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吸音ウールと断熱・吸音材(木造防音)

今回の記事は、2025年の夏以降に判明した吸音材の緊急投稿です。一部、メーカーからの内部情報を含みます。
それと、他の記事でも触れる予定ですが、昨年以降の木造防音室における完成後の音測定チェックと施主からのご報告を考察した結果、新たに証明された事実です。
*吸音材・断熱材メーカーも知らない事例です。
*提携先メーカーにも教える予定はないです。それは調子に乗って値段を改定されると困るからです・笑。
*ただし、提携先の建築士には内緒で教えました。現場での設計仕様を見直すためです。

吸音ウールとロックウール・グラスウールの比較

グラスウールを使用した現場は、依頼者と取引先の建築士が計測した報告を事例資料としています。
*防音職人は吸音ウールとロックウールしか吸音材は使用していません。(グラスウールは断熱材として使用)
*事例資料は約5年間の現場測定、過去の私の自宅マンションを含めた住宅(木造とマンション)の防音リフォームにおける効果などの体感です。

結論から言いますと、グラスウールは低音域と高音域の性能不足が明らかであり、人の声やテレビの音、ピアノなど楽器の周波数帯の音に対する吸音性能が低いです。

ロックウールは、ほぼ全域の周波数帯(約30Hzから約4500Hzあたり)に対する吸音性能が優秀ですが、約15年程度で性能が低下します。また、施工の際に潰れたり、千切れたりなど欠損しやすいので、施工しにくい部分への充填には向かないという欠点を抱えています。

吸音ウール50ミリは、ロックウールと同等の吸音性能を持っていますが、高音域がロックウールに比べると少し吸音性能低いです。このため遮音材で不足分をカバーする必要があります。長所としては、潰れたり、千切れたりしないので施工しにくい部分への充填にも対応できる、欠損しないという点が優れています。耐用年数も私の知る限りでは30年以上問題なく効果を持続できます。劣化も殆どないです。
*ただし、外壁内部に使用する場合は、敷地内の防火・耐火制限に問題がないか現場担当の建築士に確認する必要があります。

吸音ウールの需要が急増している

ここ数年、急に吸音ウールの注文が増えており、今年の秋以降は在庫がなくなるなど、契約メーカーの予想を上回る需要増になっているようです。

おそらく、職人が施工する際に、ちくちくしない、粉じんが出ない、潰れないなど施工しやすい事と、他の吸音材に比べて性能が良いことが広まってきたことが要因としてあるようです。それに、施主およびご家族の健康上の問題をクリアできる安全性が評価されたと思います。

住宅の生活防音や木造防音室など幅広い用途に対応できる安全な吸音材として注目されてきたと言えるでしょう。

防音職人の木造ピアノ防音室においても、吸音ウールを使用した現場の施主からは、音漏れが殆どなく、音響も非常に良いという評価をいただいています。
もちろん、他の防音材との相乗効果としての評価ですが、今後の新規案件(住宅の生活防音や音楽防音室)での標準仕様として切り替えることになりました。
*製品ページ:吸音ウール50ミリの概要
*参考ページ:木造住宅と断熱・吸音材

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