【中学生が『技術士』へインタビュー】~21総合技術監理部門~ ♯1|R06_Ⅰ-2
👇【15%OFF】お得なパッケージマガジンはこちら!👇
👇 添削・相談について 👇
過去問題に対して添削、試験に関する相談をご希望の方は、
下記受付フォームに必要事項を登録のうえ、
送信をお願いいたします。👇👇👇
このインタビューは、
R06年度「21総合技術監理部門」必須問題Ⅰ-2を基にして構成しています。
📝R06年度「21総合技術監理部門」必須問題Ⅰ-2
https://www.engineer.or.jp/c_topics/010/attached/attach_10373_2.pdf
👆「日本技術士会HP」より
👇登場人物紹介
👦 翔太:中学2年生。建設に興味津々。
👧 美咲:中学2年生。環境問題にも関心がある。
👨💼 清水さん:総合技術監理部門(建設ー施工計画、施工設備及び積算)の技術士。
🌎カーボンニュートラルとは?
👦 翔太: 清水さん、今日はよろしくお願いします!あの、最近ニュースでよく聞く「地球温暖化」って、やっぱり大変なことになってるんですか?僕たちの未来に、どんな影響があるんですか?
👧 美咲: 私も、学校で地球温暖化について勉強しました。特に、豪雨とか猛暑とか、私たちの生活に直接影響が出てるのが心配です。地球温暖化を止めるために、何かできることってあるんでしょうか?
👨💼 清水さん: 翔太くん、美咲さん、いい質問ですね。地球温暖化は、私たちみんなで取り組むべき、とても重要な問題です。皆さんの心配もごもっともで、このまま温暖化が進むと、もっともっと災害が増えたり、暮らしにくくなったりするかもしれません。
👦 翔太: そうなんですね…。それで、ニュースでよく聞く「カーボンニュートラル」って、地球温暖化と関係があるんですか?なんだか難しい言葉で、よく分からないんです。
👧 美咲: 私も「カーボンニュートラル」って言葉は知ってるんですけど、具体的に何をすればいいのか、ピンとこないんです。二酸化炭素を減らすこと、っていうのは分かるんですけど…。
👨💼 清水さん: 「カーボンニュートラル」は、地球温暖化を防ぐための、とても大切な考え方なんです。簡単に言うと、人間が出す二酸化炭素などの温室効果ガスを、できるだけ減らして、どうしても減らせない分は、木を植えたり、特別な技術を使って吸収したりして、全体としてゼロにする、ということです。
👦 翔太: ええと…出す量と吸収する量を同じにする、ってことですか?
👧 美咲: 吸収する量って、どうやって増やすんですか?木をたくさん植える以外にも、何か方法があるんですか?
👨💼 清水さん: そうです、出す量と吸収する量を同じにして、地球全体の温室効果ガスを増やさないようにするのが目標です。吸収量を増やす方法は、木を植えるのが一番分かりやすいですが、他にも、工場から出る二酸化炭素を地下に閉じ込めたり、海藻を育てて二酸化炭素を吸収させたり、いろいろな技術が開発されています。
👦 翔太: なるほど!それで、清水さんの専門である「総合技術監理」の仕事と、カーボンニュートラルって、どう関係があるんですか?
👧 美咲: 建設の仕事って、たくさんのエネルギーを使うイメージがあるんですけど、カーボンニュートラルに貢献するために、どんなことができるんですか?
👨💼 清水さん: いい質問ですね!建設の仕事は、確かにエネルギーをたくさん使います。でも、だからこそ、カーボンニュートラルに貢献できる余地も大きいんです。
👨💼 清水さん: 例えば、建設現場で使う機械を、電気で動くものに替えたり、太陽光パネルを設置して現場で使う電気を作ったり、建物を建てるときに、二酸化炭素をあまり出さない材料を選んだり、色々工夫できるんです。また、完成した建物が、できるだけエネルギーを使わずに快適に過ごせるように設計することも重要です。
👦 翔太: 電気で動く建設機械って、パワーが足りるんですか?昔ながらの機械の方が力強いイメージがあります。
👧 美咲: 二酸化炭素をあまり出さない材料って、どんなものがあるんですか?普通のコンクリートとかだと、たくさん二酸化炭素が出そうですよね。
👨💼 清水さん: 翔太くん、いいところに気が付きましたね。電気で動く建設機械は、技術が進歩して、昔のものと比べて遜色ないパワーを出せるようになってきています。それに、バッテリーの性能もどんどん向上しているので、長時間使えるようになっています。美咲さんの言う通り、コンクリートは作る過程で多くの二酸化炭素を排出します。そこで、最近は、二酸化炭素を吸収するコンクリートや、リサイクル材料を使ったコンクリートなどが開発されているんです。
👦 翔太: すごい!技術の進歩って、本当にすごいんですね!
👧 美咲: そうですね!でも、それって、まだ一部の特別な現場だけで使われている技術なんですか?
