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スケッチ忘備録 78 日記

そういえばスケッチってなんのことだ。
語源好きなのに語源を調べてなかった
ということで調べるとギリシャ語で【即席で作られたもの】を意味する「schetchy」から生まれた言葉とのこと。
当初の意味は即興で描かれた絵、なのだそうな。
となると、今のスケッチの用法と少々異なる。

忘備録51でスケッチの目的はプロセスそれ自体、という話をした。
https://editor.note.com/notes/n974e2b4bfe96/edit/

忘備録56ではスケッチがプロセスを楽しむのに適している話もした。
https://note.com/studio_takeuma/n/nab409a5f7da6

プロセスはスケッチと密にかかわっている。
創作は、創作をしているときは未来に向かう現在で、完成させてしまえば過去になる。
「絵」も「イラスト」も、それは過去を指す表現で使われ、現在を指すのは「描く(描いている)」という言葉だ。

でもスケッチは現在を指す表現の、創作中の意味でも普通に使われている。
例えば「イラストをしてる人がいる」と「スケッチをしてる人がいる」を比べると、「イラストをしている人がいる」は「イラストレーターがいる」みたいな印象が僕には強い。
一方「スケッチをしてる人がいる」は、今、まさに作業中(描いているところ)を連想する。
恐らく大多数の人もそうだろう。
そもそも「絵する」「イラストする」に比べて「スケッチする」は一般的な言葉だ。
そして作業中とは、完成までの過程=プロセスだ。

スケッチは、スケッチという絵=アウトプットでもあるけど、プロセスのイメージも多分に含んでいる。

だから現代のスケッチの意味は【アウトプットとプロセス】です。なんて言われても意味不明さが凄いので、スケッチって何ですかと尋ねられたら「ビジュアルメモです」と返すことが多い。
実際、ビジュアルメモだし。
でもこれも、メモしようなどと考えずにスケッチしているときがあるし、何か足りない気がする。

ところで最近日記が流行っていると聞いた。
この日記という言葉も面白い。
これは、その日、という【時】を記している表現であって、内容は問うていない。
スケッチも、内容は問わない。
抽象的なイメージでも全然構わない。
感じたこと見たこと、何でも良くて、その日のことを記している。
それも主に絵で記している。
つまり、絵日記だ。
スケッチとは絵日記のことだ!
などと即席でnoteを記していたら終わり方を見失って延々プロセスに嵌ってるのでそろそろ過去のものにします。

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