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SIMGOT SuperMix 5 感想レビュー #️⃣153

4種類5ドライバーを採用したSIMGOT SuperMixシリーズ最新モデル。
SIMGOT SuperMix 5
を実際に使用してみた感想をレビューします。

提供:AliExpress JP

◆称号

「骨伝導が繋ぐ、異種ドライバーの共演」

◆製品仕様・外観

パッケージ外観
パッケージ内容
シンプルだがアダルトな高級感が漂う
フェイスプレートデザイン。
ドライバー構成:1BC(10mm)+1DD(8mm) DLC+2BA+1MPD(4ウェイクロスオーバー)

【骨伝導ドライバーについて】
200Hz~7kHz補強を担う、カスタムコイル式の骨伝導ドライバーを搭載。
一般的な空気伝導とは異なり、筐体から伝わる振動を骨格を介して内耳へ届けることで、低音域の質感やレスポンス、微細なダイナミクス表現を補助。

製品ページより
搭載ドライバー的にも筐体はかなり厚めだが、
思いのほか軽量
装着感も耳にしっかり固定され良好。
筐体を軽く叩くと骨伝導コイルの
バインバインを感じられる。
高純度OCC銀メッキリッツケーブル
3.5mm/4.4mmプラグ交換式
付属ケーブルとしては十分なビルドクオリティ
2種類3サイズのイヤーピース
レザー製キャリングケース
FP同様、こちらも大人っぽい漆黒でかっこいい。
説明書類

◆音の感想

視聴環境

再生機器◆Lotoo PAW6000(音質評価時)
     MuseHiFi MUSE 300(FPS評価時)
ケーブル◆付属ケーブル(4.4mm)
イヤーピース◆Spinfit W1

低音域

骨伝導ドライバーによる補強が、理想的な形で効いている印象。
サブベースは支配的な量感まではいかないが、振動の波をダイレクトに伝えてくるような迫力が最高に気持ち良い。ただし、そのエネルギーのベクトルは横方向ではなく、縦方向へ向いているように感じられる。そのため、必要以上に音が広がることがなく、ボヤけた膨らみにも感じにくい。深く沈み込みつつ輪郭を崩さない、ダークでかっこいい低音に感じやすいと思う。
ミッドベースはサブベースとはやや印象が異なり、中音域との馴染みの良さを意識したチューニングに感じられる。骨伝導ドライバーを上手く利用しながら、曲の中に違和感なく溶け込ませるような自然な鳴り方が印象的。
ドラムのアタックは抜けの良い、瞬発性のある力強さで前へ出てくるため、キレの良さが際立つ。対してベースラインはタイトだが、わずかに柔らかな弾力があり、小刻みに弾むような立体感のあるリズミカルさでリードしてくれる。
"ただ量感のある低音"ではなく、深く沈み込むサブベースと、リズミカルに躍動するミッドベースでしっかりと役割を分担した表現が非常に面白い。

中音域(ボーカル)

BAドライバーらしい高解像度と豊富な情報量、音の立ち上がりの速さが印象的。音色はナチュラルで、クリアさが前面に出た表現になっている。
ここでも骨伝導ドライバーがしっかりと仕事をしており、特にアコースティックギターなどではその効果がわかりやすい。音の芯だけを鳴らすのではなく、立体感のある響きを持たせることで、中音域全体に活き活きとした肉付きや躍動感が生まれているように感じられる。
ボーカルは近めに定位し、エネルギッシュな演奏に全く遅れを取ることなく、強い存在感を示してくれる。
男性ボーカルは骨伝導ドライバーとの相性が良いためか、元気の良さが上手く乗る印象。クリアで見通しの良い音色を維持しながらも、声そのものの「味」を引き出すような表現力があり、聴いていて非常に楽しい。
そして女性ボーカルは、個人的には最高クラスに好みの質感。透明感を軸として非常に美しく伸びてくれる一方、声にわずかな肉付けを加えたような響きが、艶や情感をさらに引き立ててくれる。
面白いのは、音色そのものはあくまでナチュラルであること。骨伝導ドライバーによる補強が入っているものの、違和感のある加工や過度な脚色には感じられない。むしろ、その曲やボーカルが本来持っている魅力に適度な厚みを加え、より魅力的に聴かせてくれるような鳴り方になっていると思う。
この"自然さ由来のボーカル表現の魅力"はかなり癖になる。ここまで聴いていて楽しいボーカル表現に富んだイヤホンは、なかなかないと思う。