👨💼 清水さん: まだまだ普及には時間がかかるかもしれませんが、確実に広がってきています。そして、日本だけでなく、世界中の国や地域が、地球温暖化を防ぐために、具体的な目標を立てて取り組んでいるんです。
🌎2050年カーボンニュートラルの目標
👦 翔太: 目標、ですか?どんな目標があるんですか?
👧 美咲: 私もニュースで聞いたことがあるんですけど、「2050年カーボンニュートラル」っていう目標があるんですよね?それって、日本だけの目標なんですか?世界全体で、どんな取り組みをしているんですか?
👨💼 清水さん: 素晴らしいですね、お二人ともよく知っていますね。「2050年カーボンニュートラル」は、日本だけでなく、世界中の多くの国や地域が目標に掲げているんです。今までに150以上の国や地域が、この目標を達成するために、具体的な計画を立てて、色々な取り組みを進めています。日本も、「2030年度までに温室効果ガスを46%削減する」という目標を掲げています。
👦 翔太: 2030年までに46%も減らすんですか!すごい!
👧 美咲: 46%も減らすって、具体的にどんなことをするんですか?私たちの住む街も、何か変わるんですか?
👨💼 清水さん: はい、46%削減は、とても大きな目標です。そのためには、エネルギーの使い方を大きく変えたり、新しい技術をどんどん導入したりする必要があります。皆さんの住む街でも、例えば、公共交通機関が電気自動車になったり、家の屋根に太陽光パネルが設置されたり、街全体でエネルギーを効率的に使う仕組みが作られたりするかもしれません。また、「2050年ゼロカーボンシティ」を宣言している地域も増えていて、それぞれの地域が、自分たちの状況に合わせた脱炭素型のまちづくりを進めています。
👦 翔太: ゼロカーボンシティ!僕たちの街もそうなったら嬉しいな!
👧 美咲: 私たちが住む街が、もっと環境に優しくなったらいいなと思います!
👨💼 清水さん: そうですね。皆さんが大人になる頃には、きっと今よりもずっと環境に優しい、持続可能な社会になっているはずです。そのためには、私たち大人が頑張るだけでなく、若い世代の皆さんが、環境問題に関心を持ち、積極的に行動していくことが大切なんです。
👨💼 清水さん:そのためには、私たち大人が頑張るだけでなく、若い世代の皆さんが、環境問題に関心を持ち、積極的に行動していくことが大切なんです。
👦 翔太: 僕たちも、何かできることってありますか?学校で節電したり、ゴミを分別したりするくらいしか思いつかないんですけど…。
👧 美咲: 私も、家で電気をこまめに消したり、リサイクルできるものは分別したりしてるんですけど、それだけじゃ足りないのかなって思ってます。企業とか、もっと大きな規模で何か取り組んでることはあるんですか?
👨💼 清水さん: もちろん、企業も色々な取り組みをしていますよ。例えば、工場で使うエネルギーを減らすために、省エネ型の機械を導入したり、太陽光発電などの再生可能エネルギーを使ったり、様々な工夫をしています。
👦 翔太: 省エネ型の機械って、どんなものがあるんですか?
👧 美咲: 再生可能エネルギーって、太陽光発電以外にもあるんですか?
👨💼 清水さん: 省エネ型の機械は、例えば、モーターの効率を上げたり、熱を逃がさないように工夫したり、色々あります。再生可能エネルギーは、太陽光発電の他に、風力発電、水力発電、地熱発電などがあります。これらのエネルギーは、化石燃料と違って、二酸化炭素をほとんど排出しないので、地球温暖化対策としてとても重要なんです。
👦 翔太: なるほど!企業も、色々な工夫をしてるんですね!
🌎ESG投資・サプライチェーン排出量とは?
👧 美咲: そういえば、最近「ESG投資」っていう言葉を聞いたんですけど、それも環境問題と関係があるんですか?
👨💼 清水さん: はい、「ESG投資」は、企業が環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)に配慮しているかどうかを見て、投資先を決めるという考え方です。環境に配慮している企業は、将来的に成長する可能性が高いと考えられているので、投資家も注目しているんです。
👦 翔太: 環境に配慮している企業にお金が集まるってことですね!
👧 美咲: あと、「サプライチェーン排出量」っていう言葉も聞いたことがあるんですけど、それって何ですか?
👨💼 清水さん: 「サプライチェーン排出量」とは、企業が製品を作るために、原材料を調達したり、製造したり、輸送したり、販売したり、廃棄したりする、全ての過程で排出される温室効果ガスの量を合計したものです。
👦 翔太: ええと…製品が作られる最初から最後まで、全部の二酸化炭素を計算するってことですか?
👧 美咲: それって、すごく大変そう!でも、全部計算することで、どこで一番二酸化炭素が出ているのかが分かって、対策が立てやすくなるってことですか?
