Step13 ファイル操作の基礎①--テキストファイルの読み書き
ここからは、プログラムをもっと便利にするための新しいテーマ 「ファイル操作」 に入ります。
プログラムは、別に計算や表示だけをするわけではありません。
外部のファイルを読み書きすることでデータを保存・活用できる ようになることで、いよいよアプリケーションの形を作り上げることが出来るかもしれない未来が見えてきます。なので、「入出力」はとても重要な基本だと言えます。
今回はまず、テキストファイル(.txt)の読み書き と、ファイルモード について学んでいきましょう。
1. ファイル操作の基本
Pythonでファイルを扱うときは、次の流れが基本です。
ファイルを開く(open)
読み書きする
閉じる(close)
2. ファイルを開く(open関数)
f = open("sample.txt", "w") # ファイルを開く
f.write("Hello, world!") # ファイルに書き込む
f.close() # ファイルを閉じる実行すると、このプログラムを保存した同じフォルダ内に、「sample.txt」が作成され、中に「Hello, world!」と書き込まれます。
3. ファイルモードとは?
open() の第2引数には モード を指定します。
モードによって「書く」「読む」などの動作が変わるようになっています。

4. ファイルを読む
書いた内容を読むときは 「"r"」モードを使います。
f = open("sample.txt", "r") # 読み取りモードで開く
data = f.read() # 中身をすべて読む
f.close()
print(data)5. with文を使うと便利
ファイルの入スツ力を行うときには、openから始まって、最後にcloseとあうるように書いてきましたが、実は「with」を使って次のように書くと、自動でファイルを閉じてくれるようになるので便利です。
with open("sample.txt", "w") as f:
f.write("こんにちは!")
with open("sample.txt", "r") as f:
data = f.read()
print(data)6. なぜファイル操作が大事なのか
データを残せる:プログラムを終了してもデータが消えない
共有できる:他の人や他のプログラムとやりとりできる
アプリが成長する:設定や記録、ログを扱えるようになる
次回は、より構造化されたデータを扱う CSVファイル について学びを進めましょう。
CSVファイルを使うと、表形式のデータを簡単に保存・読み込みできるようになります。
練習問題
memo.txt というファイルを作り、好きな文章を書き込んでください。
作成した memo.txt を読み取って、画面に表示してみましょう。
a モードで新しい行を追加して、もう一度表示してみましょう。
with文を使って、同じ処理をより短く書き直してみましょう。
読み取った文字列の長さ(文字数)を表示するプログラムを作ってみましょう。
まとめ
open() でファイルを開き、read() / write() で読み書きできる
モード "w", "a", "r" を覚えよう
with を使うと閉じ忘れ防止になる
次回は、CSVファイル の読み書きと、プログラムにとってのデータ管理の重要性について学んでいきましょう!
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