今年の秋は〝冬〟仕様〜スキージャンプ大倉山2連戦
スキージャンプのラージヒルが11月1日、2日の両日、札幌の大倉山ジャンプ競技場(K123m、HS137m)で行われる。1日がUHB杯、2日がNHK杯を兼ねた全日本スキー選手権ジャンプラージヒル。
今年秋のジャンプ大会は助走路に氷雪を敷いた冬用のアイストラックで実施予定だ。冬仕様の助走路を使い秋の大会を開催するのは2018年以来7年ぶりとなる。
夏・冬のジャンプの定義は(例外もあるが)助走路がセラミック(陶磁器)レールに水を流して行うものをサマージャンプ、氷や雪の上を滑るのを冬としている。
前回冬のレールで開催された当時、国内で雪上で滑る冬の開幕戦として秋大会を行い冬への移行、海外ワールドカップに備える狙いもあったが気温の上昇や開催日程が10月内になるなどもあり公平性や安全性、スムーズな大会運営といった要因もあり、秋はアイストラックを封印し、セラミックレールをつかう夏仕様に変わっていた。
ランディングバーン(着地エリア)は素麺状の緑色の人口素材が敷き詰められたサマージャンプと同様の状況のハイブリッド。積雪がない分、地表の厚みがなく着地面が低く、カンテからの高低差が大きい。地表の状態は冬とは違う。ヒルサイズ(HS)は137m、ジャンプ台最長不倒記録やプロフィールは夏の数値になっている。
また、日程で11月〜3月(または4月)を冬、(4月または)5月〜10月を夏とする考え方もあるようだ。ただサマーグランプリのクリンゲンタールもアイストラックで行われたこと、用具などの新ルールの適用も国内では12月からとなることなどから夏の締めくくりとの認識が根強いようでもある。
雨で雪が溶け出すような場合、セラミックレールに変更する場合もありうる。

夏用のレールにはカバーがかけられている
更新履歴
11月1日、HSなどハイブリッドに関する点を追記
11月4日、日程による説を追加、テキスト一部修正
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