死刑囚表現展というものに行ってきました。何を想うか、私。
少し前の事なんですが、先月?
「死刑囚表現展2024」に初めて行きました。
その題名通り、日本の死刑囚の作品展です。
主催は、死刑廃止を訴える団体がされているようですが、
私は先入観を持たず、自分の「行ってみたい」という気持ちにただただ従い、伺いました。
自分が何をどう感じるんだろうか。
全く分かりませんでした。
絵心の無い私からすると、
作品自体はどれも素晴らしく、個性的で、
意味を持って創られたものなんだなーって、
色使いや細かさに、ただ感心しました。
この作品展に出す為、誰かに見てもらう為に、
何かを表現したく、心を込めて、
どれも丁寧に描かれたものなんだろうな、と。
作者の中には知っている名前もありました。
あの犯人だ…
あの事件の…
あんなむごいことをした…
あんな身勝手な…
思い出すと怒り悲しみが沸き上がってくるような事件を起こした人たち。
とたんに作品たちが、
ぐわんと見え方が変わる感覚。
これは私の感情が起こしている揺らぎ。
作品は変わらずそこに在るだけ。
どういう風にこの作品達を見たら良いんだろう。分からなくなる。
この作品達から何を感じたら良いんだろう。
取り返しのつかないことをした。
大切な命を、自分勝手に奪った。
被害に遭ったその方達の、
怖さ痛さ無念さを思うと、
胸が苦しくなる。涙が溜まる。
死刑制度をどう思うかは別として、
潰れてしまうほど気が狂うほど反省に埋もれる日々を過ごして欲しい、正直そう思う。
自分の命が他人に断たれるという恐怖を、
存分に味わったらいい、、、正直そうも思う。
なのに、
気持ちを紛らす為?
描くことが楽しくなって?
反省以外の何かを訴えるように?
作品作りに精を出す様子を想像すると、
なにちょっといい感じの時間を過ごしてるの?
……と、いたたまれない気持ちにもなった。
反面、
こんな素敵な作品を作れる人たちなのに。。
この人たちの家族はどうしているんだろう。。
みんな可愛い赤ちゃんで生まれてきたのに。。
どこかで何かが違っていたら、この人たちは罪を犯さない人生を歩めたんだろうか。。
犯罪者にならずに済んだ、人や体験や社会資源との出会いがあったら。。
そうも思い、胸が締め付けられる気がした。
昨日もその前も、
目を疑うような悲しく情けなく痛ましい、
身勝手な事件や事故のニュースが入る。
虐待、DV、飲酒運転、無差別自虐的行為。
今も恐らく、一線を越えるか越えないかで生きている人がきっといる。
そのライン上の人のSOSを受け取るのは誰?
そして、それを越えると絶望的な事が起こる。
そうやって、毎日のようにどこかで
あってはならないことが起こっている。
果たしてそれは防げるのだろうか。
被害者も加害者も人生が狂う。
そんな人を出させないため、
私たちみんなが笑って暮らせるため、
どんな事が必要なんだろう。
そんなことを感じながら、
作品たちをすみからすみまで見た。
とても疲れた。
死刑制度について、私はどういう意見だろう?
やっぱり分からない。
被害者の立場で考えると、きっと、
何回も何回も痛い思い、怖い思い、絶望を感じさせてその命を断ちきってやりたい。
そう思うのかもしれない。
それでも大切なあの命は帰ってこない。
決してそれで救われるわけではない。
返して返して。。。
会いたい。
そう思うに違いない。。
一方で、
冤罪や解明できていない詳細や、
残された真実。
その可能性を考えると、
怖さもある。
その可能性を考えると、
「人権」の2文字が重くのしかかる。
袴田巌さんという方は、
冤罪で死刑が確定し、47年以上もの時間を
奪われた。
いつ刑が執行されるか、、、という恐怖を、
毎日毎日毎日毎日味わいながら。
とんでもない。
それもまた、取り返しのつかないことです。
私は精神保健福祉士受験の勉強をした。
「人権」の文字をイヤというほど見た。
運良く受験には合格したが、
ただそれだけの未熟者。
残虐で重大な犯罪を犯した人の人権を、
心の闇を、その人の人生を、
どう取り扱ったら良いのか、
捉え方や考え方が分からず少し苦しい。
残虐に奪われた方たちや、
その周りの人達の人生は、
どうなるの。
その人達からしたら、全く関係ない。
運が悪かった、仕方ない、では
片付けられない。
自分に置き換えて考えるだけでも、
吐き気がして苦しくて、
たまらなくなる。
またきれいごとを言うが、
皆が手を繋ぎ、助け合い、
WAになっておどろうbyV6な世界になって欲しいと、心から願う。
皆様、色々なご意見や考え方があると思います。 あくまでも個人的な感想を綴りました。
何より、何らかの事件に関わり苦しむ方の元にこの記事が届いてしまって気持ちをかき混ぜてしまうようなことになっていたら、
本当にごめんなさい。
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
どうか平和を。
