【アマノ文筆クラブ】猫にこんばんは
「猫にぃ? こんばんはって???」
「え、うん…。え? なんで? おかしい?」
「えぇ~っ、だって…さぁ、相手猫でしょう?」
「そうだよ、猫だよ」
「言わなくない? 猫に、こんばんはって」
「言うでしょ、フツーに! こんばんはーも、おはようーも」
「イヤ、言わないでしょ、それフツーじゃないから笑」
「え、じゃなに? フツーは猫になんていうの???」
「ニャー」
「…ん?」
「相手は猫なんだから、ニャーが正解でしょ」
「ぁ、あ〜…ぁ、そぅ…いぅ…」
「そうだよ。朝ならおはようって感じでニャーって言うし、夜ならこんばんはっぽくニャーっていうでしょ。フツーそうだよ」
「いやぁー、んー、まぁそれはわかんなくはないけど、少数派じゃないかなぁ笑」
「イヤ、どっちが多数派かどうかって話じゃないんだよ! 要は、どっちが猫に通じるかって話でしょ!?」
「なに、そういう感じ? え、じゃあどうする???? 今から試しに行く!?」
「いいよ!? よく猫見かけるとこがあるから、探して、それぞれ挨拶してみようよ!!」
「あ、猫いた」
「逃げなそうな感じだね」
「よし。じゃいくよ? …こんばんは〜」
「…(あくび)」
「ほーらぁ、違うじゃん! じゃ次ね。…ニャー」
「…(香箱座り調整)」
「これは…、どっちも違うんじゃないかな…」
「うん、そうだね…。邪魔しただけだったね…」
「…(伸び上がって、座り直して、耳の後ろパリパリ)」
おわり。
こちらのお題企画に挑戦してみました。
今回も楽しかったです!
