【家電恋愛小説】豆から挽いて、マグニフィカ。私の恋はラテクレマ?|デロンギ マグニフィカS
コーヒーは、恋に似ている。
少しの温度差で、甘さも、香りも、泡のきめ細かさも変わってしまう。
それを教えてくれたのは、ある秋の日に突然やってきた彼と、
デロンギのマグニフィカだった。
チャイムの音と、恋の予感

「えっ、誰かしら?」
玄関チャイムが鳴ったのは、夕方のこと。
レースのカーテンが風に揺れ、
街の空気がようやく秋の色を帯びはじめたころだった。
「近くまで来たから…渡したいものがあって」
インターホン越しに聞こえた彼の声。
急いで髪を整えてドアを開けると、
大きな段ボール箱を抱えた彼が、少し照れたように立っていた。
箱のロゴを見て、思わず息をのむ。
「デロンギ マグニフィカS」──豆から挽けるコーヒーマシン。
どうして、これを?
頭の中でいくつもの疑問符が弾けた。
マグニフィカがくれた、小さな勇気

段ボールを開け、セットしてくれたのは彼だった。
こういう機械に強いことは知っていたけれど、
迷いのない手つきに、少しだけ見惚れてしまう。
「これ、豆から挽けるんだ。
カフェ・ジャポーネっていう、日本人好みの味にできるモードもある。
ボタンひとつで香りが立って、ちょうどいい温度になるんだよ」

スイッチを押すと、ガリガリと豆が砕ける音が響く。
その瞬間、部屋の空気が変わった。
まるで、コーヒー専門店の扉を開けたような香り。
静かな部屋に、豆の命が目を覚ましたみたいだった。

カップに注がれたコーヒーは見た目にも美しく、
ひと口飲むと、舌の奥がびりっと目を覚ました。
ラテクレマで泡立てた、ふたりの距離

「せっかくだから、ラテも作ってみようか」
彼が冷蔵庫からミルクを取り出す。
マシンのノズルからスチームが立ちのぼり、
ふわふわのフォームミルクが、静かに白い花のように咲いていく。

「ラテアートは無理だけど…ほら、ハートっぽく見えなくもない」
彼のカップをのぞき込んで、私は笑った。
たしかに、ハートに見える気がした。

少なくとも、私の胸の中には、
そんな泡がひとつ、浮かんでいた。
プレゼントの理由と、明日の朝

「……なんで、これ、私に?」
ひと通り楽しんでから、ようやく聞いた。
タイミングも理由も、わからなかったから。
彼は少し間をおいて、静かに言った。
「ほんとは、自分で買おうと思ってたんだ。
でも、一人で飲むのもなあって思って。
誰かと飲む方が、美味しいって気づいたんだ」
その“誰か”に、私を思い浮かべてくれたことが嬉しかった。
カップを持つ手が、ほんの少し震えた。
夜風がカーテンを揺らし、秋の匂いがふたりの間を通り抜ける。
気が付くと、楽しい時間はあっという間に過ぎていく…。

「えっ、もうこんな時間…。
帰るの大変だよね。こうなったら夜通しでマグニフィカ飲んでみない?」
「急に、なんで?」
「せっかく淹れ方も教えてもらったし、豆もあるし。
朝って、眠いから。最初の一杯は誰かに淹れてほしいんだよね」
「...」
彼は何も答えなかった。
けれど、カップを持ち直す仕草が、少しだけ照れていた気がする。
家電と恋は、カフェラテから始まる
豆を挽く音。
ミルクを泡立てる蒸気の音。
そのすべてが、ふたりの時間に心地よく溶けていく。

明日の朝、彼がここにいたら──
私はきっと、ラテをもう一杯お願いすると思う。
今度は、「一緒に飲もう」じゃなくて。
「もうすこし、ここにいてくれる?」
そう言ってみたいから。
読んでいただき、ありがとうございました。また次回もお会いしましょう!
Information
・使用製品:デロンギ マグニフィカS(ECAM22112B)
・豆から挽ける全自動コーヒーマシン/カフェ・ジャポーネ搭載
・ふわふわ泡立て技術「ラテクレマシステム」対応
◇ 家電恋愛小説 ◇
#恋愛小説 #家電 #家電恋愛小説 #小説 #創作 #コーヒー #珈琲
#デロンギ #マグニフィカS #全自動コーヒーマシン #エスプレッソマシン
#ECAM22112B #コーヒーメーカー #豆から挽く
#Amazonアソシエイト #楽天アフィリエイト #PR
■見出し画像 UnsplashのJhunelle Francis Sardidoが撮影した写真
☑ 商品写真以外の画像はすべて商用利用可能なイメージです。
☑ 本記事にはAmazonアソシエイトリンクを含みます。
☑ 本記事には楽天アフィリエイトリンクを含みます。
