【制作後記】過ぎ去る思いを新月にのせて【自称無名BMS作家が物申す! & A-1 ClimaX 2025】
Abstract
このnoteは、BMSのイベント「自称無名BMS作家が物申す! & A-1 ClimaX 2025】へ、自分が出した作品の「過ぎ去る思いを新月にのせて New Moon Removes your Memories 」(以下、「過ぎ去る思いを~」)を頑張って解説したものです。
主に曲の構成とモチーフ・BGAに出てくる風景や文字、時折見える幽霊について、述べていきたいです。ReadMeには語り切れない部分について語りたいと思います。
1. 過ぎ去る思いを~について
どんな曲か気になる人は これ↓ を聞いてください。
もしBMSでプレイしたい人はこちらからDLしてください。
ついでにインプレッション(譜面・曲・映像などの感想)を6/8までに書いてください。早く!!!!
2. テーマ
"リズム難の古風な曲"
この曲を作る前に1つ曲を作っていまして、その曲が3拍子でした(未公開)。この時点で3拍子を作ることが楽しい(≒ 四つ打ち曲で良いものが作れない)ことに気づいて続編的な立ち位置で作成しました。
ただ、ちょっと一工夫させたいなということで注目した楽曲があります。それが、KONAMIさんの「SOUND VOLTEX」という音ゲーに収録されている かめりあさんの「すべてが幻になった後で」でした。

この曲はBPM 79 の3小節 3拍子 3連符 で作られており、ゲーム中屈指のスコア難の曲として挙げられています。
自分もこのリズム感をリスペクトしたいなぁと思い作成していたら、気付いたらBPM77 の 4小節 3拍子 3連符で作成していました(ただしBMS上ではBPM231になっています)。
これはFL Studioの設定上、3小節にはできなかったからです。たぶんできないですよね・・・?
でもそのおかげで、ゆったりした四つ打ちの中にSwing成分、またその3拍子の中にSwingという、Swingの中にSwingという構成が出来上がりました。
ここから「Swingが二つある」⇒ Bi(英語で 2つ、という接頭辞)ということで、当初は Bi-Swing Melody (BSM)というのを考えていました。
そこから、タイトルにある「新月」から着想を得て、「惑星の重力を使って軌道を変化させる技術」である「スイングバイ(Swing by)」に注目しました
「Swing by」は、その他にも 英語で「長居するよりも、さっさと立ち寄る」という意味も含まれていることから、曲のフレーズを目まぐるしく変化させている(長い間繰り返さない)という曲全体の特徴から、この曲のジャンルは晴れて「Swing-By Core」になりました。
Coreはどこから来たのかは、知りませんね・・・
コード進行について語りたいのですが、コード名称がパッと出てこないので、自分流の作曲方法は、
メロディを作成 ⇒ ベースラインを打ち込み ⇒
耳に違和感のない程度に音を連ねる ⇒ べーズを遊ばせる
という流れで作成しています。ちなみにキックとかスネアは一番最後に打ち込んでいます。
3. BGAについて
BGAはいくつかの風景と、時折流れるWingdings(フォント名)で作成されています。風景は基本的にドットイラストに加工しています。Aviutlで作成しています。
BGAの全体イメージとしては、曲がレトロをイメージしている部分もあるので、「ゲームをクリアして、エンディングが流れているときに、今まで登場したキャラクターが何かをしゃべっている」後日談を意識しています。
また自分は無意識だったのですが、界隈曲のMovieを意識している節があり、曲調にも表れていたようです。いわれて 初めて 確かにと思いました。自分が好きな界隈曲は、電ǂ鯨さんの「クーネル・エンゲイザー」です。あと、2号兄貴さんの「尻穴」とかです。文字に起こすと最悪すぎますが、ニコニコ動画の「柴又MAD」の曲ですね。
では、ここからBGAについて簡単に触れていきたいと思います。

自室。写真を撮る前に掃除をしました。

このあたりが特に界隈曲っぽい箇所ですね。
パート毎に音声を出力して、それぞれ波形を作成し表示しています。
また、全体的にドット風にしているので、界隈さに拍車をかけていますね。

