『巷説百物語』京極夏彦 聴了
これを通しで読むのはこれで何回目だったろうか。
京極夏彦の中でもaudibleで聴きたかった作品ブッチギリNo. 1の作品。
何故ならタイトルの通り、百物語、怪談、話芸の要素が強いので朗読とめちゃくちゃ相性良いだろうなとずっと思っていた。
ただ再生時間が15時間超えてるから朗読劇があったとしても途中で疲れちゃうし、NHKの「おはなしのくに」みたいに10〜15分ぐらいに分割して放送する形式が良いのだろうか、と考えていた。
昨日までは。
だが今は違う!(ギュッ)
『巷説百物語』がaudibleで配信されたことにより人類はいつでもどこでも好きなタイミングでこの作品の朗読を聴くことが可能になったのだ!
文章で読んでても軽妙なリズムが気持ち良かったのに、これを落語とか噺家とか活動弁士みたいなテンポで語られるともう絶頂しちゃうよね。
夏彦!夏彦!夏彦〜〜〜!!
ただ問題は『巷説百物語』はこの作品単体では完結していないということ。
もちろん短編集だからそれぞれの話でオチはついてるんだけど、我々はもうその先の世界を知っている!
『続巷説百物語』ではこの作品の続きの話、それぞれの登場人物の更なる掘り下げが。
チョーカッコいい浪人の東雲右近も出てくる。
『前巷説百物語』ではこの作品のエピソードゼロ、御行の又市が何故今の稼業に携わることになったのか。
チョーカッコいい浪人の山崎寅之助も出てくる。(ビジュアルイメージは俵文七、江戸時代設定だけど金髪)
『後巷説百物語』では後日譚、又市の一味がその後どうなったのか、百助は人生の最後にどのような決断を下すのか。
『西巷説百物語』は関西編スピンオフ、みんな大好き切れ長吊り目関西弁イケメンオニーサンの靄船の林蔵の話。
さらにスピンオフの『嗤う伊右衛門』『覗き小平次』『数えずの井戸』もある。
一度『巷説百物語』読んでしまうとこのあたりのシリーズも続けて読みたくなるので一刻も早く続編もオーディオブックで出してください、生命に関わるんです。
