【再投稿】埼玉県大宮駅①OttOにて映画『満天の星』を鑑賞
【前文。再投稿前に/2025.11.26】
再投稿です。
というのも、先日このnoteに上げたあと、ついうっかり内容を削除してしまったんですね。
良い映画だったので、そのまま眠らせるのも惜しいと思い、前文を添えて再び載せることにしました。以下前文。
戦争を経験した人と、そうでない人。
戦後81年目の夏が過ぎ、今は後者が圧倒的に多い時代になりました。
たとえば、私たちは何か問題を抱えたとき、自責か他責かで物事を捉えることが多いですよね。
でも、戦争を経験した人たちは、そのどちらとも違う、もっと深い層──「戦争」という理不尽そのものへの怒りや悲しみ、苦しさ──そうした感情にも支配されていたのではないか、と私は考えます。
だからこそ彼らを描く映画、あるいは文学などは非常に重厚で、深くて長い余韻をもたらすのです。
私たちは、あの時代に生きた人たちの言葉や記録に触れ、その時代について知識を積み重ね、この国に生きる意味を問い続ける必要がある。そんなことを改めて感じています。
【再投稿/2025.8.17】
こんばんは。胡瓜さんです。
本日はさいたま市大宮の『OttO』(オット)というミニシアターへ行きました。ひとまず以下にオットについて少し記しておきましょうか。
1階がカフェ&バー。軽食やスナック、お酒も楽しめる空間で、本棚には映画関連の書籍もずらり。
2階は全53席のミニシアター。段差設計で見やすく、ソファタイプの「ふたり掛けBOX席」や、車いす対応の親子観賞室もあり、幅広い人に優しいつくりとなっています。
3~5階は、なんと25室のシェアハウスとなっているそうなんです。映画館とつながった暮らしが楽しめそうですね。
画像を撮り忘れました。ごめんなさい。
さて本日は映画『満天の星』を観ました。
1944年8月22日に沖縄から九州へ向かっていた学童疎開船対馬丸が、米軍の潜水艦に撃沈された対馬丸事件。事件後箝口令が敷かれたことで詳細が謎に包まれていたこの事件を、数々の証言などから検証するドキュメンタリーです。
スクリーンに映し出された対馬丸の記憶は重く、心のとても深い場所入り込んでいきます。
現代の渋谷の街を闊歩する若者ならともかく、沖縄に暮らす若者でさえこの悲劇を知らず、実際はそれが多数派。
米軍は当時、この船を「軍事的に正当な攻撃対象」と見做していたそうです。ただその船に民間人、特に学童が多数乗っていたという事実は、潜水艦の乗組員にも戦後になってようやく伝わったといいます。まさに歴史の重層性が静かに問われます。
対馬丸の甲板員だった故・中島髙男さんの孫、戦争を知らない寿大聡さんが「己が語り部となる」という決心は、様々な層へ事件や戦争の知識を植え付けるという意味で、大変意義のあることと思いました。
「生きている間に、語り部として精力的に動いた祖父のおこないに、もっと寄り添えばよかった。」
なる言葉を発した寿大さんに対し、思わず自分自身の祖父を重ねました。
私の母方の祖父も戦時下の満洲で軍医のもとに従事したそうです。ですが祖父の生前、私は戦争について話を聞くことはありませんでした。
映画を観たことで、これから母に祖父のことをもっと伺ってみたいと思うきっかけをいただきました。
映画や芸術はただ知識を与えるだけではなく、個人の記憶や家族の物語と繋げてくれます。映画館の画像を撮り忘れたくらい。なんて感慨深い。
静かに問いを投げかけてくるんだね、と認識した休日でした。
