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モニターアームは本当に必要なのか|買う前に知っておきたい判断基準

デスク周りをおしゃれにしたくてモニターアームを調べ始めたものの、「これ、本当に自分のモニターにつくの?」「そもそも今のスタンドで十分では?」と手が止まった経験、ありませんか。

今回はモニターアームの「本当に必要かどうか」を、良いところも面倒なところも正直に整理します。

※本記事はAmazonアソシエイト・プログラムに参加しており、記事内のリンクを介した適格販売により収入を得ています。


まず「VESA規格」を確認しないと始まらない

エスワン代表OMASAが『まずココ』と指差しするポーズで立ち、VESA 75×75mm(左)と VESA 100×100mm(右)の規格比較が並ぶ概念図。
モニターアーム選びの第一歩──VESA規格(75×75mm・100×100mm)の確認ポイントを解説します。

【お断り】本記事はVESA規格に関する一般的な公開情報・各メーカー公式情報をもとに作成した調査記事です。実機の長期使用レビューではありません。実際の設置可否はお使いのモニターの仕様により異なります。

モニターアームを検討するとき、最初につまずくのがここです。モニターの背面には「VESA規格」というネジ穴の規格があり、主に75×75mmと100×100mmの2種類が使われています。

VESA100はネジ穴の中心から中心までが横100mm・縦100mmという意味で、これに対応していないと基本的にモニターアームは取り付けられません。

古いモニターや一部の薄型モデルでは、そもそもVESA規格のネジ穴がない、または独自形状になっている場合があります。まずはお使いのモニターの背面を確認するか、取扱説明書で「VESA」の記載を探してみてください。

ここをスキップして注文してしまうと、届いてから「あれ、つかない」という事態になりかねません。


モニターアームの「良いところ」

エスワン代表OMASAが右手で3本の指を開くポーズで立ち、モニターアームの3つのメリットが並ぶ概念図。
モニターアームの3つのメリット──
作業スペース・姿勢調整・複数モニター導⼊を整理して解説します。

デスクの奥行きが生まれる

モニタースタンドの底面がなくなる分、デスクの奥にちょっとした収納・作業スペースが生まれます。これ、実際に使ってみると地味に快適です。

高さ・角度を自由に調整できる

座る・立つを切り替えるスタンディングデスクとの相性は特に良く、姿勢に合わせて画面位置を毎回微調整できます。

複数モニターの導入がしやすくなる

デュアルモニター・トリプルモニター運用を考えている場合、モニタースタンドを2台並べるより、アームで空間的に配置したほうがすっきりします。


モニターアームの「面倒なところ」も正直に言う

正直、良いことばかりではありません。

取り付けに一手間かかる

VESA規格のネジ止め、クランプ式なら机の厚みの確認、グロメット式なら穴あけの可否など、開封してすぐ使えるモニタースタンドに比べると準備が必要です。

耐荷重をオーバーすると垂れ下がる

モニターの重量がアームの耐荷重上限に近い、または超えている場合、時間の経過とともにアームが下がってきてしまうことがあります。購入前にモニターの重量とアームの対応重量を必ず確認しましょう。

安すぎるモデルはガタつきやすい

極端に安価なモニターアームの中には、可動部の剛性が低く、キーボード入力の振動で画面が揺れるようなものもあります。


取り付け方の大まかな流れ

「面倒そう」というイメージだけで諦めるのはもったいないので、大まかな取り付けの流れも紹介しておきます。

① 設置方式を選ぶ

机の端にクランプで挟む「クランプ式」と、天板に穴を開けて固定する「グロメット式」のどちらかを選びます。多くの製品は両対応です。賃貸住宅で穴を開けたくない場合はクランプ式一択になります。

