平均値
数字を使わない人は感覚に頼る。
そういった人が「平均値」だと思っているものは、その人のバイアスによって本当の平均値からかなりズレたものだったりするし、最上値だと思っているものが「外れ値」だったりする。
例えば、世の中の女性が考える男性の理想像の「平均値」は、男性が考える男性の理想像の「上位から30%くらいの位置にいる人たち」を指しているんだそうだ。つまり、女性たちの目には平均以下の男性たちは見えていないということだろう。残念ながら…
同じことは会社経営にも言える。
経営者が考える「優秀な社員像」と、社員自身が考える「優秀な社員像」は、おそらくかなりの乖離がある。そして、往々にして経営者の目には平均以下の人が見えていない。
正しい評価をするためには、皆を等しく数値化しなければならない。そしてその数値の取り方にバイアスを掛けてはいけない。全員から同じ基準で同じ量の数値を取るのだ。ローデータの粒度が揃っていないと平均値を出すことができない。
そうして、やっと全体像と平均値が見えてくる。
全体像と平均値が見えたら、個々の人物が全体の中のどういったポジションにいるのかを判断していくのだ。どんなデータを取るか、どんな判断基準を持つか…は経営者が決めればよい。
努努、全体像がわからない状態で評価をしないよう。
それは、翻って経営者自身の評価を下げることになることをお忘れなく。
