【読書記録 -60】仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣
チームのミスをゼロにする「仕組み」の構築術
仕事におけるミスは、個人の注意力や資質の問題とされがちだ。
しかし、本書『仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣』において、ミスが起きるのは「個人の責任」ではなく「仕組みの不備」だと整理されている。

部下が起こすミスは、時に管理職にとって手痛いタイムロスとなり、組織全体の生産性の低下につながるものになる。
やっぱり習慣化が大事
その原因の多くは「ミスをしないこと」を属人的な努力に頼っているからで、本来は誰が担当しても同じ精度で成果が出せる仕組みを作らなければならない… つまり「ミスをしない習慣」をチームに定着させることが、生産性向上の最短ルートとなるということだ。
著者の藤井美保代は、株式会社ビジネスプラスサポートの代表取締役を務めるコンサルタント。大学卒業後、ソニー関連の人材育成会社にて組織活性化の研修業務に従事。人と組織が豊かで幸せになることを実現するための、研修・コンサルティングを、これまでに約1,100社で展開してきた人物だ。
本書においては、以下の7つの章に分けて「ミスをしない人」と「ミスをする人」の思考や行動の違いを対比させ、読者へのガイダンスを行っている。
第1章:考え方
第2章:情報
第3章:段取り
第4章:整理整頓
第5章:コミュニケーション
第6章:ビジネスツール
第7章:気付く力
追われる毎日から抜け出すために
管理職の役割にフォーカスするならば、「ミスをしない人」を育てること以上に、「ミスが起きようのない仕組み」を構築することが重要だ。
個人の意識改革には限界があるが、チェック体制やコミュニケーションのルールを習慣化させれば、チーム全体のミスは劇的に減少する。本書で解説されている体系的な習慣をチームの共通言語とすることによって、あなたのチームを「追われる毎日」から脱却させることができるのだ。
参考リンク集
* 株式会社ビジネスプラスサポート 公式サイト
* Amazon:仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣
