弦高
※以下の文章はあくまで経験に基づく一個人の見解として捉えてください。
弦高、気になりますよね。
基本的には12フレットで、フレットの頂点から弦の下端までを測ってそれを「弦高」と称するのですが、当然1箇所で測ったところで、ネックの反り方とかが違うわけで千差万別になるのは当たり前です。
単なるおおまかな基準でしかない。
僕の使ってるベースは弦高を測ったことはあまりないですが、おそらく1弦12フレットで2mmから3mmくらい?
これって色々な要素の結果で、まず僕の今やっている現場って、結構フレットバズ(フレットに当たってジョリ、とかビチャという音が出るやつです)が大事で、きれいなクセのないボンっていう低音よりかは、ジョリとかビチャとか鳴った方が迫力あるように聞こえるので、そういう音が欲しい。強く弾いた時に多少バズって、ニュアンスがつけやすいセッティングにしてます。
この「多少」の塩梅がとてもシビアで、周りがどういう演奏をしているか、弦の種類とかフレットの種類、本番のリキみ方、ピックアップ構成とか弾く位置、ネックの強度とかそういうものが全部絡み合ってこの音になってます。
バズが出ないくらいめちゃくちゃ弦高上げるのも好きですが。
このフレットバズってやつはやっぱ昔のレッチリの“Suck My Kiss”とか聞くとわかるんですが結構ワイルドさを演出する要素なんですよね。
あとディストーションかけるといい感じにドライブ感を演出してくれる。
ただ無理矢理強く弾けばいいってもんじゃなくて、ある一定の強さを超えるとそれ以上の力で弾いても音が潰れるだけでアタックが遅くなる(ダイナミクスの幅が狭い)のでよくないから、MAXのときにちゃんと各弦同じバズ具合でベチャッとなるようにしてます。
しかしここで落とし穴が。実は2弦ってめっちゃテンション高いんです
なんでかしりませんが、2→1→3→4→5弦の順にテンションは緩くなっていきます。
ウッドベースはちゃんと4→3→2→1の順になってたと思うのですが、とにかく普通のゲージなら2弦はテンション「感」じゃなくて、適正にチューニングした時のテンションそのものが高い。なので2弦をバズらせるのが大変、2弦だけきもちちょっと弦高下げたりします。なので2弦がどうも硬く感じるなービチャってしないなーって人、実はそれってそういうもんらしいですよ。ここは成り行きでうまいこといなすか、徹底的にテンションを研究するか。
バランスドテンションていうそれを改善する弦も売ってますね。
ぼくは弦の安定供給とコスパを優先します。
最近のセッティングの自分的トレンドは、
(通常のジャズベースを弾いている時)
「バズでフォルテシモ感を演出する」→フロントで強く振り抜く、ベシャっとさせる。
A.Bメロの普通のベースラインを弾く、→フロントとリアの中間くらいでじゃっかん硬めのトーン
ダイナミクスが弱いとこだけどちゃんとラインは聞こえさせたい→リア寄りでちょっとコリコリさせる、ピッキングは弱め
ちょっと込み入ったフレーズをフィルで弾きたい時にリア寄りで弾くことも。
こんな感じで弾き分けています。本番はなるべく気にしないようにしていますが気がついたらそうなっていることが多いです。
なんか弾き方の話になってきちゃったのでそろそろつづきへ。
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