② 土台をデスクに固定する

クランプ式なら机の厚みに合わせてネジを締め込みます。天板の厚みが対応範囲内かは、購入前に必ず確認しておきましょう。

③ アーム本体を土台に接続する

多くの製品は工具不要、または付属の六角レンチのみで組み立てられます。

④ モニターをVESAプラグに取り付ける

モニター背面のVESA規格ネジ穴に、アーム側のVESAプレートをネジ止めします。ここで規格が合わなければ取り付けできません。

⑤ ケーブル類を配線し、高さ・角度を調整する

電源ケーブル・映像ケーブルをアームに沿わせて配線し、最後に高さとチルト角度を自分の目線に合わせて調整します。

慣れていれば15〜20分程度で完了する作業ですが、初めての場合は30分程度見ておくと安心です。


結局、どんな人にモニターアームが必要なのか

向いている人

  • デスクを広く使いたい、奥行きスペースが欲しい

  • スタンディングデスクで座る・立つを頻繁に切り替える

  • デュアルモニター・トリプルモニターを検討している

  • モニターの位置を頻繁に調整したい(Web会議・動画編集等)

向いていない人

  • モニターを固定位置から動かす予定がない

  • VESA規格非対応のモニターを使っている(買い替えも視野に入れない限り)

  • 設置の一手間をかけたくない

「なんとなくおしゃれだから」だけで導入すると、VESA非対応で詰んだり、耐荷重不足で数ヶ月後にガタついたりする可能性があります。自分の使い方に本当に必要かどうかを、この記事のチェックリストで一度確認してみてください。


導入するなら、どんなモデルを選ぶべきか

耐荷重・調整範囲・保証年数は、価格だけでは判断しにくいポイントです。当マガジンでは、10年保証というメーカー保証の長さが特徴のモニターアームをレビューしています。

デュアルモニター運用を考えているなら[Ergotron LX デュアルモニターアーム評価]、すでに1台使っていて2台目を追加したい場合は[Ergotron LX 追加用アーム評価](マルチモニター化キット)が候補になります。


よくある疑問(FAQ)

Q1. VESA規格がないモニターでも使える方法はありますか?
A. 一部のメーカーからVESA変換プレートが販売されている場合がありますが、モニターの重量や取り付け強度によっては非対応のこともあります。基本的にはVESA規格対応モニターでの使用が前提です。

Q2. クランプ式とグロメット式、どちらが良いですか?
A. クランプ式は机の端に挟むだけで設置でき、賃貸住宅でも扱いやすい方式です。グロメット式は机に穴を開けて固定するため安定性は高いですが、机の天板に穴あけが必要になります。

Q3. ノートパソコンでもモニターアームは使えますか?
A. モニターアーム自体はモニター専用ですが、別売りのノートPCトレイを組み合わせることで、ノートパソコンをアーム上に設置できる製品もあります。

Q4. 耐荷重はどう確認すればいいですか?
A. お使いのモニターの背面や取扱説明書に記載されている重量(kg)を確認し、アームの対応重量範囲内に収まっているかをチェックしてください。上限ギリギリの重量では、時間経過とともに下がってくるリスクがあります。

Q5. モニターアームの保証年数はどれくらいが目安ですか?
A. 製品によって差がありますが、長期間の使用を前提とするなら、保証年数が明記されているモデルを選ぶと安心です。


まとめ|「今の使い方」に合っているかで判断する

モニターアームは、デスクスペースの確保・高さ調整の自由度・複数モニター運用のしやすさという明確なメリットがある一方、VESA規格の確認・耐荷重の確認・取り付けの一手間が必要な道具でもあります。

「なんとなく便利そう」で選ぶのではなく、VESA規格・耐荷重・自分の作業スタイル(座る/立つの切り替え頻度、モニター台数)を基準に、本当に必要かどうかを判断していただければと思います。

長く使う前提の道具になるので、即決よりも比較検討をお勧めします。まずAmazonのカートに保存しておくことで、お使いのモニターとの相性をじっくり確認できます。

▼ まずカートに保存して、じっくり比較検討する

2台目の追加を検討している場合は[Ergotron LX 追加用アーム評価]もあわせてご覧ください。


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