星の番号は、なぜ逆なのか ― Population I・II・IIIの、ちょっと可笑しな話
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宇宙の歴史を学び始めると、
多くの人が最初に首をかしげる言葉がある。
Population I
Population II
Population III
普通に考えれば、
Ⅰが最初で、Ⅱ、Ⅲと新しくなるはずだ。
ところが宇宙では逆である。
宇宙で最初に生まれた星は
Population III。
その次が
Population II。
そして私たちの太陽のような比較的新しい星が
Population I。
番号が、きれいに逆になっている。
理由はとても人間らしい。
最初に天文学者たちが観測した星を
Population I
と呼んでしまったからだ。
その後、
「どうやらもっと古い星があるらしい」
ということで
Population II が生まれた。
さらに宇宙論が進むと、
「いや、その前に最初の星があったはずだ」
となり、
Population III が追加された。
こうして宇宙の歴史は
III → II → I
という、少し不思議な順序で語られることになった。
科学というものは、ときどき
こういう命名の歴史を引きずる。
しかし、この少しややこしい番号の向こうには、
宇宙の長い時間の流れが隠れている。
暗黒の宇宙に、最初の星が灯る瞬間である。
宇宙誕生の叙事詩では、その出来事を
「最初の星」として描くことになる。
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「星の番号は、なぜ逆なのか」を読んでいただき、
そして「スキ」を届けてくださったこと、心より感謝いたします。
少し不思議で、どこか可笑しいこの話を通して、
宇宙がほんの少し身近に感じていただけたなら、
とても嬉しく思います。
これからも、難しさの中にある「面白さ」や「違和感」を、
静かにすくい上げていきます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
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