う。
灰を丁寧に集める。
焼き台を綺麗に洗う。
写真を撮って終わる。
その積み重ねが、火を扱う者としての信頼になる。
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