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ご祝儀を徴収しない結婚式を開催します。"本当の意味で"ゲストのことを考えた結婚式をするぞ!

私世代=アラサーの皆さんは、もしかしたら「結婚式」と聞いたときに、キラキラしたイメージのほかにちょっとどす黒いものを感じるのではなかろうか。

…はい、一番が「ご祝儀問題」

以前の記事にも書いたが、一般人の懐がジャブジャブだった(しかも税金も社会保険料も今より少ない)バブル時代ですら1万円だったご祝儀。

平均年収が上がらず国に払う金ばかり増えた物価高の現代、いくらですか?

…という不満はこちらの記事で存分に吐いているので、どぞ。

「ゲストのことを考えた結婚式」と当のゲストのズレ

最近、結婚式の広告が山のように押し寄せてくる。
私が明らかに新婚がググるようなワードでググっているからか、METAやGoogleに盗聴されているのか知らないが。

その中でよく見るコピーが「ゲストのための」「ゲストのことを考えた」結婚式というもの。

ほほう、さぞ無駄がなくご祝儀もお安いのでしょうな?
と思いきや…

「ゲストのため」というのが、まさかの「ゲストを壇上に乗せる」「ゲストと話す時間を増やす」「ゲストにもウェディングケーキを食わせる」「ゲストを主役に」というものだった。

…それって、新郎新婦の負担軽減策であって、ゲストのためではないのでは???????

(まぁ「ゲスト=消費者」だとすれば、プランニング会社からしたら"ゲストのため"なのかもしれないが、さすがに叙述トリックが過ぎる)

ゲストが「本当にしてほしいこと」と、主催者側が思う「ゲストのため」は明らかに乖離している。

本当の意味でゲストのことを考えてみた

本件に関しては、幸いにも旦那も同意見だった。

こちらの記事にもある通り、旦那は親族のためにも結婚式をしたいと考える「育ちのいい側」である。

だからこそ、マナーだのしきたりだのに思考停止的な「祝いの金くらい気持ちよく払おうぜ」側だと思っていたが…。

閑話休題。

「ゲストのため」を一番に旦那と考えた親戚のみの結婚式は、以下のようになった。

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  1. ご祝儀:徴収ナシ。そのため受付人員も必要なし。代わりに引き出物もお車代もなし(そもそも遠方の人もいないので問題ない)。

  2. 披露宴:下は1歳から上は83歳まで参加するため、ナシ。代わりに会場近くの個室レストランで会費制の会食を開催。

  3. マナー:服装で迷わせてしまうことがないよう、招待状にドレスコードを明記。挙式会場にも失礼がないよう事前にNGなどを打ち合わせ済み。

  4. 時間・時期:着付けやヘアセットなども考慮し、午後集合。酷暑も極寒も台風も避けられる時期に開催。お日柄も気にしない方針だったが、たまたま良き日だった。

  5. 交通:車社会なので、駐車場も手配済み。タクシーでの来場者にはタクシーチケットも手配予定。控室や更衣室も手配しているので正装で電車に乗る必要なし。

  6. 子連れ:「会食のみ参加」の選択も。そのため挙式中にお子さんのふるまいに気を張り続ける必要なし。会食も個室なので、お子さんが騒いだり歩き回っても問題なし。

  7. 個人的な思想:ブライダル業界のビジネスモデルが好きになれないので、プランニング会社を挟まない神社での挙式に。オプションやお気持ち営業のゴリ押しもなく打ち合わせも快適。親への手紙などのお涙演出もなし。

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もちろんこれでも多少の不便や困難は生じてしまうだろうが、一般的な結婚式のダルい部分はできるかぎり廃除できたはずだ。

「結婚式に招待されること自体迷惑」と考える人もいるだろうが、招待する人は全員親戚であり、全員新郎または新婦が結婚式に参列しているメンバーである。自分は招待したくせに「招待は迷惑」という理屈は通用しないはずだ。(そもそもそんなこと言う奴は親戚にいないが)

また、私の親戚と比べて旦那の親戚は圧倒的に多いのだが、それに合わせるために友人を呼ぶのも旦那の親戚を絞るのも失礼な話なので、そこは「気にしない」ということで合意を取った。

友人を招いてのパーティは会費制で

結婚式や披露宴に関しては「ご祝儀」「人によって違う不文律マナー」がダルいのであって、友達の晴れ姿を見たり、同窓会のような雰囲気を味わえたり、友達の友達と知り合えるのは、めちゃくちゃ楽しい(個人の感想)。

それに、違う世界線の友人同士を、知り合わせてもみたい。夢みたいに。
(ここでいう夢はレム睡眠時に見る夢のこと)

ということで、友人を招くための結婚パーティーを、北海道の文化に倣って会費制で行うことにした。

これが友人にも好評で、
「会費制助かる~!」
「会費制、ネットで知っていいなぁって思ってたんだよね!」
との声をいただけている。生涯独身を貫く友人も何人かいるが、彼女らは特に「自分のときに返ってくる」という希望がないため、やはり会費制の方がいいだろう。

(正直自分がご祝儀を払った友人から返ってこないのかぁ…という気持ちもなくはないが。ご祝儀をもらうスタイルももらわないスタイルも、等しく自己満なのでこれは仕方がない。)

パーティーに関しては詳細未定だが、こちらもゲストのためを考えて計画していきたい。

一人だけ迷惑をかけたゲストはいる

ただ、ここまで綺麗事を並べてきたが、たった一人、迷惑をかけているゲストがいる。

私の祖母だ。

私の祖母は典型的な「田舎の良妻賢母」である。
ドップリゆとり世代の私にはまったく感覚が分からないが、祖母は
ヨボヨボの老人が結婚式に参加しても迷惑だから」
「おばあちゃんのことは気にしなくていいから」
と参加を断ったのだ。
(全然歩けるし年齢の割に健康体ではある)

しかし、この晩婚化時代、(不謹慎な言い方だが)結婚式のタイミングで祖母や祖父が生きているというのは割とレアケースである。
現に旦那の祖父母は全員亡くなっているし、私もその祖母しか存命でない。

過度に謙虚で遠慮がちな祖母が、もし亡くなるときに孫の結婚式に行かなかったことを後悔したら…。
そして私も、祖母が亡くなるときに晴れ姿を見せなかったことを後悔したら…

私の祖父(この祖母の夫)は、コロナ禍で私が会えなかった時期に亡くなっている。

だからこそ、私は孫パワーで祖母に大迷惑をかけた。

「え~~いいじゃん!いいじゃん!来てよ~!お願い!みんな優しいしそんな畏まらないから大丈夫だようぅ~~!!!!

旦那もおじいさんおばあさんみんな亡くなってるから、おばあちゃんには来てほしいって言ってるもん~~~!!!」

…祖母世代には理屈よりも感情と根性の方が伝わるのだ。

(たぶん「参加させてもらう」スタンスより「孫に頼まれて仕方なく行く」方が参加しやすいのだと思う)

この孫パワーゴリ押し作戦により、祖母は来てくれることになった。


これ以上の迷惑は、ゲストにかけないような結婚式にしたい。



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