リクライニング角度
ボクはあまり倒さない。
あ、座席のリクライニングのお話だ。
新幹線でも飛行機でもそうだ。
ボクはほんのちょっとしかリクライニングを倒さない。もちろん正確に測ったことはないが、概ね垂直から10度くらい倒れている状態にすることが多い。

車の座席もそうだ。
ボクは座席を後ろに引いて、背もたれを起こしている状態が好みだ。手元と足元にちょっと余裕がある方が運転しやすいと思っている。たまに45度くらいのリクライニング角度で運転している人を見かけるが、あれでは運転しづらいだろうと思う。
飛行機の座席はデフォルトの状態で若干傾斜がかかっているように思う。だから、ボクは飛行機に乗るときはリクライニングを全く倒さない。僕にとってはあれがちょうどいい角度なのだ。
それに比べて、新幹線のシートのデフォルトの角度よ。あれはボクの体感的には垂直だ。
だから「シート倒していいですか?」という申し送りがさざ波のように車内を進んでいく。そしてそのさざ波は外国人旅行者のところで急に荒波に変わったりすることもある。
しまった。
この話を進めていくと、ボクが普段グリーン車に乗らないことがばれてしまうじゃないか。
新幹線の(普通車両の)座席は回転させて対面にさせることができる。その時に背もたれが引っかからないように、というのが新幹線の座席90°の真相のようだ。
グリーン車のシートには回転機能が付いてないんだってさ。知らんかったわ。笑
さて、昨日大阪からの新幹線でのこと。
外国人旅行者が45度くらいのリクライニング角度でゆったりと乗っていらっしゃった。まあ、仕方ないんだけど、彼らはリクライニングをそのままにして名古屋で降りて行った。
だけど、彼らと一緒に降車の列に並んでいたおじさんが、降り際にその席のリクライニングをさりげなく戻して立ち去って行かれた。入れ替わりに乗ってきた日本人乗客は特に違和感を感じることなくそのシートに座り、例の「シート倒していいですか?」を後ろの人に告げる。
図らずも日本の文化を目撃したボクは、ちょっと誇らしい気分になったのだった。