高音域

うーん、この帯域もめちゃくちゃ面白い!
どちらかというとMPDらしいディティールに富んだ繊細な音というよりも、PZTに近い、やや硬質で響きやキレの良さを重視したような鳴り方に感じられる。
もちろんMPDらしい立ち上がりの速さや非常に高い解像度はしっかりと感じられる。そこへ、おそらく骨伝導ドライバーによる立体感のある響きが加わることで、まるでPZTドライバーを思わせるような煌めきや、美しい余韻の空気感を引き出している印象。
シンバルやハイハットなどは瞬間的なアタックを強く感じさせながら、その後に残る響きまでしっかりと表現してくれるため、空間の中へスッと広がっていくような美しさがある。
一方で、MPDの大きな長所である歪みの少ない精密な表現力はしっかりと維持されている。煌びやかで硬質な響きを持ちながらも、音が尖りすぎたり、ピーキーな刺さりとして主張してくるような印象はほとんどない。

高域の美しさを楽しませながらも、決して音を破綻させない。刺激的になりすぎることなく、MPDらしい高い描写力や滑らかさを活かしたまま、骨伝導によって響きの立体感を加えている。かなり個性的ではあるものの、唯一無二とも思えるかなり質の高い高音域ではないだろうか。

その他特性

音場は全体的には近めにまとまっている印象がある。ただ、立体感のある響きによって空間が外側へ押し広げられるような感覚があり、濃密だが実際の広さ以上に開放的で、窮屈さを感じさせないサウンドステージを形成しているように感じられる。
また、4種類のドライバーによる分離感は当然のように高く、それぞれの音の位置関係も非常に正確。複数の音が重なり合うような場面でも、それぞれの存在をしっかりと追うことができる。
特に好印象だったのが、響きの豊かさと定位精度をお互いを活かしあっているところ。3次元的な空間表現でありながら、響きを利用して音の位置関係を曖昧にするような印象はなく、各音の定位を非常に丁寧に表現してくれる。
近めにまとまった音場と立体的な響き、そして高い分離感と正確な定位。この組み合わせによって、空間を満たす密度を感じるのに、広がりや奥行きのある、独特の空間表現が病みつきになる。

FPS適正(APEXでの使用感)

低音域の量感は強めだが、足音に該当する帯域の輪郭はタイトで、敵の足音を非常に拾いやすい。
さらに、立体的かつ正確な定位によって、敵の位置を三次元的に把握しやすい。左右方向だけでなく、距離感を含めた位置関係をイメージしやすく、音を頼りに状況を把握する場面ではかなり頼りになる。
高音域にはPZTを思わせる鋭さがあるものの、そこはやはりMPDらしく、銃声音などの鋭い音でも不快な刺さりを感じにくい。必要な情報量と瞬発力を確保しながら、刺激感を上手く抑えられている点もFPSでは好印象。
分離感については言わずもがなで、複数の音が重なる混戦時でも、それぞれの音を追いやすい。銃声や足音、環境音などが一気に入り込んでくる場面でも音が混濁しにくく、状況把握のしやすさに繋がっていると思う。

個人的には、ここからリケーブルやイヤーピースによってほんの少しだけ空間の広がりを加えてやれば、さらにFPSに適したサウンドに仕上げられると感じた。

◆個人的に気になった点

  • 筐体はやや大きめなため、耳の小さい方は装着感が合わない可能性がある。

  • 骨伝導ドライバーによる独特の響きは、最大の個性である一方、好みや体質によって評価が分かれる可能性がある。立体感や響きの豊かさを楽しめる方には大きな魅力となるが、よりストレートで自然な鳴り方を好む場合は少し癖を感じるかもしれない。

  • 低音域の主張を控えめにした、すっきりとした音作りを好む方にはあまり向かない。

◆最後に

SIMGOT SuperMix 5いかがだったでしょうか。
ダイナミックドライバー、バランスドアーマチュア、マイクロプレーナードライバー、そして骨伝導ドライバーという4種類のドライバーを組み合わせた構成は、それぞれの長所を活かしながら独特のサウンドを作り上げているように感じられました。
特に印象的だったのが、骨伝導ドライバーによる立体感のある響き。低域では深く沈み込むようなエネルギー感を与え、中音域ではボーカルや楽器に厚みと躍動感を加え、高音域では煌めきや美しい余韻を引き出してくれます。それでいて過剰に加工されたような不自然さはなく、各帯域の魅力を自然に底上げしている点が非常に面白いところです。
一方で、筐体サイズや骨伝導による独特の響きは好みが分かれる部分。また、すっきりとしたモニターライクなサウンドを求める方よりも、低域から高域までしっかりと存在感があり、音楽そのものの躍動感や没入感を味わいたい方に向いているイヤホンだと思います。

コラム
妻のちょこっとレビュー🏊🏖

綺麗系というよりはボンボン系でもないなんていう種類なんやろう❓ジーーンジーンて感じ?
爽やかな低音🐰🏹͙
ゲームを主に使用して銃声の聞きごこち良き🤤
もう返さんとこうかなと思う。

購入リンク🔗


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