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霧の大峯山山頂|雲の上で耳を澄ます、1時間の記録【EARTH’S SOUND #02】

奈良県にある霊峰・大峯山の山頂で、霧に包まれた幻想的な風景を録音しました。アンビエントギターソルフェジオ周波数528Hzの響きを重ね、自然の音に寄り添うような、“サウンドスケープ(Soundscape)” を目指しました。
静寂に満ちた音の風景を、少しでも感じていただけたら嬉しいです。


霧に包まれた大峯山での早朝撮影記録

奈良県にある大峯山(おおみねさん)は、古くから修験道(しゅげんどう)の霊場として知られています。
修験道とは、山を修行の場とする日本独自の山岳信仰です。現在も女人禁制を守るこの山には、特有の精神文化が今もなお息づいていると言えるでしょう。

山頂には「お花畑」と呼ばれる、クマザサに覆われた穏やかな丘陵地が広がっています。
私自身、30代から大峯山に登るようになり、デジタル一眼レフでの動画撮影が普及し始めた2007年以降は、毎年のように映像記録を続けてきました。

通称「お花畑」
クマザザ

なぜ「1時間の自然音」を記録するのか

当初は、短いカットを撮影するだけでした。
しかし、「1時間そのままの自然音を届けたい」という想いから、本格的な収録を始めるようになりました。

一般的な自然映像に見られるようなループ編集やカットのつなぎは一切行っていません。
無編集で記録した1時間の映像だからこそ、その場に漂う空気や時間の流れまで伝えられると考えています。

撮影には、Blackmagic社の「BMPCC 4K(Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K)」という、映画制作にも用いられるシネマカメラを使用しています。
自然音や風景の細やかな表情まで、高精細に記録できるのが特長です。
(▶︎公式サイトはこちら

録画時間や発熱、バッテリーの制限といった課題も多く、現地での運用には毎回工夫が欠かせません。
それでもこのカメラは、7年近く使い続けてきた中で大きなトラブルもなく、長時間の撮影にも安定して応えてくれています。

さらに、登山装備を背負って山に入り、宿坊に1〜2泊しながら行う撮影は、体力的にも決して楽ではありません。
それでも、現地の空気と時間をそのまま届けたいという思いが、毎回の収録の原動力になっています。


撮影日は霧の朝、雲の中での1時間

撮影は8月の早朝6時から7時にかけて行いました。
大峯山の山頂は濃い霧に包まれ、視界はほとんどない状態。
周囲は白くかすみ、わずかに青空がのぞいたのは、ほんの一瞬だけでした。

雲の中にいるような、不思議でどこか静謐(せいひつ)な感覚に包まれながら、1時間の撮影と録音を進めています。

なお、前作では、飛行機音などのノイズを避けるために、映像の2倍以上の時間をかける必要がありました(橋杭岩での収録記録はこちら

今回は幸いにも、撮影中に一度も飛行機が通過することはなく、録音も映像よりわずか5分ほど長く行うだけで済みました。

この映像は3年前に撮影したものです。
当時は自然音だけの作品を考えていましたが、撮影中、耳の奥で何かが聞こえてきたのです。

耳鳴りではなく、確かに“そこにある音”
静寂の中に浮かび上がる、“地球の音”を感じた瞬間でした。


アンビエントギターと528Hzの響き

EARTH'S SOUNDで演奏しているアンビエントギターは、
ソルフェジオ周波数の音叉を常に鳴らしながら録音しています。
今回使用した周波数は「528Hz」。

この528Hzは「愛の周波数」「細胞修復の周波数」とも呼ばれ、
霧に包まれた大峯山の空間とやわらかく響き合っていました。

音楽は自然音を引き立てるよう、静かに寄り添うような演奏と編集を心がけています。


完成映像はこちら(YouTube)

📺 YouTubeにて公開中
▶️ 528Hz Solfeggio Frequency – Mountain Mist & Wind Sounds | Ambient Guitar Nature Soundscape (No AI)

この記事で紹介した記録を、1時間・ループなしの映像と音でまとめた動画です。AIは使用せず、現地で実際に収録した音と風景をそのままお届けしています。

自然音の細かなニュアンスを楽しんでいただくために、
イヤホンやヘッドホンでの視聴をおすすめします。



まとめ|目には見えない風景、耳で感じる世界

EARTH’S SOUND第2作目は、大峯山の霧に包まれた1時間を記録しました。
見えないけれど、確かにそこにある音と風景。

この映像が、静かな気持ちになれる時間となれば嬉しいです。


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