トラベラーズノートと相性抜群「育てるノート」 RO-BIKI NOTE
使い込むほどに、深みが増していくものがある。たとえば、艶を増したトラベラーズノートの革。あるいは、使うほどにくたっと柔らかくなる帆布のバッグや、鈍い輝きを放つようになる真鍮の道具。
使い手の癖が乗り、唯一無二の風合いを帯びていく道具。愛用している山本紙業の「RO-BIKI NOTE(蝋引きノート)」も、一冊を使い切るまでのプロセスに、そんな「格好よさ」が詰まっている。

蝋引きの表紙が奏でる、ヴィンテージの感触
「RO-BIKI NOTE」を指先でなぞる。蝋(ワックス)がたっぷりと浸透した表紙は、どこか懐かしく、しっとりとした重厚感がある。このノートの良さは、使い込むうちに表紙の表情がどんどん変わっていくところにある。
チョークマークという変化
折り目や擦れによって現れる、白い筋。真っさらな表面もいいけれど、この無数の筋が入った佇まいは、理屈抜きに格好いい。使い込んだ分だけ「自分だけの道具」になっていくのが、一目でわかる。

トラベラーズノートとの組み合わせ
このノートは、トラベラーズノートのリフィルとして抜群に相性がいい。
パスポートサイズに合わせた一冊は、カバーの内側にきれいに収まる。レギュラーサイズに合わせている「B6変形」の方は、オリジナルのリフィルに比べて、ノートの幅が少しスリムな分、横にペンを差し込みやすくなる。どちらのサイズであっても、それぞれにしっくりくる良さがある。


確かな筆記感と、糸綴じの意匠
表紙の無骨な質感とは対照的に、中の紙は非常に筆記性が高い。紙屋さんが厳選しただけあって、表面は滑らかで、万年筆のペン先がスルスルと走る。適度な厚み感もあり、スタンプ帳として使うにも適している。
製本にもこだわりが詰まっている。しっかりと綴じられた「糸綴じ」は、どのページも180度フラットに開く機能性はもちろん、そのステッチ自体がデザインとして格好いい。

自分だけの一冊を編む
表面に刻まれた無数の傷や白い筋。それらは、この一冊を使い込んできた時間の集積だ。最後の一ページを書き終える頃には、手元のトラベラーズノートと同じように、手放せない「自分だけの道具」になっている。トラベラーズノートの相棒に、あるいは日々の雑記帳に。山本紙業の「RO-BIKI NOTE」を迎え、この格好いいエイジングを、ぜひ味わってみてほしい。
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