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セルフケア♯872+β【私、読書アスリート📚🎓】再会。15年前、私の心を救ってくれた一冊の本。


この記事は、

以下に示すnote大学・教育子育て部の10月テーマへ参加します。




ここ数か月、

アウトプット中心の生活を送っていたせいか、

心の栄養であるインプット、

特に読書の時間がおろそかになっていました。


先週は事業先のゴタゴタもあり、

心身ともにすっかり疲弊してしまい、


昨日は終日、

すべての行動をやめて

休息をとることにしたのです。


そうして、

もぬけの殻のようになった私の中に、

ふと、

昔読んだ一冊の本の記憶が蘇ってきました。


導かれるように本棚から抜き出し、

再びそのページをめくってみたのです。



その本の名前は、

加藤諦三さんの『心の休め方』。



この本を初めて読んだのは、

もう15年も前のことだったでしょうか。


当時、

私は三社目の会社へ転職したばかり。


妻と、まだ小学校に上がる前後の小さな子供二人を連れて、

慣れ親しんだ土地を離れ、

新しい生活を始めた一年目のことでした。


心機一転、

新しい職場でバリバリと仕事をするつもりでいた私の意気込みは、

早々に打ち砕かれました。


転職先の職場環境、

いえ、もっとはっきり言えば、

当時の直属の上司と、

私は全く合わなかったのです。


彼の前で、

私はひどく萎縮してしまいました。


理想としていた自分の姿と、

現実の無力な自分との大きな乖離に、

来る日も来る日も苛まれました。


会社へ行くのが怖い。

その上司が視界に入るのが怖い。

報告も、連絡も、相談も、すべてが怖い。


声を出すことも、

トイレに行くために席を立つことさえも、

恐怖で体が固まってしまう。


そんな毎日でした。



そんな中、幸か不幸か、

私はインフルエンザにかかり、

一週間の休暇をとることができたのです。


高熱にうなされながらも、

会社に行かなくていいという安堵感に包まれていた、

その奇妙な休息期間。


その時に、

妻が買ってきてくれたのか、

自分で買ったのか、

記憶は定かではありませんが、

出会ったのが、

この『心の休め方』でした。



本の中で、

著者が語りかける言葉は、

当時の私の心に深く、

そして静かに染み渡りました。


おぼろげながら、

今でもはっきりと印象に残っている文章があります。


「あなたは頑張りすぎたのだ」

「あなたよくやってきた」

「だから、休んでもいい。とにかく休めばいい」


涙が、止まりませんでした。


「頑張らなければいけない」

「もっと成果を出さなければいけない」。


でも、それができない。


そんな自己否定のループにはまり込んでいた私にとって、

「休んでもいい」という言葉は、

生まれて初めて聞く、

許しの言葉だったのです。



もちろん、

この本を読んだからといって、

会社での環境が劇的に変わったわけではありません。


仕事が楽になったわけでもありません。


しかし、

この一冊との出会いをきっかけに、

私の心は、

長い年月をかけて少しずつ変化していきました。


「頑張らなければいけない」

という一辺倒だった頑なな考え方が、

まるで春先の雪のように、

ゆっくりと溶け始めたのです。



もし、

あの日、あの時、

この本に出会うことがなければ、

今の私はこの世に存在していなかったかもしれません。


あるいは、

ずっとアクセルを踏み続けなければならないという

強迫観念にとらわれたまま、


心身ともにボロボロになった、

悲惨な人生を送っていた可能性さえあります。


それほどまでに、

加藤諦三さんの『心の休め方』は、

私の人生観に大きな影響を与え、

もっと楽観的に生きてもいいのだと、

優しく手を差し伸べてくれたのです。



そんなことを考えながら、

三連休中日の昼下がり、

そっとスマホを裏返して、

午睡に入ります。


15年ぶりに再会した恩人に、

心からの「ありがとう」を伝えながら。




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小泉士郎🍷技術士【総監/建設】|令和源氏日記(4言語発信)不条理を生き抜く戦略 🌸チップのご支援、本当にありがとうございます👨‍💼小泉士郎です🌳いただいたご厚意は学びや発信活動の糧として、大切に使わせていただきます。📘noteでは技術士試験対策の情報に加え、セルフケアや心に寄り添う言葉も日々綴っています。🌻温かく見守っていただけたら幸いです🐱✨