見出し画像

AppleファンがLAMY2000に惹かれる理由。デザインの源流バウハウスを辿る

100年色褪せない。バウハウスの思想が宿る、一本の完成形。

​手元にある一本のペン、ラミー2000。
1966年に登場してから、その姿は驚くほど変わっていません。

シンプルを極めたデザインのLAMY2000

​50年以上も前のデザインなのに、最新のMacBookやiPhoneの隣に置いても、全く違和感がない。むしろ、最初からそこにあったかのような顔をして馴染んでいる。

​その理由は、100年前にドイツで生まれたデザインの革命「バウハウス」にありました。

​「装飾」という嘘を脱ぎ捨てる

​「形態は機能に従う(Form follows function)」

​使いやすさを極限まで突き詰めれば、自ずと形は美しくなる。無駄を削ぎ落とした先にこそ、本質が宿る。ラミー2000のデザイナー、ゲルト・アルフレッド・ミュラーはこの思想を体現した人物でした。

​継ぎ目のないボディ: 樹脂とステンレスの境界線が、指に触れないほど滑らか。

​内蔵されたバネ: クリップの機能を外側に見せず、フラットな美しさを保つ。

​これらはすべて「書く」という行為を邪魔しないための、究極の「引き算」です。

​デザインのタスキを受け取ったApple

​この「引き算の美学」をもっとも鮮やかに現代へと蘇らせたのが、スティーブ・ジョブズ率いるAppleでした。

​ジョブズは若き日にバウハウスの思想に触れ、衝撃を受けます。「シンプルさは、究極の洗練である」と。アルミの塊から削り出されたMacBookや、無駄なボタンを排したiPhone。それらのDNAを辿っていくと、1966年のラミー2000という一つの「点」にぶつかります。

極限まで無駄を削ぎ落とす洗練されたデザインを目指したスティーブ·ジョブズ

​実は、この「引き算」の思想は、ペンやスマホだけではありません。私たちが働くガラス張りのビルや、カフェにあるスチールパイプの椅子。現代の街並みにある「スッキリとした心地よさ」の多くが、このバウハウスという源流から流れ出したものです。

​50年経っても、古くならない理由

​椅子も、ビルも、スマホも。現代の「心地よさ」の正体を知ると、ラミー2000の見え方が変わる。

​私の指先にあるこの一本は、歴史の激流を生き残った、一つの「完成された形」なのだと思えてくる。

​気づけば、このペンを使い始めて10年以上。流行り廃りの激しい世界で、10年前も、今日も、そして10年後も。変わらぬ佇まいで、そこにあり続ける道具。

​新しいものにワクワクする日々もいいけれど、手元にひとつ、10年変わらない「定点」があるのも悪くない。

​LAMY2000、このペンは、そんな時間の積み重ねを教えてくれる道具です。

ラミー2000製品ラインナップ

万年筆、4色ボールペン、単色ボールペン、シャープペンまで4種類がラインナップされています。私は機能性の高さから4色ボールペンを手帳用に愛用しています。

※以下はAmazonアソシエイトの広告記事を使用しております。

※国内正規代理店品、並行輸入品で販売単価がかわります。保証の内容を加味して判断して頂ければと思います。


リフィル等は楽天roomにまとめました。 

ここまで読んで頂きありがとうございました。あなたの手帳時間も、素敵なものになりますように。共感の『スキ』をいただけると、次の記事を書く大きな活力になります。よろしくお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!

もちピロー 記事を読んでいただきありがとうございます!頂いたサポートは、新しい文房具との出会いや、より深く文具の魅力を伝えるための執筆活動(リフィルやインク代など)に大切に活用させて頂きます。 頂いたサポートはしっかりと記事に変換し皆様にお届け致します。応援よろしくお願いいたします。