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自分で交配させたバラが咲きました!

2024年5月、初めてバラの交配を行いました。
秋まで実を育てて収穫し、取れた種をお正月明けに蒔いて、春に発芽。そこから1年が経った2026年のこの春、ようやくちゃんとしたお花が咲きましたのでご紹介いたします。

A1-1(←仮の名前)
A1-2
A1-3

上記3種類は、すべて同じ親の組み合わせから生まれた子たちです。
1つの実の中に入っていた種だったのに、それぞれ別のお花が咲きました。
これは…面白い!!
バラは幾重にも交配が行われている植物で、遺伝が複雑だとは頭では分かっていたのですが、まさかこんなに違う表情のお花になるなんて。
似通っているのは、花色のピンクと花弁数が多めなことくらい。
自分で交配させたバラが咲いた!という感動はもちろんですが、こんなに違いが出るんだ~と非常にワクワクしたのを覚えています。

ちなみに親の組み合わせは、
サンタルチア×クルールデラムール
前が母親(種親)で、後ろが父親(花粉親)です。
それぞれの写真は以下の通りで、

サンタルチア(母親)
クルールデラムール(父親)

これまた雰囲気が全然違って面白いですね!
というか、母親(サンタルチア)のオレンジはどこにいったんだろうか…?笑

サンタルチアはミニバラなのですが、子供たちの樹形や成長スピードは、かなり母親に似ています。お花の色は父親の影響がありそうですね。

そして実はもう1つ、オリジナルローズのシリーズがありまして、そちらもご紹介させてください。

A2-2
A2-3
A2-4

これらは、サンタルチア×ギヨーNo.1の組み合わせ。
母親は先ほどと同じミニバラのサンタルチアですが、父親の方を変えてあります。
ギヨーNo.1は淡いピンク色のディープカップ咲きのシュラブ。

ギヨーNo.1(父親)

こちらの組み合わせでは、父親が花の色や形をあまり伝えないのか、サンタルチア(母親)の多様な花色が子供たちに反映されている気がします。
うーん、やっぱり面白い!
同じ組み合わせでも、できるお花は様々ですね。

なお、交配を行うきっかけとなったのは、こちらの書籍。ロサオリエンティス(バラの家)の育種家、木村先生の「新しいバラ」

写真が満載で視覚的にわかりやすく、バラ初心者の方でもマニアの方でも非常に読みやすく、満足度の高い本です。
こちらの本は、以下のように章分けされていますが、注目なのが最後の章。

1 はじめに~新しいバラの時代の幕開け
2 大好きなバラと暮らす365日
3 次世代バラ品種図鑑(詳細解説38品種+その他20品種)
4 バラを知る
5 バラを育てる
6 ロザリアンの夢に挑戦~自分だけのバラをつくる

「新しいバラ」目次

なんと、オリジナルローズのつくり方が書いてあります。バラの交配の仕方から、バージンフラワーを咲かせるまでの手順が明確に記載されています。
これを読んで、私も自分で出来そうだなぁと思ったので、チャレンジしたところ、なんと初年度からいきなり出来ちゃいました。

個人的には、木村先生が普段YouTubeの「バラ塾」で教えているバラの育て方の凄いところは、"再現性が高いこと"だと思っているのですが、まさか育種方法まで再現性が高いとは…。さすがでございます。

というか、これは本で教えちゃっていい内容なのですかね?(笑)
結構、肝になりそうなポイントも記載されているので、気になった方は是非読んでみてください。
(育種以外の内容も大充実しているので、バラ栽培のバイブルといっても過言ではないと思います♪)

今回は、ひとまずオリジナルローズが咲いた!ということで、お花の見た目だけに触れてきましたが、本当の育種の方では、耐病性や樹形、香り、開花性、葉の雰囲気やトゲの量など、もっともっと細かく選んでいく必要がありますね。大変。

でも大変だけど、とても奥が深く、面白い世界だなと思いました。
人生をかけて、育種に向き合う人がいるのも頷けますねぇ。

以上、簡単ですが今回は、初めてのオリジナルローズたちのご紹介でした。
これからもどんどん楽しみが広がっていきそうな予感がします。いや、さらにバラ沼へズブズブ浸かっていってるだけかも…?(笑)

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