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#104 強いチームの作り方〜育成環境を整えることの難しさ〜

バスケットボールは競技である以上、勝ち負けが必ず存在します。
「勝ち負けなんて意味がない」という言葉も耳にしますが、
それは競技としてのバスケットボールを否定するのと同じことです。

競技は勝つからこそ面白く、挑むからこそ成長できるのです。

では、どうすれば「勝てるチーム」を作れるのでしょうか?
今日はこのテーマを、大きな目線から整理してみます。



強いチームを作る究極の構造

究極的に言えば、強いチームは次のプロセスで作られます。
1. 強い個を集める
2. チーム内競争が起こる環境を作る
3. メンバーを選抜し、チームを構築する

この入り口となるのが 「強い個を集める」 ことです。
ここには大きく2つの方法があります。
1. 強い選手を引っ張ってくる(スカウティング)
2. 選手を育てる(育成)



スカウティングと育成の違い

卒業や契約などのリミットがある環境では、
どうしても スカウティングの方が効率的 です。

ブランド力や経済力があるチームは、強い選手を集める仕組みを作ることで、安定して強さを維持できます。
これはミニバスの世界だけでなく、NBAでも当たり前に行われている戦略です。

一方で、育成型チームは話が違います。
選手を育てて「強い個」を作るには、指導者が選手一人ひとりに本気で向き合う根気が必要です。



育成が抱える物理的な壁

例えば、選手1人に1日1時間向き合うとします。
選手が24人いれば、単純計算で1日24時間。
もし指導者が1人だけなら、不眠不休でやる必要があります。

そしてさらにその上で、
チーム内の競争環境を作り、選抜メンバーをまとめ、勝てるチームを構築する。

さて、これを指導者1人でできるでしょうか?
あるいは、これができない指導者は「力量不足」なのでしょうか?

ここにこそ、育成の本質があります。



育成環境を整えるために必要なこと

この「ほぼ不可能な負担」を解消するには、まず 指導者の人員確保 が必要です。

もし人員が確保できないなら、
選手の人数を絞る(=競争環境の規模を縮小する) しかありません。

さらに、人員を確保できた後は 指導環境のレベル分け が不可欠です。
今日から始めた初心者と、チームのエースが同じ練習メニューをこなせるはずがないからです。

初心者は基礎や体の使い方、
エースは実戦に近い判断・スキルの磨き上げ。
それぞれの段階に応じた指導環境を整えてこそ、育成型チームは「強いチーム」へ変わっていくのです。



育成環境の提供は想像以上に難しい

育成環境の提供が、いかに難しいことか。
ここまでお読みいただいた皆様には、少しはご理解いただけたでしょうか。

そしてさらに言えば、
• この「難しい構造」を理解すること自体が難しい
• 理解したとしても、対策を実行するのはもっと難しい

この二重の難しさが、育成型チームを運営する現実です。



STEPが向き合っているもの

この難しさに本気で向き合い、打破しようとしているのが STEP です。
実際にご利用いただいた皆様であれば、
「うんうん」と大きくうなずいていただけるのではないでしょうか。

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