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異文化交流【毎週ショートショートnote11/16裏】

 お題:『サンプル便座』



初めて欧州を訪れた私は、思わぬ落とし穴にはまった。出先で便意を催し公衆トイレを探したところ、驚くことに便座がない。『ウォシュレットがない』とか『電熱便座でないから冷たい』というのではない。便座そのものがないのだ。

どう用を足すべきか悩んだ末、衛生陶器の縁にトイレットペーパーを丁寧に敷き、恐る恐る腰を下ろした。フィット感は皆無、重心を誤ればずっぽり落ちる危険すらある。自然、浅く腰かけ前傾姿勢。まるで『考える人』だ。

調べてみると(国や地域にもよるが)家庭のトイレは兎も角、ホテルや美術館を除いて、公衆トイレに便座がないのは普通のようだ。肌が直接触れるのが不衛生と見なされることや、設置しても盗難されてしまうという理由らしい。

では、どのように使うのかというと、私と同じくペーパーを敷く人もいるが、多くは『空気椅子』状態で用を足すのだそうだ。それで踏ん張りが効くのだろうか?

ご存じの方、正しい姿勢のサンプル画像を送って戴きたい。(ローティーンおにゃのこキボンヌ)



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