白い文房具を愛しすぎた
私は長いこと、「白い文房具しか買わない」を続けている。
理由はいろいろある。
机の上に色が増えると落ち着かないし、物が増殖して見える。
だから、白と決めておけば、余計なものを買わずに済む。
……はずだった。
その流れで、机も白にした。
ところが、ここで思わぬ問題が発生した。
まず、白い机は目が痛い。
さらに、白い紙を机に置いてスマホで撮影すると、境界が消える。
スキャンアプリも名刺管理も失敗しやすい。
そして何より深刻だったのが、白い机に白い文房具を置いても、まったく映えないことだった。
全部、同化するのである。
お気に入りの白いペンも、白いペンケースも、白い名刺入れも、ただ静かに背景へ溶け込んでいく。
私は悩んだ末、グレーのデスクマットを導入した。
これで文房具が映えるはずだった。
ところが今度は、撮影した写真が、全体的にモノクロ作品みたいになった。
どうやら私は、白い文房具を愛しすぎた結果、色彩感覚をどこかに置いてきてしまったらしい。
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愛する白い文房具の話をマガジンにまとめています。
文房具偏愛記 | Stationery Notes
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