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何がわからないのかわからない

新しいプロジェクトがひとつ降ってきた。

それは、業界未経験者に対して、事前に知っておきたいTips(「コツ」「秘訣」「アドバイス」「ヒント」などを意味する)を知ってもらうためのラーニングプログラムを開発して欲しいというものだ。

それはボクにとってさほど難しいものではない… はずだったが、ボクはすぐ行き詰まってしまった。

この業界ボクはまあまあ長い。
ボクが新人だったころから見ると、平均年齢も上がっているだろうし、勢力図も変わっているはずだ。そして新しいテクノロジーや、そのテクノロジーに合わせたアプローチなど、世の中(業界)は大きく変革している。

これは意外と悩ましい。
これから業界に足を踏み入れる人にとっては、何もかもわからないことだらけだろう。それはボクも経験してきた。彼らにその「わからないこと」を事前に知っておけ、というのは到底無理な話だ。彼らはその時点では「何がわからないのかわからない」のだ。

しかし、ボクはボクで(彼らが)「何がわからないのかわからない」。それはボクの時とは時代背景や環境が変わってしまっているからだ。

ここを無視して、当時と同じラーニングプログラムを作ってしまうと役に立たないものになってしまう。ボク自身が業界のセオリーやフレームワークを学び直して、今の時代に則したものを作らなければならない。

…と、改めて感じた。
そうやって、組織は新陳代謝していくのだろう。

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