(頑張ってこの文字読もうとしてるの?)
交差点。全く人が通ってないときに撮りました。

(意味ないよ。僕は道路で寝転がってるだけだし)
基本的にはこの幽霊っぽいやつが、セリフを言ってるイメージです。
今は寝っこんでるやつですね。

(これは夕焼け。すごくきれいでしょ)
saigo ni yuhi wo mitano ha itsu datta kana
(最後に夕日をみたのはいつだったかな)
町から見える夕焼けです。 童心を忘れていないので、奇麗な夕日が見えたら写真に残すようにしています。

実はここはタイトルです。

(ススキだよ。背景の宮がとてもよい。)
mata ikitaine. mada kyu ha nokotte iru no kana?
(また行きたいね。まだ宮は残っているのかな?)
これは奈良の平城京です。横に見えている宮(きゅう)はまだあったはず。
秋ごろに行ったと思います。ススキが一面に広がっていてよかったです。

(良い子のみんなはここに上ってはいけないよ、危ないよ)
トンネル。このドット絵だけ、手前のトンネルと空とでレイヤー分けしています。

(でもこういう場所で座るのなんかかっこいいよね)
かっこいいかはともかく、なんとなく座ってみたい感じはします。

(そろそろ曲も終盤だよ BGA 作るのとても大変だ)
ちょっと縦のノイズを走らせて、意味深っぽい感じ出していますが、
この段階でBGAを早く完成させたい気持ちでいっぱいでした。
ちなみに手前の自転車は自分のでした。もう廃棄しちゃいましたが。

(あと一時間で締め切りです全然BGA完成してない やばいやばいやばい…….)
そういうことです。
同じ文字を繰り返すと、壊れ始めてる感じが出るかなと思いましたが、あながち間違いではありませんでした。急いでいました。

ちなみに、この後のこれは特に大きな意味はありません。が、作った後に冷静になると、ここの文字もWingdingsで書いたほうが良かった気がしています。

(まったく人がいない京都だよ)
saigo made mite kurete arigatou!!
(最後まで見てくれてありがとう!!)
有名な京都・嵐山の竹林のところです。
通常ここはめちゃくちゃ人であふれかえるのですが、コロナ禍の京都は旅行客が全く人がおらず最高でした。
ちなみに、Youtubeに上がっているものと、BGAになっているものは若干異なっています。というのも、Movieを作成するときには音声をONにして、BGA化するにおいて音声をOFFにしてMP4に変換しているのですが…
その影響で波形が出る箇所が、音声OFFにしてしまったことによって表示されなくなってしまったのです。ミスった。

さて、所々幽霊が出ていると思いますが、本来はもうちょっと人間らしい見た目にする予定でした。
ちょっと雰囲気暗めの、カメラを抱えた女の子を描くつもりでした。ついでに少しアニメーションにしてあげたいなと思い、Movieの土台だけ作成していました。
女の子を描くためにペンタブレットを用意していたのですが、なんと、windows11に対応していなかったので、マウスで書かなくてはならなくなりました。
しかもその時には締め切りn時間前とかなので、めちゃくちゃ焦っています。なんとかせねばと思い、一旦、AIに任せてみましたが、これじゃない女の子が出てきたので、仕方なくマウスで描くことになりました。
そこで、形状がシンプルでアニメーションが容易な幽霊クンが出来上がりました。そうです、幽霊である理由は簡単に描けるからです。
しかし、少ない枚数で滑らかなアニメーションを実現するのは困難を極めていたので、モーフィングで滑らかに動くようにしています。
実際は三枚の画像しか用意していませんが、工夫して滑らかに動かしています。


よく見るとまだ雑さはうかがえますが、色彩が多い背景に、半透明で配置することで、その雑さは帰ってリアルにつながるかなと思って配置しています。
自室以外には基本登場しているはずなので、探してみてください。
4. 終わりに
参加しているイベント「自称無名BMS作家が物申す! & A-1 ClimaX 2025」には、自分の作品以外にも多種多様な作品がありますので、ぜひ皆さんの好みを見つけて、10点をインプレッションしてあげてください。
ちなみに。
自分は選曲時のBGMや、ジャケット絵など、追加しなくていいかなと思っていたのですが、あとから考えると付け加えるべきだったなぁと後悔しています。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
またかま(@mtkm576)
