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【読書記録 -31】成瀬は天下を取りにいく

記憶が曖昧だが…

最も最近ボクが読んだ小説は和田竜の「村上海賊の娘」だったように思う。確か2016年くらいのお話しだ。

それ以来、ボクが読んでいる本と言えばビジネス書一辺倒だったけど、今年はちゃんと小説もを読んでいこうと思っている。

で、どこから手を付けていこうかと考えたとき…
やっぱりずっと気になっていたのは本屋大賞の受賞作品だ。


『成瀬は天下を取りにいく』

本作は文体が軽快で、且つ簡潔でテンポがよく、会話文に独特の間があってリズミカルだ。そして、章ごとに視点人物が変わる「連作短編形式」構成なので、主人公の性格や行動力を多面的に浮かび上がらせる効果を生んでいる。

だからオーディオブックで聴くのに最適だ。

本書の著者は宮島未奈。滋賀県出身。
本書は、地方都市を舞台にした等身大の物語をユーモアと鋭い観察眼で描く作風が評価され、2024年の本屋大賞を受賞した作品だ。

この作品の面白いところは、間違いなく成瀬というキャラクターの圧倒的な存在感だろう。突き抜けた発想と有言実行。周囲の空気に流されず、自分の信じる道を突き進む強さ。そして、彼女の言動に巻き込まれ、影響を受けていく周囲の人たち…

間違いなく面白い。
そして、オーディオブック向けだ。

っていうか、今までビジネス書をオーディオブックで聴いていたが、圧倒的に会話のやり取りのある小説の方が聴いていて楽しい。あたりまえっちゃあたりまえなんだが…

しばらくは通勤のお供がオーディオブックの小説になりそうだなあ。

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