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【ジョージア🇬🇪・トルコ🇹🇷旅行記①】出国カウンターの絶望と、3万円の紙切れの行方

今回から少しテーマを変えて、先日12日間の日程で訪れたジョージアとトルコの旅の記録を、写真と共に街ごとに綴っていこうと思います。


美しい景色や美味しい食事はもちろんですが、旅につきものなのは想定外のトラブルです。 実はこの旅、日本を出国する前から最大のクライマックスを迎えていました。

「付保証明書」の壁

関西国際空港。受付開始から1時間近く並んで、ようやく私たちの順番が回ってきました。

ジョージア入国に必要な海外旅行保険。
事前にしっかり加入していたので、内容が記載されたコピーを提示しました。

すると、スタッフから一言。
「これだと入国できません。付保証明書の原本が必要です」

慌てて保険会社に電話をかけると、証明書の発行には2週間かかるとのこと。もちろん、そんなに待っている時間はありません。

タイムリミット10分前、3万円の出費

「近くに保険加入カウンターがあるので、そちらで入り直してください」

言われるがまま向かい、2人で3万円近く払って新しく加入しました。
予定外の出費でしたが、飛行機に乗れないよりはマシです。

ところが受け取った証明書を見ると、日本語で書かれています。
「これ、日本語ですけど大丈夫ですか?」
「入国にはジョージア語か英語が必要では・・・」

聞くと、返ってきたのはこんな答えでした。
「そうですね……。ただ、受付終了まであと10分しかないので、あとは現地で頑張って説明してもらえますか」

ひとまず出国はできましたが、不安を抱えたまま搭乗を待つことになりました。

イスタンブールでの妻の奮闘

日本語の保険証書を握りしめたまま、なんとか搭乗しました。

正直なところ、自分自身は「なんとかなるやろ」くらいにしか思っていませんでした。最悪、入国審査で止められたら、その場で追加加入すればいい。そのくらいの気持ちでいたのです。

早朝5:00頃のイスタンブール空港

トビリシ行きへの乗り継ぎで立ち寄ったイスタンブール空港のトランジット中に妻がスマホ片手にあちこちへ問い合わせを始めてくれました。

まずは加入した保険会社のトルコ営業所へ電話。
しかし、英語やジョージア語の証明書を出せるのは関空のカウンターだけとのことで、埒が明きません。
ネットで調べても、その場で英語版を発行する方法は見つかりませんでした。

そうこうしている間にも、トビリシ行きの搭乗時間は刻々と近づいてきます。

結局その場でもう一つ、アメリカ系の保険会社に追加で加入することにしました。
一人あたり2000〜3000円ほどだったと思います。

ちなみに、私はエポスカードのプラチナ、楽天のゴールドカードを持っていて、どちらにも海外旅行保険が付帯しています。

特にエポスカードのプラチナは、年会費のかかる上位カードだけあって保険の補償内容も手厚く、今回のようなトラブルの際も「最悪これがある」という安心材料になっていました。

つまりこの時点で、私たちの保険は関空での加入分・イスタンブールでの追加分・クレジットカード2枚分と、気づけば4重加入という状態になっていました。

トビリシ行きでの機内食

拍子抜けの結末

十数時間のフライトの間、「入国審査で止められたらどう説明しよう」という考えが何度も頭をよぎりました。

そして迎えたジョージアの入国審査。
パスポートと保険証書を手に、審査官の前に立ちます。

結果は・・・

保険証書を見せることすら求められませんでした。
それどころか、これまで経験した中で一番スムーズで、拍子抜けするほど歓迎ムードの入国審査でした。

関空での攻防も、イスタンブールでの妻の奮闘も、そして気づけば4重になっていた保険も、一体何だったのか。

二人で顔を見合わせて笑うしかありませんでした。

完璧に準備したつもりでも、想定外の壁にぶつかる。
それでも結局は「なるようになる」。

これもまた、旅の面白さのひとつだと思います。

(次回、ジョージアの街並みと最初の食事編へ続く)

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