外壁の色あせが気になったときに見ておきたい場所と症状
こんにちは。
茨城県つくば・土浦エリアで暮らしを支えるリフォーム会社 創心です。
洗濯物を干すときや、車に乗る前。ふと外壁を見上げて、「前より色が薄くなったような」と感じることはありませんか。
特に、住み始めてから10年前後が過ぎると、日当たりなどによって住まいの外まわりに少しずつ変化が見え始める家もあります。
毎日見ている住まいだからこそ、少しずつ進む変化には気づきにくいものです。
今回は、外壁の色あせが気になったときに、暮らしの中で見ておきたいポイントをご紹介します。
外壁が古く見える原因は、色あせだけではありません
外壁は一年を通して、日差しや雨、風、気温の変化にさらされています。
そのため、年月とともに色が薄くなったり、表面に汚れが重なったりして、以前より古く見えるようになります。
ただし、「色が変わって見える」というだけでは、外壁そのものが色あせているのか、汚れが付いているのかは分かりません。
まず見ておきたいのは、変化が外壁全体に広がっているのか、限られた場所だけに出ているのかという点です。
窓の下や換気口の近くに黒い筋がある場合は、雨だれや空気中の汚れが付着していることがあります。
地面に近い場所や日陰に緑色の汚れがある場合は、湿気によってコケやカビが付きやすくなっている可能性があります。
一方で、外壁全体が白っぽく見えたり、日が当たる面だけ色が薄くなったりしている場合は、表面の塗膜が年月の影響を受けていると考えられます。
見た目が同じようでも原因は一つではありません。
どこに、どのような変化が出ているのかを比べると、状態を考えやすくなります。

汚れと色あせは、変化の広がり方を比べます
汚れと色あせを見分けるときは、一部分だけを見るのではなく、外壁全体の色を比べてみます。
汚れは、雨水が流れる場所や湿気が残りやすい部分など、限られた範囲に出ることが多くあります。
例えば、次のような変化です。
・窓の下に黒い筋が伸びている
・換気口のまわりだけ色が濃く見える
・北側や建物の陰に緑色の汚れがある
・地面に近い部分だけくすんでいる これに対して色あせは、一面全体に広がったり、日当たりによって面ごとの差が出たりします。
以前より色の鮮やかさがなくなった、外壁が全体的に白っぽくなった、隣り合う面で色の濃さが違って見えるといった状態です。
判断しにくいときは、門まわりや物置の陰など、日差しや雨の影響を受けにくい部分と比べる方法もあります。
同じ外壁材でも、環境によって見え方が変わるため、汚れている場所だけを見て外壁全体の状態を決める必要はありません。
家の周囲を歩きながら、変化が部分的なのか、広い範囲に出ているのかを見ていくことが大切です。
南側と北側では、見ておきたい変化が異なります
同じ家の外壁でも、方角や周囲の環境によって変化の出方は違います。
南側や西側は日差しを受ける時間が長く、紫外線の影響によって色が薄くなりやすい場所です。
特に、西日が強く当たる面は、ほかの面より色の違いが目立つ場合があります。
北側や建物の陰になる場所は、日差しが届きにくく、雨のあとに湿気が残りやすくなります。
そのため、色あせよりも、コケやカビ、黒ずみなどが現れやすい傾向があります。
また、方角にかかわらず、次の場所は変化が出やすいため目を向けておきたいところです。
・窓やベランダの下
・雨どいや屋根の近く
・換気口や配管のまわり
・建物と塀の間など風が通りにくい場所
・地面から近く、泥はねを受けやすい部分
外壁全体を細かく調べようとすると負担になります。
玄関から駐車場まで歩くときや、庭の手入れをするときなど、普段通る場所から見ていくだけでも構いません。
日が当たる面と湿気が残る面を見比べると、その家でどのような変化が起きやすいのかが分かりやすくなります。
色以外では、ひびや表面の粉にも目を向けます
外壁の色が気になったときは、見た目の変化だけでなく、表面やつなぎ目の状態もあわせて見ておくと判断材料が増えます。
特に目に入りやすいのが、外壁のひび、塗膜のはがれ、目地の割れです。
細いひびであっても、長さや場所、増え方によって状態は異なります。
窓の角から斜めに伸びているものや、以前より幅が広がっているように見えるものは、写真に残して経過を比べると分かりやすくなります。
外壁を手で触れたときに、白い粉や外壁と同じ色の粉が付くこともあります。

これは「チョーキング」と呼ばれ、塗膜の表面が紫外線や雨の影響を受け、粉状になっている状態です。塗膜が持つ防水性が低下し始めている目安の一つでもあるため、色あせやひびなど、ほかの変化とあわせて状態を見ておきたい症状です。
ただし、手が届かない場所に無理に触れたり、高い場所をのぞき込んだりする必要はありません。
安全に見られる範囲で、次のような症状がないか目を向けます。
・外壁の細いひびや欠け
・塗膜のふくらみ、はがれ、めくれ
・触れたときに手に付く粉
・目地部分の割れややせ
・窓まわりのすき間
・外壁材の浮きや反り
一つの症状だけで判断するのではなく、色の変化と合わせて見ることが大切です。
色あせに加えて、ひびや塗膜のはがれが見られる場合は、外壁全体がどのような状態にあるのかを考える材料になります。

同じ場所の写真を残すと変化を見逃しません
外壁は、毎日目にしているほど変化が分かりにくくなります。
そこで役立つのが、同じ場所を定期的に撮影しておくことです。
玄関側、日当たりの良い面、日陰になる面など、見る場所を決めておくと、次に撮影したときに比べやすくなります。
写真を残すときは、外壁全体が分かる写真と、気になる部分を近くから写した写真の両方があると便利です。
撮影した日付に加え、「雨のあとに黒い筋が目立った」「手に白い粉が付いた」といった簡単なメモも残しておくと、家族にも状態を伝えやすくなります。
外壁の色あせは、それだけで対応の時期が決まるものではありません。
汚れなのか、広い範囲の色あせなのか、ひびやチョーキングなどが一緒に出ているのかによって、考えたいことは変わります。
まずは家の周囲を一度歩き、南側と北側、窓まわりや雨どいの近くを見比べてみてください。
今の状態を写真と一緒に残しておくことが、これからの手入れを家族で考えるための材料になります。
外壁の状態が分かりにくいときは
色あせと汚れの区別がつきにくい場合や、ひび割れ、手に付く粉などが気になる場合は、創心へお声がけください。
外壁だけでなく、雨どいや屋根まわりも含め、建物の状態と使う人のこれからを考えながら、必要なことを一緒に見ていきます。
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ここまで読んでいただき、
ありがとうございます。