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滑るように、思考を書き出す。|KOKUYO WP ファインライター

文房具が好きで色々試してきましたが、今の仕事用ノート(PLOTTER A5)に合わせて常用しているのが、コクヨの「KOKUYO WP」ファインライターです。

​2023年に「Makuake」で発表された際、目標の5000%を超える支持を集めて話題になったこのシリーズ。2024年に一般販売が始まった頃、その書き味がどうしても気になって、あちこちの店をハシゴして探し回りました。ようやく新大阪駅の「ステーショナリーアウラ」で見つけたときは、もちろん迷わず手に取りました。

KOKUYO公式サイトより

使うまで知らなかった、この「疾走感」

このペンの最大の特徴は、独自のインク排出機構にあります。樹脂製のペン先に刻まれた微細なスリット。そこから毛細管現象によってインクが自ら染み出してくることで、驚くほど軽い書き味を実現しています。

KOKUYO公式サイトより

​これまで「書き味が悪い」と感じるペンで筆記抵抗に悩まされることもありましたが、このファインライターは次元が違いました。

​筆記抵抗のなさが、アイデアを誘発する: 紙に触れた瞬間にインクがスッと導かれる。手元の引っかかりという雑音が消えるだけで、これほどまでに次々とアイデアが湧いてくるのか、という発見がありました。

​「書く」が「滑る」に変わる: まるで氷の上を滑るスケート靴のようにペン先が動く。頭の中にある言葉がそのまま紙に流れ出していくような感覚です。

​万年筆にはない機動力: 万年筆ほど裏抜けや乾きの遅さを気にする必要がなく、ペン先の向きも選ばない。パッと手に取ってすぐ書き始められるスピード感があります。

​PLOTTER A5を「ノート」として使う

​私はPLOTTERをシステム手帳としてではなく、一貫して**「仕事用のノート」**として使っています。

​中身は自分好みのリフィルに入れ替えていますが、このノートのペンホルダーにファインライターを差しておくのが、今の私のスタイルです。

PLOTTERとファインライター

​思いついた瞬間にバインダーを開き、ペンを抜いて、一気に書き出す。「きれいに書こう」と構えさせる万年筆とは違い、このペンは「どんどん出していこう」と背中を押してくれるような、実用的な道具としての良さを感じます。

​リアルな使い勝手と、気になる点

​長く付き合っているからこそ、気になる部分も正直に書いておきます。

​インクの性質: 水性顔料インクですが、上からマーカーを引くと少し滲むことがあります。
視認性: 金属製のリフィルのため、インク残量がパッと見で分かりにくい。

​コスト: リフィルが1本550円(税抜)と、消耗品としてはやや高めの値段設定です。

​ただ、これらのデメリットを差し引いても、この「未体験の書き味」には代えがたい価値があると思っています。

​アイデア出しの最高のパートナー

このペンがもたらしてくれるのは、「書くことの自由度」です。ノートに向き合って、思考を止めることなく一気に整理したい。そんな時にこのペンを走らせる快感は、一度味わうとなかなか戻れません。これまで「ペンなんてどれも同じ」と思っていた人にこそ、一度体験してみてほしい。そう思わせてくれる一本です。

WPシリーズにはローラーボール(右)とファインライター(左)のふたつのラインナップがあります。ローラーボールも非常に低粘度のインクで書きやすいです。



ここまで読んで頂きありがとうございました。あなたの手帳時間も、素敵なものになりますように。共感の『スキ』をいただけると、次の記事を書く大きな活力になります。よろしくお願いします。

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