技術士|R07口頭試験|模擬問題・模範解答例【0904建設部門:河川、砂防及び海岸・海洋】👨💼50代前半・ベテラン実務リーダー
※ 本記事全体の「概要」は、上記「目次」をご参照ください。
本記事の「模擬問題」は、下記の経歴の受験生さんを想定しています。
年代・属性
50代前半。
地方自治体出身または中堅コンサルのベテラン。
定年まで残り10年程度。
職業
地方自治体の土木部・河川砂防担当課に所属する主査/係長級、もしくは建設コンサルタントの課長クラス。
実務経験25〜30年。
役職・立場
河川改修事業や砂防事業のとりまとめ役で、事業計画、予算要求、住民説明会、災害対応などを総合的に担当。
若手職員・部下の育成も重要なミッションで、「組織内の技術の柱」とみなされている。
実務分野
一級河川の改修計画、堤防高潮対策、土砂災害警戒区域指定に関連する調査・調整。
大規模出水や土砂災害発生時の災害査定、復旧計画の策定・設計監理。
近年は流域治水、流域全体での土砂管理、グリーンインフラ導入など、横断的な施策にも深く関与。
受験歴・特徴
若い頃から技術士取得を意識していたが、日常業務と家庭の事情で本格受験は40代後半から。
筆記試験は3〜4回挑戦しており、「実務は豊富だが、文章化・体系化が苦手」なタイプ。
自身が災害対応の前線に立った経験が多く、「経験はあるのにそれをうまく試験で伝えられない」もどかしさを抱えていた。
定年前に技術士を取得し、後進育成や自治体内の技術ポジション確立を目指して今回の合格に強い決意。
口頭試験への心境
面接そのものよりも、「これまでの長いキャリアをどう20分で凝縮して話すか」に悩んでいる。
倫理やコンプライアンス、住民との合意形成に関する質問には、自分なりのポリシーを持っており、むしろ語りたいという気持ちも強い。
一方で、最新キーワード(DX、カーボンニュートラル、気候変動適応策など)との結び付けをどう表現するかを直前に集中的に整理している。
I. コミュニケーション及びリーダーシップ(計12問)
1. 若手への技術継承とコンピテンシーの指導
模擬問題
地方自治体またはコンサルタントの「組織内の技術の柱」として、若手職員に対し、技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)をどのように伝え、技術の継承を図っていますか。具体的な口頭や文書等の方法を通じた指導事例を挙げて説明してください。
模範解答例
OJT(実地訓練)を基本としつつ、単なる作業手順ではなく「なぜその判断に至ったか」という技術的判断のプロセスを言語化して伝えています。
週次ミーティングで「失敗事例」や「ヒヤリハット」を共有し、技術士に求められる「問題解決能力」と「倫理観」を、自身の経験談を交えて指導しています。
重要な協議資料の作成を任せ、私が添削を行うことで、論理的思考力とコミュニケーション能力の向上を図っています。
2. 地域住民等の反対意見に対する合意形成
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