1万円で買う「偶然の出会い」。ナガサワ文具センターの正直な福袋。
「残り物には福がある」と言うけれど、その実態は「在庫処分」かもしれないという不安。
素敵な出会いになる可能性もあれば、使い道のないガラクタを大量に引き受けることになるかもしれない。
福袋には、常にそんなジレンマが詰まっている。これまで数え切れないほどの失敗を重ねてきたはずなのに、それでもまた手を伸ばしてしまうのは一体なぜだろうか。
文具の福袋を買う
2026年の決算セールにあわせて、ナガサワ文具センターの公式オンラインショップで販売された福袋を購入しました。
商品名は『正直なところ想定したよりも売れなかった商品たちを詰め合わせにした福袋を作った件。』というとても清いネーミング。

1万円、3万円、10万円のラインナップで発売されましたが、見つけた時には既に3万円と10万円は売り切れ。
この1万円の福袋、商品説明によれば、価格は11,000円(税込)ながら、約3万円相当のアイテムが詰まっているとのこと、これは買わない手はないと売り切れ前に勢いで購入することに。
ずっしり重い箱
購入から4日後、福袋(福箱)が到着。
宅配ボックスから取り出すと予想外の重量。1万円の文具というイメージを裏切る重さにワクワクと不安が止まらない。

何が入っているのだろう。
届いた段ボール箱の封を切ると、緩衝材の下には圧倒的なボリュームの文具が丁寧に梱包されている。

たくさん文具が詰まった袋が3袋
驚くほどたくさんの中身。たくさん入ってるほどしょぼい大きな葛籠を想像しつつ、中身を吟味していくことに。
福箱の中身
思った以上のボリュームに驚きつつ、中身をチェックしていく。
『想定したよりも売れなかった商品たち』というコンセプトをやや感じさせるところはあるが、思った以上に実用的で良いアイテムが次々と出てくる。
以下、『想像したよりも売れなかった』感が漂う方から紹介。(※個人の感想です。)

シーリングワックス、色鉛筆、消しゴムを一掴み、ノート類
ノート類はムーミンデザインでデザインもよくて、過去に欲しいなと思った事もあるものだったが、ノートは生活習慣とセットなので、ちょっとすぐ使うイメージが湧かず、今後の活躍に期待というところ。

スタンプ台。インクの空き地は万年筆インクが使えてこれはうれしい。シャチハタの朱肉「わたしのいろ」、これも自分ではなかなか選ばなそうだが、手帳に使うスタンプなどに使えそうで面白そうなアイテム。
福袋だからこそ出会えた一品。

ナガサワオリジナルのbesideという牛革製のブックカバーとメモパッドカバー、ティッシュケース。カバンの中ですぐに見つかりそうな明るい色。どれも質感の良い革で、つくりもしっかりしている。ホームページで確認するとこの3つだけで福袋の価格以上のお値段がするらしい。
自分が買うとブラウンやブラックなどを買ってしまうので、こういう機会じゃないと手に入らない差し色。誰かにプレゼントを貰った時のような感覚。

同じシャーペンが2本入ってるのが在庫処分感を感じさせるポイント。

ゼブラのサラサグランド「真夜中の雑貨店」
ジェットストリーム SOU・SOUコラボ
ゼブラのシャーボ「真夜中の雑貨店」
限定デザインであるサラサグランド、ジェットストリーム、シャーボ。日常に使えるペン類。ゴールドやシルバーであしらわれたデザインがかわいい。(家ではこれが人気であっという間に貰われていきました。)

KOKUYOのブラスペン。
ボールペンとして使ったり、鉛筆のカバーとしても使える構造。ブラスの鉛筆、エイジングできて革のノートと一緒に育てるととても良いものになりそうです。

珍しいケースに入ったボールペン。
初めて見ましたが、ゼブラの逆輸入モデル の加圧式油性ボールペンのようです。ミリタリー感漂う無骨なデザイン。
米軍の軍事規格MILスペックに準拠した耐衝撃構造を備え、過酷な環境、濡れた紙にも書けるとのこと。上部にはカラビナが取り付け可能な通し穴も付いている。これは現場での仕事や登山やキャンプの際に使いたい。

お馴染みのパイロットLIGHTIVEとカクノ、どちらも透明軸。ぺんてるのトラディオプラマンという万年筆。
ライティブはパイロットフレンドショップ店限定のEarth Greenという色。
万年筆はインクの数だけあっても良いです。
まさかのメイン
最後にもっとも驚いたアイテム。


なんとカヴェコのスペシャルペンシルのブラス!以前にnoteでも書いたことがあるお気に入りの名作シャープペン。まさかこんなところに入ってるとは。
思いがけず名作を色違いで揃えることができました。

福袋に入っていたRHODIAの金属製のシャープ芯ケースもかっこいい。
福袋の感想
一通り中身をチェックし終えて、机の上を見渡す。
コンセプト通り、同じシャープペンが2本入っているような「在庫処分感」にクスッとさせられる場面もありつつ、しかし、終わってみれば、家族にすぐに貰われていった限定ペンや、自分では選ばない上質な革小物など、実用的なツールがバランスよく揃っていた。
そして最後に、カヴェコ・スペシャルが出てきたのは流石に予想外だった。11,000円という価格に対して、約3万円分のボリュームがあるという商品説明にも納得の充実した中身。
売り切れ前に、勢いで購入してみて本当に良かった。今回の福袋は、自分の好みの枠を少し広げ、これからの文房具生活に新しい風を吹き込んでくれる、本当に良い巡り合わせの機会となった。
素敵な企画で楽しませてくれたナガサワ文具センターさんに、感謝を込めて。
最後まで読んで頂きありがとうございました。「自分も文具の福袋、買ってみようかな」と思った方も、そうでなかった方も、この記事が少しでも楽しめましたらぜひ「スキ」を押して頂けるとうれしいです。
ここに出てきた商品のリンクをまとめました。※Amazonアソシエイトの広告を使用しています。
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