ぐるっと1,200km 北海道ドライブ5泊6日
結婚五周年記念事業として、夫と北海道をぐるーーーっとドライブする旅をしました。その距離、約1,200km!1,200だぜ。運転は任せきりだ。ひどい妻である。変わるタイミングはあったよ。でも、山道・夜道に、鹿とかキツネとかさぁ……(言い訳)
ざっくり北海道旅日記と、ちょっぴり夫婦の話。
主なスケジュールは以下。
1日目 新千歳空港〜札幌泊
2日目 札幌〜岩見沢〜砂川〜上富良野泊
3日目 上富良野〜上川町〜北見〜弟子屈泊
4日目 弟子屈〜別海町〜納沙布岬〜霧多布泊
5日目 霧多布〜厚岸〜池田町〜十勝川温泉泊
6日目 十勝川温泉〜新千歳空港

1日目
午前中は労働!昼休みに差し掛かるや否やダッシュで職場から逃げ出し、リュックサックをかついで関西国際空港へ。この日の大阪は36度。リュックサックには「いらんやろ」「いや、北海道やで、なめたらあかんで」とか言いながら詰めた薄手のダウンコートが入っている。
機内では爆睡をぶっかましながら、新千歳空港に着陸。ソフトクリームの誘惑に耐え、レンタカー屋さんに直行し、車で札幌方面に。ワインレッド色のマツダの車だ。六日間よろしくな。



すすきの近くのシティホテルに荷を下ろし、適当に検索して、雑居ビルでスープカレー。近隣で群を抜いてクチコミ数が多くて高評価だったので入ったが、「クチコミを書いたら割引」というプロモーションをしてる店だった。普通においしかったけど、「あこぎな商売やな」と思うなどした。それだけ激戦区なのでしょうな、繁華街の雑居ビルのスープカレー。
ところで、寒い。20度ちょいしかない。湯船に入らないといけない。スーパー銭湯に行く。「北のたまゆら 桑園店」。JRの駅が程近く、18きっぷ旅を頻繁にする夫は、ここに来るのが3回目らしい。安い。しっかりとサウナも水風呂も露天風呂もあって、シャンプーとかも完備してるスーパー銭湯なのに、480円よ。すっかり温まって就寝した。
2日目
ホテルの朝食バイキングに合わせてコンディションを整え、舌鼓を打つ。16ビートの舌鼓である。ドクツクドクツク。
↑その辺のことは9/13の日記に書いたから割愛する。とにかく、ガチだったってワケ。









憧れの岩見沢の温浴施設「メープルロッジ」に行きたい夫と、明るいうちにSHIROの本店に行きたい私。素晴らしい温浴施設に立ち寄ると「あと30分だけ」とか延長要望が入ることが多いので、広い北海道を旅するにあたり油断ならないのだが、メープルロッジさんは大自然の空の下に広がった、ぬめりのある泉質の良い温泉を持った施設で、時間が全然足りなかったぜ。今度は泊まりたい。サウナの湿度もとてもよかった。
SHIROでは、8種類の香料を好みの調合で混ぜて作る、香水作り体験をした。とても私たち好みの香りができた。帰ってからも、バッシュバシュと振りまいている。
この日は上富良野の吹上温泉 白銀荘に泊まった。車で山を登っていると、キツネや猫が飛び出してきてヒヤッとした。別の場所では、シカもいた。
白銀荘は山の上にある、温浴施設。これまたサウナーの聖地とのこと。冬は雪がすごいところで、サウナでほかほかになった身体を、水風呂の代わりに雪の上に投げ出して熱を取るんだってよ。
混浴(水着あり)のコーナーもあった。ぬるめの温泉なので、プールがわりにも楽しめそう。
22時に一斉消灯。スマホの電波も微弱にしか入らないような、山奥。二段ベッドがたくさん並ぶ大部屋の端っこで、誰かの、いや、多分これは夫だな…のいびきを聞きながら爆睡した。
3日目
6時に起き、朝風呂。昨日は暗かったからわからなかったが、露天風呂がとにかく広い。夫は車を走らせて、秘湯にも入りに行ったよう。お湯に対する探究心がすごいな。








