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テニスコーチ。

テニスコーチについて話してみようと思います。この前、東京国際大学に行かせていただいた時にちょっとだけこんな話をしました。テニスコーチのなり手というのは実はあまり多くなく、人材不足気味なんですね。その理由は昔からそうで生活するのに十分な収入が得られないイメージがあるのが要因のひとつです。
いまのテニス業界では世界的にもテニス産業を何とかしようと動いています。また日本でも同じように産業として成り立つようにしていこうとイベントをやったり差別化するなどの工夫をしたりしているんですね。でもなかなか十分な収入が得られないイメージは払拭できずにいます。
特に私が強く感じることはテニスコーチにボランティアにも似たものを求められることです。本来であればアドバイスするにもヒッティングするにも対価が発生してもおかしくないのですが、その話をしにくくする風潮を感じるわけです。これが何に繋がるかというと受講料の据え置きに繋がり、物価が上がっても給料の上がらないシステムが構築されます。ことテニス産業に関しては10年以上も変化していないと言われる人もいるくらいなのですから、その時代錯誤の仕事をあえてしようという勇気を持つ人も少ないわけです。
給料だけを言うならテニスコーチはあまり高くないというのが現実かもしれません。ではなぜ私がやっているのか、それは給料以外の価値を身に染みて感じているからです。これは他の仕事では得難いものかもしれません。それだけでは生活できないことは分かっていますが、人として大事なことがそこにあると思います。テニスコーチはいい仕事だと私は思います。

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