👨💼 清水さん: その通りです!サプライチェーン全体で排出量を把握することで、どこを改善すれば最も効果があるのかを見つけることができます。例えば、原材料の調達先を、環境に配慮した企業に変えたり、輸送方法をより効率的なものに変えたり、製品の寿命を長くしたり、色々な対策を考えることができるんです。
👦 翔太: コピー用紙を節約したり、電気をこまめに消したりするだけじゃなくて、もっと大きな視野で考えないといけないんですね!
👧 美咲: 環境問題って、本当に色々なことが繋がってるんですね!
👨💼 清水さん: そうなんです。地球温暖化を防ぐためには、私たち一人ひとりが、日々の生活の中でできることを実践するとともに、企業や政府が、より抜本的で効果的な対策を講じていく必要があります。
🌎2050年長期戦略と脱炭素経営
👨💼 清水さん: …地球温暖化を防ぐためには、私たち一人ひとりが、日々の生活の中でできることを実践するとともに、企業や政府が、より抜本的で効果的な対策を講じていく必要があります。
👦 翔太: 企業が頑張るってことは分かったんですけど、それって、お金がかかることだから、企業の負担になっちゃうんじゃないですか?
👧 美咲: 環境対策って、どうしてもコストがかかるイメージがあります。企業が、環境に配慮することで、本当に利益が出るんですか?
👨💼 清水さん: 良い質問ですね。確かに、環境対策には初期投資が必要な場合もあります。しかし、長期的に見ると、環境に配慮した経営は、企業の成長につながる可能性を秘めているんです。
👦 翔太: どういうことですか?
👧 美咲: 詳しく教えてください!
👨💼 清水さん: 実は、日本政府も「2050年長期戦略」という計画を立てていて、カーボンニュートラルを単なる負担ではなく、新しいビジネスチャンスだと考えているんです。
👦 翔太: ビジネスチャンス!?
👧 美咲: どういうことですか?環境問題の解決が、お金儲けになるんですか?
👨💼 清水さん: その通りです。例えば、新しい省エネ技術を開発したり、再生可能エネルギー関連のビジネスを始めたり、環境に優しい製品やサービスを提供したりすることで、企業は新しい市場を開拓し、成長することができます。
👦 翔太: なるほど!環境問題の解決と経済成長が両立するってことですね!
👧 美咲: それって、なんだかワクワクしますね!
👨💼 清水さん: そうですね。そして、長期戦略では、特に成長が期待される14の重要産業分野が挙げられています。(表を見せる)

👦 翔太: うわー、いっぱいある!エネルギーとか、輸送とか、色々ありますね!
👧 美咲: 住宅とか、食料とか、私たちの生活に関わる分野もたくさんありますね!
👨💼 清水さん: これらの分野では、今後、新しい技術やビジネスモデルが生まれる可能性が高いと考えられています。
👦 翔太: 僕たちが大人になる頃には、これらの分野で働く人がたくさん増えてるかもしれないですね!
👧 美咲: 私たちの未来は、これらの新しい産業にかかっているのかもしれないですね!
👨💼 清水さん: そうかもしれませんね。また、企業が環境に配慮した経営をすることで、企業のイメージが良くなり、優秀な人材が集まりやすくなったり、社員のモチベーションが向上したりする、というメリットもあります。
👦 翔太: 環境に優しい会社で働きたいって思う人は、きっと多いですよね!
👧 美咲: 私も、将来はそんな会社で働きたいです!
👨💼 清水さん: つまり、脱炭素経営は、企業にとって、単なるコストではなく、競争力を高め、持続的な成長を実現するための重要な戦略となり得るのです。
✅本題(1) 事業・組織の内容、CN取組状況
👦 翔太: 清水さん、色々な話を聞いて、環境問題がすごく身近に感じられるようになりました!僕たちも、もっと色々考えて行動したいです。
👧 美咲: そうですね!清水さんのような専門家の方々は、具体的にどんなことを考えて、どんなことをしているのか、もっと深く知りたいです!
👨💼 清水さん: ありがとうございます。そうですね、せっかくなので、少し専門的な話もしてみましょうか。
👦 翔太: ぜひ!お願いします!
👧 美咲: 難しい言葉が出てきても、頑張って理解します!
① 事業や組織の内容
ここから先は

技術士|21総合技術監理部門【記述式論文問題】の対策『部屋』
📘本マガジンは、技術士「21総合技術監理部門【記述式論文問題】」の対策専用コンテンツをまとめた『対策部屋』です。 📘合格に必要な知識や解答…
この記事が参加している募集
🌸チップのご支援、本当にありがとうございます👨💼小泉士郎です🌳いただいたご厚意は学びや発信活動の糧として、大切に使わせていただきます。📘noteでは技術士試験対策の情報に加え、セルフケアや心に寄り添う言葉も日々綴っています。🌻温かく見守っていただけたら幸いです🐱✨
