心をはぐくむ50日|Day28:心(しん)と血(けつ)② ー 血を巡らせる力(主血脈)
おはようございます😊
今日は、これまで見てきた「血の生成」や「血の持つ役割」を踏まえて
心の大切な血を巡らせるはたらきを見ていきましょう。
少し復習から入りたいと思います。
◾️心の持つはたらき「主血脈(しゅけつみゃく)」
心(しん)には、
食べたものから作られた原料を元に血液を作り、
全身に循環させる働きがあります。
それを「主血脈(しゅけつみゃく)」と言います。
中医学でいう「血脈」は血管とほぼ同じものを指し、
心臓もまた、血管とひとつながりになった
ホースのようなものと考えられています。
◾️心(しん)が血を作り出す
脾と肺の力で、心に運ばれた血の原料(営気・津液)は、
心のあたためる力(心陽)により、赤く染められます。
そして、はじめて、働くことのできる「血(けつ)」に変化します。
◾️心の陽気
ぽかぽか陽気は、わたしたちのエネルギー。
心にも陽気があり、それを「心陽(しんよう)」と呼びます。
◾️血を循環させる「心気(しんき)」
心陽によって赤く染まった「血」は、全身の血脈を巡ります。
その巡りを支えているのが「心気」。
では、心気とは一体なんでしょう。
◾️中医学の2つの「気」の概念
中医学でいう「気」には、2つの概念があります。
一つは、「血」や「津液」と同じように
わたしたちの身体を構成している
基本的な物質の一つである「気」。
そして、もう一つは、
はたらき(機能)としての「気」。
肝・心・脾・肺・腎といった
臓腑の「はたらき」もまた「気」です。
◾️心のはたらき「心気」
心のはたらき(機能)を「心気(しんき)」と言います。
「心気」には、押し動かす力があり、
それを「推動(すいどう)作用」と言います。
心気というはたらきがあってこそ、
血は全身に巡ることができるのです。
◾️まとめ
心陽によって赤く染まり血となったものは、
心気の推動作用によって全身の血脈を巡ります。
そしてその働きもまた、「気・血・陰・陽」といった
エネルギーや温める力、栄養・潤いなどに支えられています。
梅雨の時期は、
脾(胃腸)の働きも落ちやすいため、
心の不調も起きやすい時期です。
それを知っているだけでも、
ほんの少し心の持ちようが変わるかもしれません。
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