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技術士|R07口頭試験|模擬問題・模範解答例【0902建設部門:鋼構造及びコンクリート】👤40代・建設会社土木部門主任


※ 本記事全体の「概要」は、上記「目次」をご参照ください。


本記事の「模擬問題」は、下記の経歴の受験生さんを想定しています。


  • 年代:40代前半

  • 役職:現場主任、または中堅クラスのプロジェクトマネージャー

  • 職業:中規模建設会社 土木部門所属

  • 特徴・背景

    • 現場管理や構造物の施工管理経験が豊富で、自社の橋梁補修・補強工事などを中心にキャリアを積む。

    • 複数回筆記試験を受験し、毎回わずかな点差で不合格となったが、専門外の最新技術分野や劣化対策で弱点克服のため勉強を継続。

    • 技術士の取得は昇進や上位資格取得のため強く望んでおり、今回満を持して口頭試験に臨む。



1. コミュニケーション、リーダーシップ(試問事項 I-①)


【評価の概念】
 多様な関係者との明確かつ効果的な意思疎通、明確なデザインと現場感覚を持ち、利害等を調整し取りまとめる努力


1. 現場主任としての合意形成

  • 模擬問題

    • 現場主任として、協力会社や専門業者を含む多様な関係者の間で、技術的な課題解決に向けた合意形成をどのように図りましたか。具体的な事例を挙げて説明してください。

  • 模範解答例

    • 図面や書類のやり取りだけでなく、実際に現場での立会い協議を徹底しました。専門業者の懸念を現物を見ながら聞き出し、『構造的な安全性』と『現場での施工効率』の双方が成り立つ現実的な折衷案を私から提示することで、合意を得ました。


2. 住民への説明

  • 模擬問題

    • あなたが担当した橋梁補修プロジェクトにおいて、地元の住民や利用者に工事内容や制約(工期、交通規制など)を説明する際、特に留意したコミュニケーション上の工夫は何ですか。

  • 模範解答例

    • 専門用語は使わず、イラストや完成予想図を用いて視覚的に説明することを心がけました。特に『いつ、どの程度の騒音が出るか』を数値で明確に伝え、生活への影響を最小限にするための時間帯調整案を提示することで、納得していただきました。


3. 利害調整の事例

  • 模擬問題

    • あなたの業務遂行において、最も困難だった技術的な利害調整の事例と、それをどのようにリーダーシップを発揮して取りまとめたかを述べてください。

  • 模範解答例

    • 補修範囲の拡大で予算増を懸念する発注者に対し、LCC(ライフサイクルコスト)の比較データを提示しました。『今直さなければ、将来的に3倍のコストがかかる』という長期的な経済合理性を説明し、技術的な正当性を理解していただきました。


4. 若手への指導

  • 模擬問題

    • 経験の浅い若手技術者や、専門外の分野(あなたが学習した最新技術など)を担当するスタッフに対し、効果的な技術指導や動機づけをどのように行いましたか。

  • 模範解答例

    • 一方的な指示ではなく、『なぜこの管理値が必要なのか』という工学的背景を問いかけるようにしました。また、私自身の過去の失敗談や、勉強中の最新技術の話を共有することで、自ら学ぶ姿勢を持てるよう動機づけを行いました。


5. 反対者への説得

  • 模擬問題

    • あなたが推奨した新しい劣化対策技術を現場に導入する際、当初反対していたチームメンバーや上層部を説得するためにどのようなコミュニケーション戦略を用いましたか。

  • 模範解答例

    • 新しい技術導入による省人化と工期短縮のメリットを、具体的な試算データとして提示しました。また、いきなり全体ではなく小規模な試験施工で実績を作ることで、心理的なハードルを下げ、理解を得ました。


6. 遅延時の報告

  • 模擬問題

    • 現場で技術的な問題が発生し、工期に遅延が生じた場合、クライアント(発注者)に対し、どのように状況を報告し、信頼関係を維持しましたか。

  • 模範解答例

    • まず、遅れが判明した時点で隠さずに第一報を入れました。その上で、単なる謝罪にとどまらず、クリティカルパスを見直した『挽回工程表』と再発防止策をセットで提案し、信頼維持に努めました。


7. 明確なデザインとは

  • 模擬問題

    • あなたの最も実績のある業務経歴について、その計画の「明確なデザイン」とは具体的にどのようなものでしたか。

  • 模範解答例

    • 私の考えたデザインとは、『10年後も再補修が不要な品質を確保すること』、そして『地域住民の生活動線を決して分断しない施工計画』という2点を、プロジェクトの揺るぎないゴールとして設定したことです。


8. 専門家の意見衝突

  • 模擬問題

    • 異なる技術分野を持つ専門家(例えば、構造解析専門家と材料専門家)が関わる補修プロジェクトで、意見の衝突があった際の仲裁方法を説明してください。

  • 模範解答例

    • 双方の意見の『技術的根拠』を整理し、今回のプロジェクトの最優先事項である『安全性』に照らして判断しました。感情論ではなく、性能規定に基づいた優先順位を私が示すことで仲裁しました。


9. 現場感覚の維持

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