上富良野の山を下山後、車をさらに東に走らせる。今日は、この旅の中で一番走行距離が多い日。美瑛の丘は観光バスだらけで、有名なセブンスターの木とかのあたりは外国人が多かった。アジアの方が多かったかな。ツアーに組み込まれているのでしょう。
上川町の温浴施設で羽休め。ここは令和5年にできたばかりらしく至る所が新しくて、これまた、2時間ばかりの滞在では足らなかった。特に、サウナが2種類あって、セルフロウリュできる方のサウナがあつあつで蒸し蒸しで、素晴らしかったなあ。。。ご飯もおいしかった。夫が帰り際に、施設の店員さんに「素晴らしかったです!!!」と伝えてて、気持ちの良いお風呂オタクやなあと思った。私はこういうとき、横で満面の笑みでニコニコすることしかできないので、帰ってからこうやって記事を書いて、宣伝することとするよ…。
車は山の中を行く。BGMは、ポルノグラフィティのライブ音源や懐かしのアニソンやJ-POP、昭和の名曲、あとYOASOBIとか。「夜に駆ける」って、もう5年前の曲なんだぜ。最新のヒットソングではないんだぜ。怖ぇな、月日の流れの早さが。
北見で回転寿司。北海道はうまい回転寿司チェーンが多いと聞く。明日は「根室花まる」に行くことは決めているし、以前北海道に来た際に「トリトン」は行ったことがある。なので、北見にしかない「くるくる」に行った。「くるくる」、早めの夜ごはんの時間にたどり着けたので、来店と同時にスッとカウンター席に通してもらえたが、食べ終わる頃には待ちのお客さんがいっぱいいて驚いた。とてもおいしかった。もっちもちの帆立のお寿司と、味のバリエーションが豊かないももちが心に残っている。
ぶっ飛ばして川湯温泉に。夫が昔、高校の修学旅行で泊まったらしい温泉宿にチェックイン。(でも、着いてみると記憶と違ったらしい)
ひなびた、と言うには賑わっているし、古い、と言うには綺麗なのだけど、確実に「懐かしい」という表現では物足りない、何かこれまでに通ってるはずなのに、すっかり忘れているような雰囲気を感じた。確かに、修学旅行の雰囲気がした。修学旅行って、一生味わえないんだな……。
当然、宿には川湯温泉がひかれているのだけれど、すごい強酸性のお湯で、お肌よわよわ芸人の私にはヒリヒリと痛かった……。でも、ほんの少し浸かっただけなのに、体が軽くなった。温泉すごい。

4日目
お湯への探究心が止まらない夫は、またもや、早起きして外湯巡りに。私はまだ混浴の勇気が出ないのでグースカ。レトロ懐かしい古き良き温泉宿のお土産コーナーで、熊の木彫りのストラップを吟味。温泉地の大きい旅館、すごいよな。めちゃでかいお土産屋、大宴会場、でかい大浴場、貸し会議室もある。公民館的な役割を果たしているのかも。







旅も折り返し地点…しかし、思えば遠くに来たもんだ。車はさらに東を目指す。
これは性格上の夫との不一致というか、不満というか、ただの愚痴なのだけど、私は約束事や時間が決まっているものにきちっとしたいタイプだ。できれば余裕を持って行動したい。例えて言うと、信号は歩いてゆっくり渡りたいから、点滅しそうなら次のターンを待つタイプ。決して車にクラクションを鳴らされたくないタイプ。一方、夫は点滅した信号を渡るタイプだ。そして、赤信号に変わっちゃっても、走らずに悠然と渡るタイプ。おい!死ぬぞ!
この日は走行距離も多いし、根室でお寿司を食べないといけないし、霧多布のゲストハウスには18時半までに着かないといけなかったのに、夫がここも行きたいあれも見たいと予定をもりもりに詰め込んで寄り道をしまくるので、おい、間に合わんやん!と、超ヤキモキした!
運転をしてくれているので文句を言ってはいけないと思いつつ、な…。こういうとき、この先の人生もずっとこんな感じなんか?と思ってしまう、そんな霧多布岬の夜でした。
それはそうと、泊まったゲストハウス「えとぴりか村」さんがね!すごく良かった!また泊まりたい!最高だった!ちょっと古い名作の漫画たちがたくさん置いてあって、「研修医なな子」を完読した!森本梢子さんの漫画は、今も昔も面白いなあ。連れてきてくれてありがとうだよ。
5日目
霧多布岬には、日本で唯一ラッコが生息しているらしい。というわけで、早起きして見に行く。結局ラッコには会えなかったけど、岬は海風が気持ちよくて、秋、いや、もはや晩秋の空気だった。早朝はリュックの奥底に詰めていたダウンコートを着て、ちょうど良いくらいの気温でした。









