読書の効能
読書はコスパが悪いと思う。
ボクの場合は、読む本のほとんどがビジネス本でボリューム多めのものが多い。そして、読みながら思考を巡らせ、さらにそこから派生した自分なりの気づきをメモに残すので、一冊読み切るのにかなり時間がかかる。
その割に読んだ内容はほとんど記憶には残ってない。
1冊読んで記憶に残るのは、数百ページの中のほんの数行だろう。それはボクの記憶力のせいかもしれないが、全く記憶に残っていない(読んだ事実すら忘れてしまう)本もある。
でも、それがいい時もある。
同じ本を何回でもフレッシュな気持ちで読み返すことができるのだ。
子どもの頃は、頻繁に本を買ってもらうことができなかったので、同じ本を何度も何度も読み返した。当時は母親が買ってきてくれる本を読むことが多かったが、その中で「十五少年漂流記」や「ファーブル昆虫記」「シャーロック・ホームズ シリーズ」「エルキュール・ポアロ シリーズ」「星新一のショートショート」などは繰り返し読んだ本だ。
当時は純粋に「その本が好きだから」という理由で読み返していたが、最近はちょっと違うかもしれない。
なんて表現するのが適切だろう…
「自分が立ち戻るポイント」みたいなイメージかなあ。
ボクには、ページをめくっているうちに、迷っていたことがフッと晴れるような気がする本が(名前は挙げないが)4冊ほどある。ここ数年ボク自身があまり迷うことがない安定した状態になっているので、それらの本は埃を被った状態になっているけどね。
そういう意味でいうと、ボクは何か知識を得ようというより、自分の思考や精神を安定させるために読書をするのかもしれない。それは、毎日ランニングやヨガをする人と効能は同じなのかもしれないな…
