ガイド(動物および人間)に会う
(過去の日記より)
2012年12月18日(火)
朝方、目が覚めた。拍手法で離脱を試みるも覚醒度が高く肉体の手が動いてしまう。あきらめる前にハンドベル法を試すとうまくいったので、肉体から離脱した。(中略)
「アニマルガイドに会いたい」と念じた。すると、遠くに海が見えた。ペンギンがたくさんいる。黄色い冠羽を持つペンギンだった。
実は私は、この黄色い冠羽を持つペンギンと、ある衝撃的な出会いをしており、その時からこの種のペンギンが自分のアニマルガイドの一つではないかと思っていた。
海まで歩いていき、飛び込んだ。ペンギンも一緒に泳いでいる。「ペンギンさん、私があなたから学ぶべきことはなんですか?」と聞くとペンギンは私の腕をつんつんとつつき、テレパシーで交流してきた。ペンギンの教えるレッスンは忍耐なのだと分かった。
上記の体脱後、肉体に戻り、眠ったが、その後再び興味深い体験をした。
ふと気がつくと、自分が肉体の横に立っていることに気が付いた。窓を開けてみる。飛び降りてみたい衝動に駆られたが、「物質界だったらどうしよう」といつもの不安がよぎる。しかしよく見ると、眼下に広がる町は、見たことがない町だったので「これは絶対に物質界じゃない!」と確信し、ふわりとジャンプして、空中を舞った。
空中で「自分の過去世を見たい!」と念じ、トランスロケーションするために目を閉じて頭を下げてぐるっと前転しようとしたのだがうまく回れない。そこでフィギュアスケーターのように回転してみた。
目を閉じて回転してしまったので目が見えなくなってしまった。「しまった」と思ったが、無理をすると肉体の目が開いてしまって肉体に引き戻されるので、視覚はいつもそのうち回復してくるので、空を飛び続けた。
そのうち、目が見えてきた。
町に下りて、タクシーを止めた。
私は助手席に乗り、「過去世までお願いします」と言った。
「過去世ね」と運転手さん。
「はい、一番最近の過去世でもいいし、一番意味のある過去世でもいいです」
そう伝えると運転手さんは、大きな本を取り出し私に見せた。
そこに描かれていたのは、ヒエロニムス・ボスの世界。欲望と堕落を象徴する中世のヨーロッパの世界だった。ボスのこの絵は「快楽の園 The Garden of Earthly Delights」という3部作の一部だ。エデンの園をおわれた人間が、地上の快楽を知り、それに耽溺していく姿を描いている。
「あ、これ、ボスの世界ですね」と私。
運転手さんは、車を発車させどこかに向かい始めた。
そしてちょっと行ったところで、「さあ、降りましょう」と言った。案内してくれるのだそうだ。
私たちは降りて、歩き始めた。目の前に広がるのは、黒と赤がメインの、シュールな、そして不安を具現化したような世界だった。さきほど車内で見せてくれた「快楽の園」の序章のような世界だった。その景色はあまりにも鮮明で、言葉でその情景を再現することはできない。
とにかく私は、光景のあまりの鮮明さに驚きながら、運転手さんと一緒に歩いて行った。
見上げると、左上にヨーロッパのお城のようなものが見えた。
「景色が変わりましたね」と私。
ここはやはり中世のヨーロッパのようだった。
私は運転手のことが気になりだし、「運転手さんは物質界ではなにをしているんですか?」と聞くと、運転手は、右手の崖を指さした。
そこにはいわゆる「ヒーロー」のような人物がいた。
正義の味方? もしやと思い、「あなたはガイドですか?」と聞くと、運転手はそうだ、とうなずいた。
「あなたは私のガイドでもあるのですか?」と聞くと、やはりそうだとうなずいた。
ここで気がついたのだが、運転手は白いローブを着ていた。運転手なのに白いローブ?もしかしたら非物質の領域にいるイニシエートだろうか?
「お名前をお聞きしてもいいですか?」と聞くと、ガイドは「マイネーム・イズ…」と名前を教えてくれた。ガイドの名前は公には公開しないことにする。
このあたりで記憶が途絶えた。