競馬したよ記念に、おがわじゅりさんのポストカードも買った!めっかわ。
北海道の地名が曲の中でいっぱい出てくる、水曜日のカンパネラの「シャクシャイン」を聴きながら、海沿いを走る。この曲の中で出てくる地名の中でも一際特徴的な使われ方をしている「厚岸(あっけし)」を目指す。牡蠣!牡蠣が有名!そして、グルメで有名な道の駅に寄ったが、お目当てのピザ屋さんは休業中で残念だった。牡蠣は美味かった。
厚岸から帯広を目指す道はとても広く、平坦でゆったりとしていて、ペーパードライバーでも頑張れば走れそうだった。「代わろうか?(震え声)」と言ったが、夫の優しさと本心の入り混じった「えー、ここは気持ちいいところだから運転したい気持ちもあるー」という返事を受け、結局運転をフルで任せることになってしまった。ごめんよ………
この旅の最後の宿泊の機会なので、ちょっぴりリッチに行こう!ということで、十勝川温泉では露天風呂付きのお部屋をとっていた。(「ちょっぴりリッチに」とか言ったけど、ここまでの宿も食事も比較的リーズナブルなところばかりとは言え、5泊もしてるから旅費は嵩んでるが…)
露天風呂付きの客室なんて生まれて初めてだったし、大浴場もすばらしいと評判だったので、もうどうしたらいいんだ!?風呂の時間が足りないが!?と、ややパニックになったぜ。競馬場で食べた豚丼もすごくおいしかった。美味しいものが多すぎる土地、十勝。欲望渦巻くが、翌朝も朝食バイキングだから、色々と控えめにして寝た。
6日目
帰る日。忙しい。六花亭本店にも行かないとだし、荷物もまとめなきゃ。朝から朝食バイキングでたらふくと食べ、内臓全部が北海道になる(?)。
帯広の郵便局で洗濯物たちを自宅に配送し、お土産調達に奔走した。







途中、寄り道して買い食いをしたり、お土産を増やしたりしながら、あっという間に空港に着いてしまった。飛行機が想定よりも1時間以上遅延してしまい、帰れなくならないか…?とハラハラしたしめちゃくちゃに体は疲れていたが、旅の余韻に浸って、帰り道も幸せだった。
5泊6日、世の中の三連休を挟んだ長旅を二人で楽しみました。結婚して5年かー!早いな。でも、色々あったような。コロナもあったしね!転居騒ぎもあったし、家族も色々あったよ。
結婚した頃はね、5年後、つまりこの2024年には、「もしかしたら子どもがいるかも?」とかそういう未来も想像していたように思います。で、それと同じくらい、実は「夫婦関係、続くか...?」と、心配に思っていたようにも思います。喧嘩をよくしたとか険悪になったとかではないのだけど、一緒に暮らし始めた時が一番、何もかもが初めてで、訳がわからんかったように思います。もう慣れたけど、その時は認めたくなかったから言葉にしなかったけど、望んでしたはずなのに、結婚ムズ!誰かと一緒に住むん、ムズ!とほんとーに心底思ってた。
そしてここからさらに5年後…果たしてどうなっているでしょうか?どうなりたいか?うーん、わからんな。健康でいたい、とか、笑っていたいなとか、物を美味しく食べたいなとか、動ける中年でいたいなとか、当たり前だけど当たり前じゃないことしか浮かばないな。だって、5年前の自分達は今の私たちのこの姿を想像してなかったけど、健康で幸せだもんな…!?
世間も常識も色々変わりゆくなかで、5年後が想像できないのは、良くも悪くも当然のように思えてしまいます。
夫婦としては、目指すべき姿というか、それこそ、子どもとか家とか、どうしたいかとかね、何かもっともっと方針を定めて、それに向かって暮らしていくべきだったと未来の私は後悔するかもしれません。でも、何か、どこか、根を張りたくない、フーテンの如く自由でいたい気持ちも確かなんだよ。うわああ(急に頭を抱える33歳女性)
目標としては低い位置にあるかもしれないけれど、夫婦としては、当たり前を当たり前とは思わず、お互いの命と幸せと感情を尊重して、依存しすぎずさせすぎず…インディペンデントに?暮らしていきたいなあと、結婚生活6年目に差し掛かった今の私はそう思っています。
後日談という名の話のオチ
帯広の郵便局で、全洗濯物たちをゆうパックで自宅に送ったのだけど、航空便に乗せられないものがあったらしく船便で来たから、なかなか届かなくて替えのパンツが枯渇しそうてめっちゃハラハラした!!!!!
