ついに開花!バラの交配2年目の備忘録
こんにちは、souです。
子供たちが夏休みに突入して少し落ち着きましたので、バラの交配2年目の子たちの備忘録を記しておこうと思います😊
交配自体は5月のGW期間中に行いました。
1年目は、親株としてミニバラの「サンタルチア」を2株使いましたが、2年目は幅を広げようとして、「サンタルチア」「ピュール」「シャーウッド」の3株で行いました。
交配させるお花の数も増やして、1年目は1株当たり3本(3花?)だったところを、5~10本まで増やしております。秋の収穫までに落ちてしまう実が多かったので、その対策として感覚で増やしましたが、その後に入谷先生が行っている交配の写真を見たら、1株に対して40~50本分交配させていました。
もっと欲張っても良かったかな…(笑)

受粉後1週間すると、ダメだったお花は先端から萎びてくるor折れているので無事受粉出来たかどうか分かります。
交配も手間ですが、ラベルをつけるのが地味に面倒くさいので、それが無駄になってしまったと考えると、ちょっと残念な気持ちになります。仕方ないですね。
ちなみにラベルはAmazonで買っています。送料を含めると、500枚入りで1枚5円ぐらい。水に強く、冬までほぼ傷まず使えるので便利です。
親の名前は、普通の油性ペンで書いていますが、このラベルが優秀なためか、掠れることなく秋までもちました。安く済ませるのならば、マスキングテープを使うみたいなのですが、朽ちたり掠れたりして交配した品種が分からなくなってしまうのが一番ダメなので、ここはケチる部分じゃないなと思います。
1ヶ月くらいすると、実として安定期に入ったかどうかが分かる気がします。

安定した実はしっかりとした形をしていて、よほど事故らない限りそのまま秋まで保ってくれます。ダメな場合は、先端から茶色く枯れてしまいます。

実の形は品種によって異なるみたいで、サンタルチアはお椀型でしたが、ピュールはまん丸で、シャーウッドは少し細長かったです。


実が安定してからの管理は単純で、栄養が実に集中するように新芽と蕾はソフトピンチで取り除き、健康な葉っぱを維持するようにします。
薬剤散布は他のバラと同じように、蕾は新苗の育て方と同じように、というのを意識しました。
新芽のソフトピンチというのは慣れませんでしたが、変に勢いのある枝を作らないようにするということかなぁと思います。
管理していく上で困ったのは、ハダニ。大量発生してしまい、実までクモの糸が絡みつくようになったので慌てました。とにかく葉っぱを落としてしまっては光合成が出来ませんので、根気よくシャワーと薬剤散布でハダニを退治しました。
また、夏の間は水やりに気を付けました。バラは乾いてからたっぷりと水やりをするのが基本かと思いますが、水切れで実が全滅することだけは怖かったので、自動水やりタイマーのスプリンクラーの本数を多めに配置しました。
土が乾ききっていなくても、たっぷりと水が補給されるようにしました。
そして迎えた11月。気温が下がってくると一気に実が色づいてきて、自然と実の根元の枝が脆くなりはじめるので、地面に落ちる前に収穫しました。写真では9個の実が映っていますが、プラス1個、画面外に形の悪いものがあり、全部で10個の実の収穫となりました。

これらはこのまま紙封筒に入れて、冷蔵庫の野菜室で年明けまで寝かせます。冬の低温を早めに感じさせるためですね。
そして年明け。セルトレイに種まきをしました。
セルトレイは色々なサイズのものがありますが、私が使ったのは7×15列のもの。このサイズは勘で決めたのですが、一通り使ったうえで、正解が分かりません…💦←
使った土は、ホームセンターで売っていた「さし芽・種まき用の土」と「芝生用の目土」。中途半端に余っていたので、それを使い切ろうとして2種類になってしまったのですが、これは特にどちらが良いということは無かったですね。無肥料で粒が細かめならば、何でも良さそうです。
ダボ支柱で1cm程穴を開けて種を1個ずつ蒔きました。この写真を見て今さらカウントしたのですが、10個の実から全部で299個の種を蒔いたようです。

なお種まきの際は、実を剥いて種を取り出して、種の周りの発芽抑制物質をザルを使って水洗いして落とします。吸水は特に行いませんでした。

ちなみに種まき時の手順にもしもっと興味がある方がいたら、↓の動画が参考になると思います。
(※この動画は交配1年目のものです)
種まきした後のセルトレイは、簡易的な温室で養生しました。
寒風や霜で土が凍ってしまうと良くない気がしたためです。

ほとんど水は乾かないのですが、たまに水やりをして3月頭、ついに芽が出てきました。最初の双葉は丸い葉っぱで可愛いですね。

我が家はスペースの都合で、温室をサイクルポートの下に設置しており、日当たりがあまり良くありません。冬でも日が差すと温室の中はかなり暖かくなるので、温度が稼げたらもう少し早めに芽が出てきたんじゃないかなと思います。
そして、セルトレイで育ててある程度大きくなったらポット上げです。土は、この時からバラ用の培養土に変えました。

使っているのは、3号ポットのプレステラ。スリットタイプなので水はけが良いのと、プラスチックなので逆性石鹸で消毒すれば何年も使えそうなのでこれにしました。
ちなみに上の写真で数えてみると、全部で136苗。蒔いた種が299個なので、発芽率は45.5%。木村先生曰く、発芽率20~30%で合格とのことなので、上々の数字かと思います。へへへ(笑)←
で、しばらく経ってようやく開花です。
6月半ばくらいから、小さいお花がポツポツと咲き始めました。苗が小さいのでお花も小さいのですが、咲くお花によって表情が全く違っており、かなり個性的です。
親が違う子はもちろん、同じ両親の組み合わせでも、全然違うお花が咲きます。



これですねぇ、やっぱりお花が咲くと、かなり嬉しくて、そして面白いです(笑)
長い時間がかかる交配と種まきの醍醐味ですね。
この段階で、どんどん選抜していくのが育種の世界では普通みたいですが、今はひとまず、気に入ったお花の苗に目印のラベルを立てて、自然に枯れない限りは大きくしてみようと思います。
やはり一花見ただけで捨てるのは忍びない…。家のスペースが限られているので、そのうちこんなことを言ってられなくなるとは思うのですが、今だけは平等に愛を注いでいきたいです。
以上、今回はバラの交配2年目のまとめでした。
皆さんも是非お試しください!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後までご覧いただきありがとうございます。
よろしければ、フォロー&スキしていただけますと幸いです!
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援よろしくお願いします*+
いただいたチップは、バラの育種活動費に使わせていただきます!!