50歳で見つけた、私が一生作り続けたいもの。 「66歳のアーティストが本気で飯塚をアート観光都市にする記録」⑨
50歳になった頃、私は自分に問いかけていました。
「これから私は、どんな作品を作っていくのだろう。」
そんなことを考えていたある日、NHKでチェコスロバキア共和国を紹介する番組を見ました。
「国名のつづりの中に『LOVE』という文字があることから、お土産にはハートをモチーフにしたものが多い。」
そんな話が紹介されていました。
ハートを見ると、人は嫌な気持ちにはなりません。
どこかホッとしたり、思わず笑顔になったりします。
その時、私は気づきました。
私が目指したいアートは、人を傷つけるものではない。
見る人の心がホッとしたり、ワクワクしたり、少し元気になれるもの。
そんなアートを作りたい。
そう思ったのです。
その日から決めました。
これからは、みんなのためにハートの作品を作ろう。
そして生まれた言葉があります。
「一つの小さなハートでも、みんなのハートが集まれば、ハートはどんどんふくらんで、世界をきっと変えるだろう。」
その想いを形にした最初の作品が、このハートがつながった椅子のオブジェです。
この作品は、私の代表作であると同時に、これからも変わることのない私の原点です。

「私はこれからも、一つひとつのハートをつなぎながら、世界を少しだけ優しくする作品を作り続けたいと思います。」 其田正治
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