JISOO「FLOWER」歌詞解釈|4月に聴きたい韓国SONG

一年間連載17回目は、JISOO「FLOWER」にしました。

「FLOWER」という曲は、華やかなタイトルとは裏腹に、この曲が描くのは恋の終わり。しかし、悲しみに沈む姿ではなく、まるで春に新しく花が咲くように、自分らしく前を向いています。

4月にぴったりなこの一曲「FLOWER」の歌詞に込められた意味を考察していきます。


JISOO「FLOWER」はこんな曲

ミニマルで中毒性のあるダンス寄りの楽曲でありながら、どこかエキゾチックな空気感をまとっているのが、JISOOの「FLOWER」の大きな特徴です。音数を抑えたシンプルなトラックが印象的で、派手な展開に頼らず、繰り返されるビートと余白によって独特の中毒性を生み出しています。

▼JISOO「FLOWER」AMAZON MUSIC

アーティスト:JISOO(BLACKPINK)
曲名:FLOWER
発売日:2023年3月31日
作詞
:VINYLCHIN, Kush, Seo Hyun-bin, Teddy
作曲
:24, Kush, VINYLCHIN, Teddy
編曲:24

歌詞を解釈してみた

Aメロ

A-B-C, Do-Re-Mi 만큼 착했던 나
「ABC D-Re-Miくらい いい子だったよね私」

・ABC → 英語の基礎
・ドレミ → 音楽の基礎
あの頃の私は、単純で従順で、もっと素直で、“いい子”だったよね。

その眼差しがすっかり変わったね。
それでも「これも私だから」

Refrain

私は、青い蝶みたいに飛んでいく。もう縛られずに、自分の意志で自由に軽やかに。

掴めなかったものは、全部あなたのもの。私は何も持って行かない。ぱぁ~っと、ときめいて咲いていた時間も全て過去。あなたへの気持ちは嘘みたいなものになったわ。

サビ

赤く燃え尽きた、君と私。

私は大丈夫。でも、君はどうだろう。少しだけ残る気遣いが、かえって距離を感じる。

雲ひとつないきれいな日。私の心も終わりには似つかわしくないくらい、穏やかで。本当に晴れやかなの。

一緒にいた時間の余韻や、ふと思い出す記憶、完全には消えない感情は、花の香りくらいは残ってるけど。

Aメロ

あなたと私、狂うように熱く愛し合った。今はもう、むごたらしく踏みつけられた。

私の大事にしていた、たったひとつのライラック。無邪気に信じていたものが、壊されてしまった。

この後に続く白い花びら。白のライラックの花言葉は、「無邪気」

Bメロ

私は、白い花びらのように飛んでいく。
掴めない存在だったのは君。

そよそよと吹く風に連れられて、抗うこともなく、ただ流れていく。

春は来ていたのに、私たちはさようなら。

サビ

赤く燃え尽きた、君と私。

私は大丈夫。でも、君はどうだろう。少しだけ残る気遣いが、かえって距離を感じる。

雲ひとつないきれいな日。私の心も終わりには似つかわしくないくらい、穏やかで。本当に晴れやかなの。

一緒にいた時間の余韻や、ふと思い出す記憶、完全には消えない感情は、花の香りくらいは残ってるけど。

ブリッジ

たくさん泣いて、傷ついた。もうさようなら、good bye。振り返ることない。

未練は、葉っぱひとつ分くらいあったけど、それも、春の雨に流されていって、あなたから離れた。

アウトロ

一緒にいた時間の余韻や、ふと思い出す記憶、完全には消えない感情は、花の香りくらいに、かすかに残っている。でもそれは、すぐに消えてしまうほどの、淡い残り香。

この曲から学ぶ韓国語単語・表現

象徴的なフレーズ

꽃향기만 남기고 갔단다(花の香りだけを残して去っていったの)」

自分の物語を少し突き放して、まるで童話を読み聞かせるような口調で歌っています。一つの物語のように語る「執着のなさ」は美学を際立たせています。

初級単語

  • 착하다:優しい

  • 변하다:変わる、変化する

  • 나비:蝶

  • 뒤:後ろ、後、裏

  • 봄비:春雨、春の雨

  • 떨어지다:落ちる、品切れになる、尽きる、下がる、命令や判決などが下る、垂れる

  • 남기다:残す

中級単語

  • 눈빛:目つき、視線、まなざし、目線

  • 싹:すぱっと、さっと、すっかり、残らず、さっぱり、がらり

  • 어쩌면:もしかしたら、もしかして、ひょっとすると、どうすれば、なんでこんなに、ある意味

  • 또한:また、なお、かつ

  • 활짝:ぱあっと、ぱっと、にっこり

上級単語

  • 몫:取り分、分け前、役割、任務、役目、持ち分

  • 타버리다:焼け落ちる、燃える

  • 처참하다:惨たらしい、酷たらしい、凄惨だ、むごい、むごらしい、残酷である

  • 짓밟다:踏みにじる、踏みつける

  • 살랑살랑:そよそよ、ふわっと

  • 이끌리다:引かれる、導かれる、駆られる、連れられる

  • 미련:未練

  • 잎새:葉っぱ、葉(詩や歌詞でよく使われる、情緒的な言葉)

まとめ

この歌詞の主人公は、きっと深く傷ついたはずです。無邪気だった頃の面影さえ変わってしまうほど、そこには綺麗事だけではない残酷な別れが描かれています。

しかし、その痛みさえも「これも私だから」と潔く受け入れ、彼女は前を向きます。春の雨が未練を流してくれ、別れもまた、新しい季節のための浄化。

淡々としたメロディに乗って語られるのは、一つの恋が終わったということ。少し冷めた温度を感じながらも、春の訪れとともに自分自身を新しく咲かせようとする、しなやかで真っ直ぐな意志が残る一曲だと感じました。

▼JISOO「FLOWER」AMAZON MUSIC

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