懐かしいROOKIESドラマを一気見。お節介な教師に泣いた泣いた。
優しさとお節介の境界とは……
と考え込んでいた一週間。
川藤先生のような先生は、今の時代にいるだろうか?夢にきらめけ〜
私の学生時代は多少、型破りだった。
何故か、体育教官室の暑苦しい先生が木刀を持って追いかけてくる。
文系の赤点補習は、プールをひたすら泳がされる。
態度が悪ければ、テニスラケットやバレーボールが飛んでくる。
楽しかった。
「悪さをしたくなったら、教官室に来い」と誘われて初めて踏み入った体育教官室。教員室と違って、当時は壁はヤニまみれでサングラスをかけたイカつい先生がニンマリ迎える。
おぉ、悪い雰囲気ムンムン
楽しかった。
追いかけてくる、怒ってくる。
「待て〜、逃げるな〜」
逃げ続ける私の体力に言葉が変わる。
「陸部に入れ〜、バレーボール部に入れ〜、お前なら何でもできる〜」
と追いかけられた。
追いかけられてる理由なんて忘れたわ。
何故か、赤点は文系なのに体育教官の補習にて卒業できた。卒業まで担任の先生に、進路を決めていないと咎められた。
「海賊王になる」
そう言い続けた私を、笑って送り出した体育教官の先生達。
今では木刀を持ってないだろう。
今では怒鳴り声をあげていないだろう。
今では女子トイレまで追いかけていないだろう。
卒業した数年後、教員を引退した一人の体育教官の先生が、何かを聞き回っている噂を耳にした。
「あいつは元気か?」
あいつ=私
「テニスラケットでオケツを叩いていたくせに、自分のこと心配してよ」
漠然と
勉強する理由がわからない。
漠然と
ダメというルールを破りたくなる。
校則や難しいことから解放されて、
自由を夢見ていただけ。
それでも本気で追いかけてきた、
暑苦しい体育教官室の先生達。
めちゃくちゃにお節介で、
めちゃくちゃに真っ直ぐ、
漠然少女に
向かってきてくれた。
ちゃんと元気にやってるよ。
知らないだろうけど、
TALESを始めることにしたよ。
もう、
赤点は取らないから安心しろ!

