旅の荷物遍歴|ミニマリスト or マキシマリスト?
旅に出るときの荷物は、備えあれば憂いなし?それとも必要最小限?
荷物が多すぎる女友達
仲間数名と南の島に行った際、A子はひとが入りそうな特大のスーツケースを彼氏に持たせてやってきた。
2泊3日の国内旅行のために、彼女はいったい何を詰めて持って来たのだろう。

そういう私も、水着を3着も持って行った。
なぜそんな愚かなことをしたのか、今となっては思い出せない。
B子は、京都旅行(こっちも2泊)にちょっと大きめのボストンバックを持ってきた。大きさは許容範囲だったけど、重量が問題だった。
彼女は、普段使っている化粧品や乳液、シャンプー・コンディショナーまでボトルごとそのまま持参したのである。

案の定途中で歩けなくなった。
営業部のホープCさん
新卒で入社した会社には毎年恒例、会社全体での社員旅行があった。
待ち合わせ場所に現れた営業部のCさんは、クラッチバッグひとつという身軽な恰好。

「Cさん、荷物それだけ!?」
「そうだよ。」
「何が入っているんですか?」
「替えのパンツと文庫本一冊。」
か、カッケー!。。。
感動した私はCさんを目指すことにした。
しかし、さすがに女子はパンツ一枚だけ持参というわけにはいかない。
試行錯誤で軽量化を図り、普段会社へ行くときのバッグに収めた。
(そのころはリュックという便利なものを使っていなかった。)
仕事に行ってくるわ~丸の内OL的なノリで温泉一泊旅行に出かける私ってかっこいい、と悦に入っていたのである。

そんな旅荷物ミニマリストが定着して数年後、悲劇が私を襲った。
かゆいところに手も足も届くDくん
会社の仲間内でスキー旅行に出かけた。
宿はスキー場近くのプチホテルだという。
何でも「外国人客もよく泊る」というのがウリらしい。
(その頃の外国人のイメージは欧米人。)
だが、宿に着いてイヤな予感がした。
これ、ホテルじゃなくて民宿?いや、それよりもっと簡素な宿。
アメニティというものは一切存在せず、浴衣はおろか歯ブラシもペラペラのタオルでさえも何ひとつ置いていなかった。。。
呆然とする私。スキーまわりの荷物がメインになる分、いつもよりさらにミニマリストになっていた。パンツはあるけど、タオルもパジャマもない。
そこで救世主として現れたのが仲間の一人、Dくんである。
彼はなぜか荷物を2人分、それぞれスポーツバッグに詰めて持ってきていた。そのうちの1個を貸してくれるという。
その中身はその時の私のために用意されたかのような一式だった。
着替えのためのトレーナーとスウェットもある。歯ブラシもバスタオルも。

「ありがとう!!Dくん!。」
すごーく助かったのは事実だが、心の中はなんだかモヤモヤしていた。
『コイツ、何でこんなに用意周到やねん?
だいたい、普通2セットも持ってくるか?』
今でもあの時のことを思い出すと、恩人なのに『なんか、へン。』って思う私は薄情ですか?
って、なんのはなしですか?
路地裏の裏門が開門したので、コニシ木の子さんの下記の企画に参加いたしました。
回収のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
では、また。
ごきげんよう。
